四半期報告書-第20期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社グループは、当社グループの主力事業であるPCオンラインゲーム及びモバイルゲーム市場の成長速度を予測することが難しく、ユーザーの嗜好や人気タイトルの有無などの不確定要素に収益が大きく左右されることから、株主と投資家の皆様により正確な情報を提供するために、四半期報告書の経営成績の状況につきましては、前年同四半期連結会計期間との比較・分析を中心に説明を行っております。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結会計期間における世界経済は、国や地域ごとの感染状況や経済対策の違いにより、経済の回復にばらつきはあるものの、大型経済対策やワクチン接種の普及により、米国や中国では経済の回復基調が継続しております。わが国経済においては、新型コロナワクチンの接種が進み、回復の兆しが少しずつ見られたものの、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が度重なり発出されるなど、不透明な状況が続きました。
このような状況の中、地域により多少状況は異なったものの、当社グループ全体では事業に大きな影響を受けずに、引き続きPCオンライン事業及びモバイル事業を展開し、ユーザーの皆様に楽しんでいただける高品質なゲームの開発、コンテンツの獲得、新規ゲームタイトルの配信に努めるとともに、既存ゲームタイトルのアップデートを推し進めてまいりました。具体的には、(ⅰ)大規模マルチプレイヤーオンラインゲームへの注力、(ⅱ)PC、コンソール及びモバイル等、あらゆるプラットフォームでのサービス提供、(ⅲ)自社IPの活用、(ⅳ)特別に価値のある新規IPへの投資、を集中戦略として設定し、グローバル事業の成長に取り組んでまいりました。
当第3四半期連結会計期間においては、第3四半期連結会計期間で過去最高の売上収益を達成した前第3四半期連結会計期間との比較により、売上収益が前年同期比で減少しました。
韓国においては、『メイプルストーリー』(MapleStory)の売上収益が前年同期比で減少したものの、『EA SPORTS ™ FIFA ONLINE 4』、『サドンアタック』(Sudden Attack)及び『アラド戦記』(Dungeon&Fighter) といったその他の主力タイトルが前年同期比で成長したことから、PCオンラインゲームの売上収益は前年同期比で増加しました。『メイプルストーリー』(MapleStory)については、第2四半期連結会計期間に引き続き、当第3四半期連結会計期間もユーザーの信頼回復に注力してまいりました。その結果、ユーザーの満足度を示す指標であるネットプロモータースコアが、当第3四半期連結会計期間において継続的に改善傾向にあり、実施したイベントやコンテンツアップデートはユーザーから好評を得ました。モバイルゲームでは、『V4』、『KartRider Rush+』に加え、配信開始直後であった『風の王国:Yeon』(The Kingdom of the Winds: Yeon)の増収寄与により過去最高のモバイル売上収益を記録した前第3四半期連結会計期間との比較で、売上収益が減少しました。これらの結果、韓国全体では、売上収益が前年同期比で減少しました。
中国においては、主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の増収により、売上収益が前年同期比で増加しました。『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)については、7月の夏季アップデートや9月の国慶節アップデートが好評であったことから、売上収益が増加しました。コンテンツアップデートや8月に就任した新統括ディレクターによる新しい取り組みがユーザーから好評を得たことから、ユーザーエンゲージメントの改善がみられ、前年同期比で課金ユーザー数やARPPUが増加しました。
日本においては、『メイプルストーリー』(MapleStory)の成長や、『ブルーアーカイブ』(BlueArchive)及び『EA SPORTS ™ FIFA MOBILE』の増収寄与があったものの、『TRAHA』や『メイプルストーリーM』(MapleStory M)の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。
北米及び欧州においては、『メイプルストーリーM』(MapleStory M)が成長し、8月19日に配信を開始した『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』(KonoSuba: God's Blessing on this Wonderful World! Fantastic Days)の増収寄与があったものの、『Choices: Stories You Play』や『V4』の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。
その他の地域においては、『KartRider Rush+』及び『V4』が減収となったものの、『メイプルストーリー』(MapleStory)及び『メイプルストーリーM』(MapleStory M)の成長により、売上収益が前年同期比で増加しました。
費用面では、主に韓国における新報酬制度の導入による人件費の増加があったものの、『風の王国:Yeon』(The Kingdom of the Winds: Yeon)に係るロイヤリティ費用の減少により、売上原価は前年同期比で減少しました。販売費及び一般管理費は、韓国における新報酬制度の導入やストック・オプション費用の増加により人件費及び研究開発費が増加した一方、モバイルゲームによるプラットフォーム手数料や広告宣伝費が減少したことにより、前年同期比で減少しました。その他の費用は、連結子会社であるBig Huge Games, Inc.に係るのれんの減損損失を計上した前第3四半期連結会計期間との比較で減少しました。
また、当第3四半期連結会計期間において外貨建ての現金預金等について為替差益が発生したことにより、前年同期比で金融収益は増加しました。
加えて、暗号資産の市場価格の変動により、当第3四半期連結会期間に暗号資産について、再評価による損失の戻入1,714百万円を計上しております。
