四半期報告書-第30期第1四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、年初は緩やかな回復基調にありましたが、後半は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により急速に経済活動が停滞するなど、先行きが見えない厳しい事業環境となりました。
このような状況下、当社グループでは、主力ブランドの「築地銀だこ」事業の安定的な成長をベースとして、子会社である株式会社ギンダコスピリッツによる酒場業態の成長加速、製販事業の拡大、海外事業の推進等により、成長ドライバーの多層化に向けて取り組んでまいりました。
主力ブランドの「築地銀だこ」においては、毎年恒例の『ぜったいお得な!! 福袋』の販売をはじめ、3月の創業日に合わせた『創業祭』キャンペーンなどの販売促進や、期間限定の新商品投入などに取り組みました。一部の店舗では、デリバリーやテイクアウトの需要増により売上が好調な店舗もありましたが、外出自粛等の影響を大きく受け、当第1四半期における既存店売上高前年比は95.7%となりました。出店については、特に酒場業態において積極的に取り組みました。1月21日に東銀座にオープンした「ギンダコハイボール横丁 東銀座店」は視認性も良い立地で好調なスタートを切りました。2月21日には「おでん屋 たけし」の関西2号店目となる梅田店をオープンしました。
製販事業においては、コンビニエンスストアでの冷凍たこ焼の販売が好調なことから、ベトナムやタイの協力工場での稼働を新たにスタートさせるなど、製造キャパシティの拡大に取り組みました。前期に開始した冷凍クロワッサンたい焼の販売についても、積極的に販路の拡大に取り組みました。
海外事業においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、休業となる店舗が相次ぎました。特に、香港においては、更に過激度を増すデモ活動の継続及び新型コロナウイルス感染拡大の影響から、経済活動に著しい萎縮傾向がみられます。弊社グループ店舗においても一貫してその負の影響下にあり、厳しい状況でありました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は8,019百万円(前年同期比3.6%減)、営業利益は497百万円(前年同期比14.3%減)、経常利益は561百万円(前年同期比1.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は265百万円(前年同期比21.3%減)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して692百万円増加し、18,422百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が1,904百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が1,015百万円、たな卸資産が370百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して350百万円増加し、10,326百万円となりました。その主な要因は、短期借入金が1,200百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が130百万円、未払金が225百万円、未払法人税等が286百万円、長期借入金が241百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して341百万円増加し、8,095百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が265百万円、繰延ヘッジ損益が150百万円増加した一方、剰余金の配当により利益剰余金が107百万円減少したこと等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、年初は緩やかな回復基調にありましたが、後半は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により急速に経済活動が停滞するなど、先行きが見えない厳しい事業環境となりました。
このような状況下、当社グループでは、主力ブランドの「築地銀だこ」事業の安定的な成長をベースとして、子会社である株式会社ギンダコスピリッツによる酒場業態の成長加速、製販事業の拡大、海外事業の推進等により、成長ドライバーの多層化に向けて取り組んでまいりました。
主力ブランドの「築地銀だこ」においては、毎年恒例の『ぜったいお得な!! 福袋』の販売をはじめ、3月の創業日に合わせた『創業祭』キャンペーンなどの販売促進や、期間限定の新商品投入などに取り組みました。一部の店舗では、デリバリーやテイクアウトの需要増により売上が好調な店舗もありましたが、外出自粛等の影響を大きく受け、当第1四半期における既存店売上高前年比は95.7%となりました。出店については、特に酒場業態において積極的に取り組みました。1月21日に東銀座にオープンした「ギンダコハイボール横丁 東銀座店」は視認性も良い立地で好調なスタートを切りました。2月21日には「おでん屋 たけし」の関西2号店目となる梅田店をオープンしました。
製販事業においては、コンビニエンスストアでの冷凍たこ焼の販売が好調なことから、ベトナムやタイの協力工場での稼働を新たにスタートさせるなど、製造キャパシティの拡大に取り組みました。前期に開始した冷凍クロワッサンたい焼の販売についても、積極的に販路の拡大に取り組みました。
海外事業においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、休業となる店舗が相次ぎました。特に、香港においては、更に過激度を増すデモ活動の継続及び新型コロナウイルス感染拡大の影響から、経済活動に著しい萎縮傾向がみられます。弊社グループ店舗においても一貫してその負の影響下にあり、厳しい状況でありました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は8,019百万円(前年同期比3.6%減)、営業利益は497百万円(前年同期比14.3%減)、経常利益は561百万円(前年同期比1.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は265百万円(前年同期比21.3%減)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して692百万円増加し、18,422百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が1,904百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が1,015百万円、たな卸資産が370百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して350百万円増加し、10,326百万円となりました。その主な要因は、短期借入金が1,200百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が130百万円、未払金が225百万円、未払法人税等が286百万円、長期借入金が241百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して341百万円増加し、8,095百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が265百万円、繰延ヘッジ損益が150百万円増加した一方、剰余金の配当により利益剰余金が107百万円減少したこと等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。