四半期報告書-第21期第1四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/05/13 10:06
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、ワクチン接種が進んでいる先進国を中心に行動制限緩和により回復傾向となったものの、一部の地域では新型コロナウイルスの変異株の再拡大の動きがみられたことや、2022年2月のロシアによるウクライナへの軍事侵攻、及び諸国のロシアへの経済制裁措置等により、世界経済は依然不透明な状況にあります。わが国経済においては、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいるものの、新型コロナウイルスの感染拡大前の水準には戻っておらず、引き続き景気の回復に予断を許さない状況が続きました。
このような状況の中、地域により多少状況は異なったものの、当社グループ全体では事業に大きな影響を受けずに、引き続きPCオンライン事業及びモバイル事業を展開し、ユーザーの皆様に楽しんでいただける高品質なゲームの開発、コンテンツの獲得、新規ゲームタイトルの配信に努めるとともに、既存ゲームタイトルのアップデートを推し進めてまいりました。具体的には、(ⅰ)大規模マルチプレイヤーオンラインゲームへの注力、(ⅱ)PC、コンソール及びモバイル等、あらゆるプラットフォームでのサービス提供、(ⅲ)自社IPの活用、(ⅳ)特別に価値のある新規IPへの投資、を集中戦略として設定し、グローバル事業の成長に取り組んでまいりました。
当第1四半期連結累計期間においては、韓国における『メイプルストーリー』(MapleStory)の売上収益が減少したものの、その他の主要タイトルが堅調に推移したとともに、3月24日に韓国で配信を開始した『アラド戦記モバイル』(Dungeon&Fighter Mobile)が好調なスタートをきりました。加えて、主要通貨に対する円安の進行により為替レートのプラス影響を受けたことから、売上収益が前年同期比で増加しました。
韓国においては、『EA SPORTS™ FIFA ONLINE 4』が過去最高の売上収益を更新し、『サドンアタック』(Sudden Attack)が前年同期比で成長しましたが、前年同期に好調だった『メイプルストーリー』(MapleStory)や『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)が減収となったことから、PCオンラインゲームの売上収益は前年同期比で減少しました。『メイプルストーリー』(MapleStory)については、昨年に引き続き、短期的な売上獲得よりも中長期的なユーザーとの関係強化に注力しました。その結果、ユーザーの満足度を示すネットプロモータースコアは継続的に改善し、確率型アイテムに起因する問題が発生する以前の好調な時期と、ほぼ同等の水準まで回復しています。モバイルゲームは、『EA SPORTS™ FIFA ONLINE 4M』が過去最高の売上収益を更新したことや、『アラド戦記モバイル』(Dungeon&Fighter Mobile)及び前第4四半期連結会計期間に配信を開始した『ブルーアーカイブ』(Blue Archive)が増収に寄与したことから、売上収益は前年同期比で増加しました。PCオンラインの減収がモバイルの増収を上回った結果、韓国全体では、売上収益が前年同期比で減少しました。
中国においては、主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の増収により、売上収益が前年同期比で増加しました。『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)については、旧正月アップデートにおけるパッケージ販売がユーザーに好評だったことから、売上収益が前年同期比で増加しました。前四半期に引き続き、短期的な売上獲得よりもユーザーエンゲージメント向上に注力しており、ユーザー指標は安定的に推移しています。
日本においては、『カウンターサイド』(CounterSide)の増収寄与があったものの、『TRAHA』、『V4』及び『ブルーアーカイブ』(Blue Archive)の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。
北米及び欧州においては、『ブルーアーカイブ』(Blue Archive)の増収寄与や『メイプルストーリーM』(MapleStory M)の成長があったものの、『Choices: Stories You Play』や『メイプルストーリー』(MapleStory)の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。
その他の地域においては、主に『メイプルストーリー』(MapleStory)及び『メイプルストーリーM』(MapleStory M)の成長や『ブルーアーカイブ』(Blue Archive)の増収寄与により、売上収益は前年同期比で大幅に増加しました。
費用面では、従業員数の増加や定期昇給に伴う人件費の増加や、『EA SPORTS™ FIFA ONLINE 4』に係るロイヤリティ費用の増加により、売上原価は前年同期比で増加しました。販売費及び一般管理費は、従業員数の増加や定期昇給、及びストック・オプション費用の増加による人件費の増加や広告宣伝費の増加により、前年同期比で増加しました。
また、外貨建ての現金預金等に係る為替差益が前年同期比で減少したものの、Six Waves Inc.株式の譲渡に係る持分法で会計処理されている投資の売却益が発生したことから、前年同期比で金融収益は増加しました。
上記の結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は91,034百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益は38,520百万円(同11.1%減)、税引前四半期利益は57,201百万円(同10.0%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は40,261百万円(同12.5%減)となりました。
