四半期報告書-第29期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態、経営成績の状況
① 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善傾向が続き緩やかな回復基調にあった一方で、米中間の貿易摩擦拡大や英国のEU離脱にかかるリスクの高まりや、また消費増税による消費マインドの落ち込みが懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況が続きました。外食業界におきましても、原材料価格や物流費の上昇、長引く人手不足に伴う人件費の上昇など、依然として厳しい事業環境が続いております。
このような状況下、当社グループでは、主力である築地銀だこ事業に経営資源を集中させる戦略を継続しております。
主力ブランドの「築地銀だこ」においては、7月31日から8月4日までの5日間、令和最初の「銀だこ祭り」を開催、また8月8日には毎年恒例の「銀だこの日」イベントを開催するなど、積極的なキャンペーンや期間限定の新商品発売などに取り組みました。当第3四半期連結会計期間の既存店前年同月比については、前年同期が高水準であったこともあり弱含みで推移しましたが、当第3四半期連結累計期間においては100.4%と前年同期を上回りました。銀だこ酒場業態においても、引き続き積極的な出店に取り組みました。特に、銀だこ大衆酒場については、7月19日に京王八王子店、8月1日に阪急十三店、8月5日に吉祥寺店と出店が相次ぎました。
なお、9月2日に開示した「新株式発行及び株式の売出しに関するお知らせ」のとおり、銀だこ酒場及び築地銀だこを中心とする新規出店に係る当社の設備投資資金等に充当することを目的に、新株式発行と株式の売出しを行い、資金調達を実施いたしました。これにより、当社の戦略を着実に推進し収益力の更なる強化が図られるとともに、当社事業の持続的な成長の実現に向けた強固な財務基盤が確立されました。
製販事業においては、前期から開始したコンビニエンスストアでの冷凍たこ焼の販売が順調に拡大いたしました。
海外事業においては、当第3四半期連結会計期間、ロンドンでのイベント出店が大好評を博したほか、タイにおいて「Croissant Taiyaki」1店舗を出店し、新たな市場への挑戦とASEANでの積極的な出店に取り組んでおります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は24,205百万円(前年同期比2.6%増)、営業利益は1,317百万円(前年同期比77.1%増)、経常利益は1,253百万円(前年同期比82.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は633百万円(前年同期は10百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,282百万円増加し、18,743百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が2,862百万円、有形固定資産が367百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が1,238百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,195百万円減少し、11,589百万円となりました。その主な要因は、長期借入金が718百万円、未払金が671百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて3,478百万円増加し、7,153百万円となりました。その主な要因は、公募増資及び新株予約権の行使に伴い資本金が1,402百万円増加、資本剰余金が1,399百万円増加したこと,さらに親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が633百万円増加したこと等によるものであります
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、12百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態、経営成績の状況
① 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善傾向が続き緩やかな回復基調にあった一方で、米中間の貿易摩擦拡大や英国のEU離脱にかかるリスクの高まりや、また消費増税による消費マインドの落ち込みが懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況が続きました。外食業界におきましても、原材料価格や物流費の上昇、長引く人手不足に伴う人件費の上昇など、依然として厳しい事業環境が続いております。
このような状況下、当社グループでは、主力である築地銀だこ事業に経営資源を集中させる戦略を継続しております。
主力ブランドの「築地銀だこ」においては、7月31日から8月4日までの5日間、令和最初の「銀だこ祭り」を開催、また8月8日には毎年恒例の「銀だこの日」イベントを開催するなど、積極的なキャンペーンや期間限定の新商品発売などに取り組みました。当第3四半期連結会計期間の既存店前年同月比については、前年同期が高水準であったこともあり弱含みで推移しましたが、当第3四半期連結累計期間においては100.4%と前年同期を上回りました。銀だこ酒場業態においても、引き続き積極的な出店に取り組みました。特に、銀だこ大衆酒場については、7月19日に京王八王子店、8月1日に阪急十三店、8月5日に吉祥寺店と出店が相次ぎました。
なお、9月2日に開示した「新株式発行及び株式の売出しに関するお知らせ」のとおり、銀だこ酒場及び築地銀だこを中心とする新規出店に係る当社の設備投資資金等に充当することを目的に、新株式発行と株式の売出しを行い、資金調達を実施いたしました。これにより、当社の戦略を着実に推進し収益力の更なる強化が図られるとともに、当社事業の持続的な成長の実現に向けた強固な財務基盤が確立されました。
製販事業においては、前期から開始したコンビニエンスストアでの冷凍たこ焼の販売が順調に拡大いたしました。
海外事業においては、当第3四半期連結会計期間、ロンドンでのイベント出店が大好評を博したほか、タイにおいて「Croissant Taiyaki」1店舗を出店し、新たな市場への挑戦とASEANでの積極的な出店に取り組んでおります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は24,205百万円(前年同期比2.6%増)、営業利益は1,317百万円(前年同期比77.1%増)、経常利益は1,253百万円(前年同期比82.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は633百万円(前年同期は10百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,282百万円増加し、18,743百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が2,862百万円、有形固定資産が367百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が1,238百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,195百万円減少し、11,589百万円となりました。その主な要因は、長期借入金が718百万円、未払金が671百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて3,478百万円増加し、7,153百万円となりました。その主な要因は、公募増資及び新株予約権の行使に伴い資本金が1,402百万円増加、資本剰余金が1,399百万円増加したこと,さらに親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が633百万円増加したこと等によるものであります
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、12百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。