四半期報告書-第31期第1四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、昨年からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大が依然として収まらず、国内の経済は厳しい状況が続きました。2021年1月には再度の緊急事態宣言が発令され、また、その期限が延長されるなど、感染症の収束時期が見通せず、先行き不透明な状態でありました。
このような状況下、当社グループでは、主力ブランドの「築地銀だこ」事業を中心に、収益チャネル・収益構造の多層化を図る取り組みを推進してまいりました。
築地銀だこ事業においては、3月の創業日に合わせた『創業祭』キャンペーンなどの販売促進や、期間限定の新商品投入などに取り組みました。また、外出自粛等への対応のため、デリバリーサービスの拡充に取り組み、デリバリーサービス導入店舗数は3月末現在では137店舗となり、今後も導入店舗数を拡大させていく予定です。一方で、コロナ感染拡大を避けるため毎年恒例の福袋販売を昨年12月から先行発売を実施したことから、当第1四半期連結累計期間における既存店売上高前年比は89.9%となりました。
店舗展開においては、テイクアウト需要の増加も踏まえて主力の築地銀だこの出店を積極的に行いました。当第1四半期連結累計期間においては6店舗出店し、4月には5店舗の出店を予定しております。また、昨年出店したロードサイド型の3店舗の売上はいずれも好調に推移しております。4月には伊勢崎ドライブスルー店と船橋ドライブイン店をオープンし、5月にもドライブイン店舗のオープンを予定しており、第2四半期以降もロードサイド型店舗の積極的な出店を進めてまいります。
酒場業態においては、テイクアウト売上比率の高い店舗モデルである「銀だこ酒場」を中心に展開してまいります。当モデルは住宅立地への出店を基本戦略としており、3月には銀だこ酒場大和駅前店をオープンいたしました。また、「銀だこ大衆酒場」から「銀だこ酒場」への改装にも順次取り組んでおります。
製販事業においては、大手コンビニエンスストア向けを中心に、冷凍たこ焼の販売数量が伸長するなど、好調に推移しております。
海外事業では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による諸規制の影響が大きく、引き続き厳しい状況となりました。一方で、香港・台湾においては直営店舗は営業黒字を維持しており、香港では家賃下落等の外部環境の変化を商機と捉え、積極的な出店を行っております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は7,474百万円(前年同期比6.8%減)、営業利益は442百万円(前年同期比11.1%減)となりました。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金及び為替予約の時価評価による為替差益等の計上により、経常利益は1,246百万円(前年同期比122.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は794百万円(前年同期比199.5%増)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して933百万円増加し、19,100百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が1,472百万円、固定資産が228百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が1,128百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して284百万円減少し、11,347百万円となりました。その主な要因は、長期借入金が282百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して1,218百万円増加し、7,753百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が794百万円、繰延ヘッジ損益が370百万円増加したこと等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、11百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、昨年からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大が依然として収まらず、国内の経済は厳しい状況が続きました。2021年1月には再度の緊急事態宣言が発令され、また、その期限が延長されるなど、感染症の収束時期が見通せず、先行き不透明な状態でありました。
このような状況下、当社グループでは、主力ブランドの「築地銀だこ」事業を中心に、収益チャネル・収益構造の多層化を図る取り組みを推進してまいりました。
築地銀だこ事業においては、3月の創業日に合わせた『創業祭』キャンペーンなどの販売促進や、期間限定の新商品投入などに取り組みました。また、外出自粛等への対応のため、デリバリーサービスの拡充に取り組み、デリバリーサービス導入店舗数は3月末現在では137店舗となり、今後も導入店舗数を拡大させていく予定です。一方で、コロナ感染拡大を避けるため毎年恒例の福袋販売を昨年12月から先行発売を実施したことから、当第1四半期連結累計期間における既存店売上高前年比は89.9%となりました。
店舗展開においては、テイクアウト需要の増加も踏まえて主力の築地銀だこの出店を積極的に行いました。当第1四半期連結累計期間においては6店舗出店し、4月には5店舗の出店を予定しております。また、昨年出店したロードサイド型の3店舗の売上はいずれも好調に推移しております。4月には伊勢崎ドライブスルー店と船橋ドライブイン店をオープンし、5月にもドライブイン店舗のオープンを予定しており、第2四半期以降もロードサイド型店舗の積極的な出店を進めてまいります。
酒場業態においては、テイクアウト売上比率の高い店舗モデルである「銀だこ酒場」を中心に展開してまいります。当モデルは住宅立地への出店を基本戦略としており、3月には銀だこ酒場大和駅前店をオープンいたしました。また、「銀だこ大衆酒場」から「銀だこ酒場」への改装にも順次取り組んでおります。
製販事業においては、大手コンビニエンスストア向けを中心に、冷凍たこ焼の販売数量が伸長するなど、好調に推移しております。
海外事業では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による諸規制の影響が大きく、引き続き厳しい状況となりました。一方で、香港・台湾においては直営店舗は営業黒字を維持しており、香港では家賃下落等の外部環境の変化を商機と捉え、積極的な出店を行っております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は7,474百万円(前年同期比6.8%減)、営業利益は442百万円(前年同期比11.1%減)となりました。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金及び為替予約の時価評価による為替差益等の計上により、経常利益は1,246百万円(前年同期比122.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は794百万円(前年同期比199.5%増)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して933百万円増加し、19,100百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が1,472百万円、固定資産が228百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が1,128百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して284百万円減少し、11,347百万円となりました。その主な要因は、長期借入金が282百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して1,218百万円増加し、7,753百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が794百万円、繰延ヘッジ損益が370百万円増加したこと等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、11百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。