四半期報告書-第20期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

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2021/08/11 15:30
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37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社グループは、当社グループの主力事業であるPCオンラインゲーム及びモバイルゲーム市場の成長速度を予測することが難しく、ユーザーの嗜好や人気タイトルの有無などの不確定要素に収益が大きく左右されることから、株主と投資家の皆様により正確な情報を提供するために、四半期報告書の経営成績の状況につきましては、前年同四半期連結会計期間との比較・分析を中心に説明を行っております。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結会計期間における世界経済は、金融・財政政策やワクチン接種の普及などから米国ではコロナ危機前近くまで回復しており、中国でも高い経済成長率を示すなど回復傾向となったものの、欧州各国においては新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の影響により経済活動が抑制されるなど、引き続き先行きが不透明な地域も見受けられました。わが国経済においては、ワクチン接種が開始されたものの、緊急事態宣言の再発出など、依然として厳しい状況で推移しました。
このような状況の中、地域により多少状況は異なったものの、当社グループ全体では事業に大きな影響を受けずに、引き続きPCオンライン事業及びモバイル事業を展開し、ユーザーの皆様に楽しんでいただける高品質なゲームの開発、コンテンツの獲得、新規ゲームタイトルの配信に努めるとともに、既存ゲームタイトルのアップデートを推し進めてまいりました。具体的には、(ⅰ)大規模マルチプレイヤーオンラインゲームへの注力、(ⅱ)PC、コンソール及びモバイル等、あらゆるプラットフォームでのサービス提供、(ⅲ)自社IPの活用、(ⅳ)特別に価値のある新規IPへの投資、を集中戦略として設定し、グローバル事業の成長に取り組んでまいりました。
当第2四半期連結会計期間においては、高い比較対象である前第2四半期連結会計期間との比較により、売上収益が前年同期比で減少しました。
韓国においては、『EA SPORTS™ FIFA ONLINE 4』及び『サドンアタック』(Sudden Attack)が前年同期比で成長しましたが、『メイプルストーリー』(MapleStory)及び『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の売上収益が前年同期比で減少したことから、PCオンラインゲームの売上収益は前年同期比で減少しました。『メイプルストーリー』(MapleStory)については、2月後半に発生した確率型アイテムに関するユーザーからの指摘に対応し、補償の提供や有料確率型アイテムの確率公開、ユーザーとの対話など、あらゆる対応を迅速に進めてまいりました。その結果、2月から減少していたアクティブユーザー数は、4月後半以降安定化し始め、6月17日に実施した夏季アップデートにより、6月後半には一定の回復が見られました。現在も信頼回復に向けた取り組みの途上であり、アイテム獲得率のモニタリングシステムの導入や、ユーザーフィードバックをもとにしたゲームエクスペリエンスや利便性の向上など、これからもユーザーの信頼回復及びより良いゲーム作りに注力してまいります。モバイルゲームでは、『V4』及び『KartRider Rush+』の売上収益が減少したものの、『風の王国:Yeon』(The Kingdom of the Winds: Yeon)による増収寄与や、『EA SPORTS™ FIFA ONLINE 4M』の成長により、売上収益が前年同期比で増加しました。その結果、韓国全体では、売上収益が前年同期比で横ばいとなりました。
中国においては、主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)については、ユーザー指標の減少が続く中、6月17日に実施した13周年アップデートによりユーザー指標が反発しましたが、当第2四半期連結会計期間全体としては、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数が前年同期比で減少した結果、売上収益は減少しました。
日本においては、前連結会計年度に配信を開始した『V4』及び『EA SPORTS™ FIFA MOBILE』に加えて、第1四半期連結会計期間に配信を開始した『ブルーアーカイブ』(BlueArchive)の増収寄与があったものの、『TRAHA』や『メイプルストーリーM』(MapleStory M)の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。
北米及び欧州においては、主に『メイプルストーリー』(MapleStory)及び『メイプルストーリーM』(MapleStory M)が増収したものの、『Choices: Stories You Play』の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。
その他の地域においても、『メイプルストーリー』(MapleStory)及び『メイプルストーリーM』(MapleStory M)が増収したものの、『KartRider Rush+』や『V4』の減収により、売上収益が前年同期比で減少しました。
費用面では、主に韓国における新報酬制度の導入による人件費の増加や、『風の王国:Yeon』(The Kingdom of the Winds: Yeon)と『EA SPORTS™ FIFA ONLINE 4』に係るロイヤリティ費用の増加により、売上原価が前年同期比で増加しました。販売費及び一般管理費は、広告宣伝費やモバイルゲームによるプラットフォーム手数料が減少した一方、韓国における新報酬制度の導入やストック・オプション費用の増加による人件費の増加及び研究開発費の増加により、前年同期比で増加しました。
また、当第2四半期連結会計期間において外貨建ての現金預金等について為替差損が発生しましたが、前第2四半期連結会計期間にこれを上回る為替差損が発生していたことから、前年同期比で金融費用は減少しました。
加えて、当第2四半期連結会計期間に投資した暗号資産について、暗号資産の市場価格の変動により、再評価による損失45億円を計上しております。
