四半期報告書-第58期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/15 9:33
【資料】
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【項目】
32項目
文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日から2021年9月30日)における国内経済は、都市部を中心に新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言等が断続的に発出されたこともあり、依然として厳しい状況が継続しました。景気の先行きについては、新型コロナウイルス感染症拡大に対する各種政策の効果もあり、9月の消費者物価指数は一年半ぶりに上昇し、今後景気が持ち直していくことが期待されます。世界経済は、国や地域によっては依然として厳しい状況にありますが、新型コロナウイルス感染症対策としてのワクチン接種の効果もあり、各国において景気の回復傾向が見受けられます。
当社グループが属するアウトドア業界につきましては、密を避けたレジャーとして国内外にて高い需要が継続しております。また、キャンプについても同様に需要の高まりが継続しており、ポストコロナにおいてもキャンプの通年化やソロキャンプなどスタイルの多様化によりレジャー全般の中でのキャンプの位置づけが向上してきたと考えられ、キャンプ参加者のすそ野の広がりが確認されております。
このような環境の中にて、当社グループの営業概況としましては、全ての地域・全てのチャネルにて非常に好調に推移致しました。特に、主要な卸先であるスポーツ量販店での店舗スペースの拡大やアウトドア関連商品の売上好調さもあり、卸売チャネル(EC卸、インストア、ディーラー卸)については前年同期を大きく上回る成長を維持しております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における業績は以下のとおりとなりました。
売上高18,393,193千円(前年同期比6,971,848千円増)
営業利益2,556,846千円(前年同期比1,763,050千円増)
経常利益2,696,369千円(前年同期比1,894,929千円増)
親会社株主に帰属する四半期純利益1,766,777千円(前年同期比1,205,025千円増)
国内での事業においては、好調なキャンプ需要が見られる一方で緊急事態宣言等の影響から店舗における来店客数の減少が見られておりましたが、感染対策の実施により昨年同時期と比較して人出が増えたことや商業施設の休業体制が縮小したことで来店客数が回復傾向にあり、全てのチャネルにて売上は前年同期を上回る実績となりました。また、ポイント会員数の観点においてもエントリー層を中心に新規会員数が順調に増加している状況が続いております。特に、卸売チャネルにおいては市場全般におけるアウトドア関連商品への需要の高まりもあり、卸売先でのアウトドアに関わる店舗スペースの拡大や取扱商品量の拡大が継続していることから、前年同期を大きく上回る成長を維持しております。また、子会社の株式会社スノーピークビジネスソリューションズにおいては、引き続き当社グループ全体のIT化推進及び人材育成にかかる事業支援の強化を図ったことで売上の好調さは維持されております。
海外の事業については、新型コロナウイルス感染症の再拡大が特定の地域で見られたものの、各種対策の効果もあり各国にて前年同期を上回る売上実績となりました。国別での状況ですが、韓国については引き続きキャンプ需要は高水準を維持しており、全てのチャネルにて売上は好調に推移しました。9月には韓国で初となる体験型複合施設「Snow Peak LAND STATION HANAN」をオープンしております。キャンプ用品販売に加えカフェとキャンピングオフィスを完備し、キャンパー以外にもスノーピークの提供するブランド価値を体感できる店舗として展開して参ります。韓国から越境ECの形で販売の強化を図っている中国についても韓国と同様にSNSを通じた顧客層へのリーチやショップインショップの形態で現地の百貨店への店舗展開を行う中でブランド認知度の強化を図っております。台湾については新型コロナウイルスの拡大により直営店舗における来店客数の減少が確認されておりますが、依然としてキャンプ需要は高水準を維持していることからECや卸売チャネルでの売上が好調に推移しております。米国については、昨年の9月にオープンした北米本社Snow Peak USA Headquarters(Global HQ4)を起点にリテール向けの営業強化とエントリー層に向けたテント商品の販売強化を継続しており、当社ブランド浸透を図って参りました。また、当期はテント商品の販売強化を図っておりますが、エントリー向け商品を中心に販売が好調に推移しており、堅実に顧客基盤の構築が進んでおります。また、今年の5月にはGlobal HQ4のあるポートランドの旗艦店舗内にレストランtakibiを開業しております。レストランへの来店を通じて更なるブランド認知の向上を図って参ります。英国については、ロンドン都市部のロックダウンの影響により、直営店舗の売上は依然として厳しい状況にありましたが、卸売チャネルの受注状況が引続き好調に推移し、売上を牽引しました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ3,606,823千円増加し、20,472,929千円となりました。流動資産は、現金及び預金の増加362,029千円、受取手形及び売掛金の増加564,526千円、商品及び製品の増加1,183,644千円等により前連結会計年度末に比べ2,258,999千円増加し9,203,007千円となり、固定資産は、スパリゾートの建設を進めたこと等により、前連結会計年度末に比べ1,347,824千円増加し、11,269,921千円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ1,523,642千円増加し、7,810,720千円となりました。流動負債は、短期借入金の増加1,000,000千円、買掛金の増加403,202千円、未払法人税等の増加191,717千円等により前連結会計年度末に比べ1,660,082千円増加し、5,240,746千円となり、固定負債は、長期借入金の減少270,000千円等により前連結会計年度末に比べ136,439千円減少し、2,569,973千円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加1,766,777千円、その他有価証券評価差額金の増加271,836千円、為替換算調整勘定の増加166,958千円等があった一方で、配当金の支払いによる利益剰余金の減少235,466千円等があったことにより前連結会計年度末に比べ2,083,180千円増加し、12,662,208千円となりました。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は89,360千円であります。

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