上記の結果、当第3四半期連結会計期間の売上収益は75,890百万円(前年同期比4.4%減)、営業利益は29,835百万円(同8.1%増)、税引前四半期利益は48,358百万円(同111.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は37,902百万円(同132.1%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間については、売上収益は220,212百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益は88,565百万円(同7.6%減)、税引前四半期利益は125,828百万円(同14.8%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は92,893百万円(同8.0%増)となっております。
報告セグメントの当第3四半期連結累計期間の業績は、次のとおりであります。
① 日本
当第3四半期連結累計期間の売上収益は3,704百万円(前年同期比25.6%増)、セグメント損失は7,548百万円(前年同期は1,913百万円の損失)となりました。
② 韓国
当第3四半期連結累計期間の売上収益は201,434百万円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益は97,144百万円(同9.7%減)となりました。韓国セグメントの売上収益には、子会社であるNEXON Korea Corporationの傘下にあるNEOPLE INC.の中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれます。
③ 中国
当第3四半期連結累計期間の売上収益は2,624百万円(前年同期比19.5%増)、セグメント利益は1,559百万円(同14.7%増)となりました。
④ 北米
当第3四半期連結累計期間の売上収益は11,486百万円(前年同期比8.0%減)、セグメント利益は619百万円(前年同期は1,009百万円の損失)となりました。
⑤ その他
当第3四半期連結累計期間の売上収益は964百万円(前年同期比42.8%減)、セグメント損失は3,430百万円(前年同期は1,737百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産、負債及び資本の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は957,998百万円であり、前連結会計年度末に比べて95,837百万円増加しております。主な増加要因は、現金及び現金同等物の増加(前期末比219,451百万円増)、営業債権及びその他の債権の増加(同13,937百万円増)及びその他の金融資産の増加(同27,723百万円増)によるものであり、主な減少要因は、その他の預金の減少(同174,885百万円減)によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は140,174百万円であり、前連結会計年度末に比べて1,542百万円減少しております。主な増加要因は、未払法人所得税の増加(前期末比1,381百万円増)及びその他の流動負債の増加(同3,247百万円増)によるものであり、主な減少要因は、借入金の減少(同2,094百万円減)及び引当金の減少(同3,536百万円減)によるものであります。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末における資本の残高は817,824百万円であり、前連結会計年度末に比べて97,379百万円増加しております。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する四半期利益計上等に伴う利益剰余金の増加(前期末比89,844百万円増)によるものであります。
なお、当第3四半期連結会計期間中に行った第三者割当増資により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ7,814百万円、非支配持分が204百万円及び在外営業活動体の換算差額が95百万円それぞれ増加する一方で、資本剰余金が15,927百万円減少しております。
これらの結果、親会社所有者帰属持分比率は84.3%(前連結会計年度末は82.3%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ219,451百万円増加し、472,021百万円となりました。当該増加には資金に係る為替変動による影響20,574百万円が含まれております。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は61,204百万円(前年同期は107,865百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期利益125,828百万円によるものであり、主な減少要因は、為替差益29,143百万円及び法人所得税の支払額31,005百万円によるものであります。
前年同期と比べて、税引前四半期利益が増加した一方で、営業活動以外から生じた為替差益が増加し、法人所得税の支払額も増加したため、営業活動による収入が減少いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は142,589百万円(前年同期は79,455百万円の支出)となりました。主な収入要因は、定期預金の純減少額180,258百万円及び連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の売却による収入27,788百万円によるものであり、主な支出要因は、有価証券の取得による支出24,756百万円及び連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の取得による支出28,965百万円によるものであります。
前年同期と比べて、定期預金の減少と有価証券の取得による支出の減少により、投資活動による収入が増加いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は4,916百万円(前年同期は3,581百万円の支出)となりました。主な支出要因は、配当金の支払額4,440百万円によるものであります。