報告セグメントの当第1四半期連結累計期間の業績は、次のとおりであります。
① 日本
当第1四半期連結累計期間の売上収益は1,270百万円(前年同期比5.2%減)、セグメント損失は3,075百万円(前年同期は2,285百万円の損失)となりました。
② 韓国
当第1四半期連結累計期間の売上収益は85,375百万円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益は43,044百万円(同5.6%減)となりました。韓国セグメントの売上収益には、子会社であるNEXON Korea Corporationの傘下にあるNEOPLE INC.の中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれます。
③ 中国
当第1四半期連結累計期間の売上収益は899百万円(前年同期比14.4%減)、セグメント利益は506百万円(同31.2%減)となりました。
④ 北米
当第1四半期連結累計期間の売上収益は3,077百万円(前年同期比24.5%減)、セグメント損失は615百万円(前年同期は262百万円の利益)となりました。
⑤ その他
当第1四半期連結累計期間の売上収益は413百万円(前年同期比19.1%増)、セグメント損失は1,224百万円(前年同期は1,023百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産、負債及び資本の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は1,047,925百万円であり、前連結会計年度末に比べて61,293百万円増加しております。主な増加要因は、現金及び現金同等物の増加(前期末比10,859百万円増)、営業債権及びその他の債権の増加(同30,309百万円増)、その他の預金の増加(同9,502百万円増)及び持分法で会計処理されている投資の増加(同7,030百万円増)によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は159,601百万円であり、前連結会計年度末に比べて18,862百万円増加しております。主な増加要因は、未払法人所得税の増加(前期末比9,834百万円増)及びその他の流動負債の増加(同7,490百万円増)によるものであります。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末における資本の残高は888,324百万円であり、前連結会計年度末に比べて42,431百万円増加しております。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する四半期利益計上等に伴う利益剰余金の増加(前期末比35,802百万円増)によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は83.9%(前連結会計年度末は84.8%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10,859百万円増加し、376,098百万円となりました。当該増加には資金に係る為替変動による影響16,899百万円が含まれております。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は18,048百万円(前年同期は17,933百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期利益57,201百万円によるものであり、主な減少要因は、為替差益12,209百万円、営業債権及びその他の債権の増加額28,065百万円によるものであります。
前年同期と比べて、税引前四半期利益が減少し、営業債権及びその他の債権が増加したものの、為替差益の減少、その他の流動資産の減少、仕入債務及びその他の債務の増加及び法人所得税の支払額の減少により、営業活動による収入が微増となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,477百万円(前年同期は32,829百万円の支出)となりました。主な収入要因は、持分法で会計処理されている投資の売却による収入9,377百万円及び連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の売却による収入5,761百万円であり、主な支出要因は、持分法で会計処理されている投資の取得による支出7,184百万円、連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の取得による支出5,365百万円、長期前払費用の増加を伴う支出1,432百万円及び長期貸付金の貸付による支出1,399百万円によるものであります。
前年同期と比べて、有価証券の取得による支出と定期預金への預入れが減少したことにより、投資活動による支出が減少いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は22,611百万円(前年同期は2,846百万円の支出)となりました。主な支出要因は、自己株式の取得による支出17,230百万円及び配当金の支払額4,457百万円によるものであります。
前年同期と比べて、自己株式の取得による支出が発生し、配当金の支払額が増加したことにより、財務活動による支出が増加いたしました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更又は新たに生じた事項はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5,790百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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