上記の結果、当第2四半期連結会計期間の売上収益は56,009百万円(前年同期比13.1%減)、営業利益は15,409百万円(同42.3%減)、税引前四半期利益は13,895百万円(同43.7%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は8,957百万円(同54.7%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間については、売上収益は144,322百万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は58,730百万円(同14.0%減)、税引前四半期利益は77,470百万円(同10.6%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は54,991百万円(同21.1%減)となっております。
報告セグメントの当第2四半期連結累計期間の業績は、次のとおりであります。
① 日本
当第2四半期連結累計期間の売上収益は2,365百万円(前年同期比20.4%増)、セグメント損失は4,734百万円(前年同期は1,279百万円の損失)となりました。
② 韓国
当第2四半期連結累計期間の売上収益は131,607百万円(前年同期比1.9%減)、セグメント利益は63,872百万円(同15.6%減)となりました。韓国セグメントの売上収益には、子会社であるNEXON Korea Corporationの傘下にあるNEOPLE INC.の中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれます。
③ 中国
当第2四半期連結累計期間の売上収益は1,723百万円(前年同期比15.8%増)、セグメント利益は1,034百万円(同9.0%増)となりました。
④ 北米
当第2四半期連結累計期間の売上収益は8,050百万円(前年同期比2.5%減)、セグメント利益は781百万円(前年同期は563百万円の損失)となりました。
⑤ その他
当第2四半期連結累計期間の売上収益は577百万円(前年同期比55.4%減)、セグメント損失は2,281百万円(前年同期は1,028百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産、負債及び資本の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は928,109百万円であり、前連結会計年度末に比べて65,948百万円増加しております。主な増加要因は、現金及び現金同等物の増加(前期末比54,017百万円増)及びその他の金融資産の増加(同24,373百万円増)によるものであり、主な減少要因は、その他の預金の減少(同27,849百万円減)によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は132,533百万円であり、前連結会計年度末に比べて9,183百万円減少しております。主な減少要因は、引当金の減少(前期末比4,469百万円減)並びに仕入債務及びその他の債務の減少(同2,570百万円減)によるものであります。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本の残高は795,576百万円であり、前連結会計年度末に比べて75,131百万円増加しております。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する四半期利益計上等に伴う利益剰余金の増加(前期末比54,166百万円増)及び在外営業活動体の換算差額の計上等に伴うその他の資本の構成要素の増加(同16,794百万円増)によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は84.6%(前連結会計年度末は82.3%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ54,017百万円増加し、306,587百万円となりました。当該増加には資金に係る為替変動による影響8,384百万円が含まれております。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は37,234百万円(前年同期は65,586百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税引前四半期利益77,470百万円によるものであり、主な減少要因は、法人所得税の支払額22,864百万円及び為替差益14,690百万円によるものであります。
前年同期と比べて、税引前四半期利益が減少し、法人所得税の支払額が増加したため、営業活動による収入が減少しました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は10,968百万円(前年同期は10,429百万円の支出)となりました。主な収入要因は、定期預金の純減少額44,503百万円及び連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の売却による収入20,328百万円によるものであり、主な支出要因は、有価証券の取得による支出23,556百万円、連結子会社である投資ファンドを通じた有価証券の取得による支出20,117百万円及び無形資産の取得による支出11,492百万円によるものであります。
前年同期と比べて、定期預金の引出しが減少したものの、有価証券の取得による支出も減少したため、投資活動による収入が増加しました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,569百万円(前年同期は2,723百万円の支出)となりました。主な収入要因は、ストック・オプションの行使による収入2,992百万円によるものであり、主な支出要因は、配当金の支払額2,217百万円及び短期借入金の純減少額2,094百万円によるものであります。
前年同期と比べて、短期借入金の返済等による支出が増加しましたが、自己株式の取得による支出がなくなったことにより、財務活動による支出が微減となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更又は新たに生じた事項はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9,911百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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