前年同期と比べて、自己株式の取得による支出がなくなった一方で、短期借入金が減少し、ストック・オプションの行使による収入も減少したため、財務活動による支出が増加いたしました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更又は新たに生じた事項はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は15,113百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当社グループは、当社グループの主力事業であるPCオンラインゲーム及びモバイルゲーム市場の成長速度を予測することが難しく、ユーザーの嗜好や人気タイトルの有無などの不確定要素に収益が大きく左右されることから、株主と投資家の皆様により正確な情報を提供するために、四半期報告書の経営成績の状況につきましては、前年同四半期連結会計期間との比較・分析を中心に説明を行っております。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結会計期間における世界経済は、国や地域ごとの感染状況や経済対策の違いにより、経済の回復にばらつきはあるものの、大型経済対策やワクチン接種の普及により、米国や中国では経済の回復基調が継続しております。わが国経済においては、新型コロナワクチンの接種が進み、回復の兆しが少しずつ見られたものの、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が度重なり発出されるなど、不透明な状況が続きました。
このような状況の中、地域により多少状況は異なったものの、当社グループ全体では事業に大きな影響を受けずに、引き続きPCオンライン事業及びモバイル事業を展開し、ユーザーの皆様に楽しんでいただける高品質なゲームの開発、コンテンツの獲得、新規ゲームタイトルの配信に努めるとともに、既存ゲームタイトルのアップデートを推し進めてまいりました。具体的には、(ⅰ)大規模マルチプレイヤーオンラインゲームへの注力、(ⅱ)PC、コンソール及びモバイル等、あらゆるプラットフォームでのサービス提供、(ⅲ)自社IPの活用、(ⅳ)特別に価値のある新規IPへの投資、を集中戦略として設定し、グローバル事業の成長に取り組んでまいりました。
当第3四半期連結会計期間においては、第3四半期連結会計期間で過去最高の売上収益を達成した前第3四半期連結会計期間との比較により、売上収益が前年同期比で減少しました。
韓国においては、『メイプルストーリー』(MapleStory)の売上収益が前年同期比で減少したものの、『EA SPORTS ™ FIFA ONLINE 4』、『サドンアタック』(Sudden Attack)及び『アラド戦記』(Dungeon&Fighter) といったその他の主力タイトルが前年同期比で成長したことから、PCオンラインゲームの売上収益は前年同期比で増加しました。『メイプルストーリー』(MapleStory)については、第2四半期連結会計期間に引き続き、当第3四半期連結会計期間もユーザーの信頼回復に注力してまいりました。その結果、ユーザーの満足度を示す指標であるネットプロモータースコアが、当第3四半期連結会計期間において継続的に改善傾向にあり、実施したイベントやコンテンツアップデートはユーザーから好評を得ました。モバイルゲームでは、『V4』、『KartRider Rush+』に加え、配信開始直後であった『風の王国:Yeon』(The Kingdom of the Winds: Yeon)の増収寄与により過去最高のモバイル売上収益を記録した前第3四半期連結会計期間との比較で、売上収益が減少しました。これらの結果、韓国全体では、売上収益が前年同期比で減少しました。
中国においては、主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の増収により、売上収益が前年同期比で増加しました。『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)については、7月の夏季アップデートや9月の国慶節アップデートが好評であったことから、売上収益が増加しました。コンテンツアップデートや8月に就任した新統括ディレクターによる新しい取り組みがユーザーから好評を得たことから、ユーザーエンゲージメントの改善がみられ、前年同期比で課金ユーザー数やARPPUが増加しました。
日本においては、『メイプルストーリー』(MapleStory)の成長や、『ブルーアーカイブ』(BlueArchive)及び『EA SPORTS ™ FIFA MOBILE』の増収寄与があったものの、『TRAHA』や『メイプルストーリーM』(MapleStory M)の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。
北米及び欧州においては、『メイプルストーリーM』(MapleStory M)が成長し、8月19日に配信を開始した『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』(KonoSuba: God's Blessing on this Wonderful World! Fantastic Days)の増収寄与があったものの、『Choices: Stories You Play』や『V4』の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。
その他の地域においては、『KartRider Rush+』及び『V4』が減収となったものの、『メイプルストーリー』(MapleStory)及び『メイプルストーリーM』(MapleStory M)の成長により、売上収益が前年同期比で増加しました。
費用面では、主に韓国における新報酬制度の導入による人件費の増加があったものの、『風の王国:Yeon』(The Kingdom of the Winds: Yeon)に係るロイヤリティ費用の減少により、売上原価は前年同期比で減少しました。販売費及び一般管理費は、韓国における新報酬制度の導入やストック・オプション費用の増加により人件費及び研究開発費が増加した一方、モバイルゲームによるプラットフォーム手数料や広告宣伝費が減少したことにより、前年同期比で減少しました。その他の費用は、連結子会社であるBig Huge Games, Inc.に係るのれんの減損損失を計上した前第3四半期連結会計期間との比較で減少しました。
また、当第3四半期連結会計期間において外貨建ての現金預金等について為替差益が発生したことにより、前年同期比で金融収益は増加しました。
加えて、暗号資産の市場価格の変動により、当第3四半期連結会期間に暗号資産について、再評価による損失の戻入1,714百万円を計上しております。
上記の結果、当第3四半期連結会計期間の売上収益は75,890百万円(前年同期比4.4%減)、営業利益は29,835百万円(同8.1%増)、税引前四半期利益は48,358百万円(同111.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は37,902百万円(同132.1%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間については、売上収益は220,212百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益は88,565百万円(同7.6%減)、税引前四半期利益は125,828百万円(同14.8%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は92,893百万円(同8.0%増)となっております。
報告セグメントの当第3四半期連結累計期間の業績は、次のとおりであります。
① 日本
当第3四半期連結累計期間の売上収益は3,704百万円(前年同期比25.6%増)、セグメント損失は7,548百万円(前年同期は1,913百万円の損失)となりました。
② 韓国
当第3四半期連結累計期間の売上収益は201,434百万円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益は97,144百万円(同9.7%減)となりました。韓国セグメントの売上収益には、子会社であるNEXON Korea Corporationの傘下にあるNEOPLE INC.の中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれます。
③ 中国
当第3四半期連結累計期間の売上収益は2,624百万円(前年同期比19.5%増)、セグメント利益は1,559百万円(同14.7%増)となりました。
④ 北米
当第3四半期連結累計期間の売上収益は11,486百万円(前年同期比8.0%減)、セグメント利益は619百万円(前年同期は1,009百万円の損失)となりました。
⑤ その他
当第3四半期連結累計期間の売上収益は964百万円(前年同期比42.8%減)、セグメント損失は3,430百万円(前年同期は1,737百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産、負債及び資本の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は957,998百万円であり、前連結会計年度末に比べて95,837百万円増加しております。主な増加要因は、現金及び現金同等物の増加(前期末比219,451百万円増)、営業債権及びその他の債権の増加(同13,937百万円増)及びその他の金融資産の増加(同27,723百万円増)によるものであり、主な減少要因は、その他の預金の減少(同174,885百万円減)によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は140,174百万円であり、前連結会計年度末に比べて1,542百万円減少しております。主な増加要因は、未払法人所得税の増加(前期末比1,381百万円増)及びその他の流動負債の増加(同3,247百万円増)によるものであり、主な減少要因は、借入金の減少(同2,094百万円減)及び引当金の減少(同3,536百万円減)によるものであります。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末における資本の残高は817,824百万円であり、前連結会計年度末に比べて97,379百万円増加しております。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する四半期利益計上等に伴う利益剰余金の増加(前期末比89,844百万円増)によるものであります。
なお、当第3四半期連結会計期間中に行った第三者割当増資により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ7,814百万円、非支配持分が204百万円及び在外営業活動体の換算差額が95百万円それぞれ増加する一方で、資本剰余金が15,927百万円減少しております。
これらの結果、親会社所有者帰属持分比率は84.3%(前連結会計年度末は82.3%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ219,451百万円増加し、472,021百万円となりました。当該増加には資金に係る為替変動による影響20,574百万円が含まれております。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は61,204百万円(前年同期は107,865百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期利益125,828百万円によるものであり、主な減少要因は、為替差益29,143百万円及び法人所得税の支払額31,005百万円によるものであります。
前年同期と比べて、税引前四半期利益が増加した一方で、営業活動以外から生じた為替差益が増加し、法人所得税の支払額も増加したため、営業活動による収入が減少いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は142,589百万円(前年同期は79,455百万円の支出)となりました。主な収入要因は、定期預金の純減少額180,258百万円及び連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の売却による収入27,788百万円によるものであり、主な支出要因は、有価証券の取得による支出24,756百万円及び連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の取得による支出28,965百万円によるものであります。
前年同期と比べて、定期預金の減少と有価証券の取得による支出の減少により、投資活動による収入が増加いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は4,916百万円(前年同期は3,581百万円の支出)となりました。主な支出要因は、配当金の支払額4,440百万円によるものであります。
前年同期と比べて、自己株式の取得による支出がなくなった一方で、短期借入金が減少し、ストック・オプションの行使による収入も減少したため、財務活動による支出が増加いたしました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更又は新たに生じた事項はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は15,113百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。