四半期報告書-第35期第2四半期(令和3年12月1日-令和4年2月28日)

【提出】
2022/04/14 13:11
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種率向上や感染拡大の抑制に向けた各種政策の効果等により、徐々に新規感染者数は減少し、今後の経済活動の活性化が期待される情勢となりましたが、新たな変異株の出現による感染が再拡大しており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。加えて、2月下旬以降の地政学リスクに端を発した世界情勢の緊迫化は、世界経済の発展に不確実性をもたらしており、わが国経済に与える影響についても懸念が高まっております。
当社グループが主にサービスを提供する情報産業分野においては、デジタル経済の急速な浸透により、企業のIT投資意欲は継続して底堅く、クラウドコンピューティング、AI、IoT、ビッグデータ、RPAなどの先端技術を活用した「デジタルトランスフォーメーション(DX)」推進の活発化に伴うIT投資需要は堅調に推移するものと見込んでおります。最適なITインフラが企業の経営戦略を支える重要な役割を担っており、これら企業の需要に対応する質の高いITエンジニアの採用・育成の必要性がさらに増しております。
このような環境の下、当社グループは積極的な人材の採用及び良質なエンジニアの育成によるサービスの価値向上に取り組むとともに、一次産業の「デジタルトランスフォーメーション(DX)」化の実現を目指す「みどりクラウド」による農業IT分野でのシェア拡大にも引き続き注力してまいりました。
これらの結果、当社グループの売上高は8,485,726千円(前年同期比16.7%増)、営業利益は391,856千円(前年同期比45.3%減)、経常利益は694,765千円(前年同期比37.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は457,989千円(前年同期比34.9%減)となりました。
また、事業分野別のセグメント概況は、以下のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「みどりクラウド事業」を報告セグメントとして記載する方法に変更したことに伴い、報告セグメントを従来の「システムインテグレーション事業」、「デジタルトランスフォーメーション事業」及び「機械設計エンジニアリング事業」の3区分から、「システムインテグレーション事業」、「デジタルトランスフォーメーション事業」、「みどりクラウド事業」及び「機械設計エンジニアリング事業」の4区分に変更しております。以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① システムインテグレーション事業
システムインテグレーション事業においては、既存技術領域でのIT技術支援を推進し、長期安定的な分野であるITインフラ・クラウドテクノロジーや、デジタルクリエイティブ・WEB運営、WEBシステム開発、アプリケーションソフトウェア開発などのサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間においても、「ITインフラ・クラウド基盤の設計構築」「サーバー及びクラウドシステムの運用、保守監視」「ソフトウェア、アプリケーション開発」等で引き続き堅調に案件の獲得が見込めることから、積極的な人材の採用及び技術教育に注力すると共に、ビジネスパートナー各社とのプロジェクト共同参画、技術連携強化による外部リソース活用の拡大にも取り組んでまいりました。
これらの結果、当セグメントの売上高は6,160,267千円(前年同期比17.0%増)、セグメント利益は273,306千円(前年同期比46.4%減)となりました。
② デジタルトランスフォーメーション事業
デジタルトランスフォーメーション事業においては、企業の情報資産を保護するサイバーセキュリティ、Salesforceの定着支援を軸としたカスタマーサクセスなどのサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間においては、引き続きシステムインテグレーション事業に従事している技術者のDXシフトを推進すると共に、積極的な採用活動を行い、体制の拡充に注力いたしました。
また、カスタマーサクセス事業においてはSalesforceに加え、リーディング分析プラットフォームであるTableauの定着支援ニーズの増加に対応するため、人材育成スキームの拡充にも取り組みました。
これらの結果、当セグメントの売上高は1,890,068千円(前年同期比14.5%増)、セグメント利益は161,880千円(前年同期比23.5%減)となりました。
③ みどりクラウド事業
みどりクラウド事業では、ITを用いて農業・畜産・水産のDX化を支援する「みどりクラウド」「ファームクラウド」などのプラットフォームサービス、一次産業をはじめとした各産業分野の個別課題を解決するソリューションサービス及びプラットフォームの付加価値向上に向けた研究開発を行っております。
当第2四半期連結累計期間において、プラットフォームサービスでは、販売代理店とのアライアンス強化により受注の積み上げを図り、ソリューションサービスにおいては、他社製品・サービスとの連携機能の開発や、畜産分野の経営データをデジタル化するシステムを他社と共同開発するなど、サービスの拡充を推進してまいりました。
また、今後の事業拡大に向け、技術者の積極的な採用も行い、開発体制の強化にも注力しております。
これらの結果、当セグメントの売上高は169,239千円(前年同期比33.3%増)、セグメント損失は24,615千円(前年同期はセグメント損失27,841千円)となりました。
④ 機械設計エンジニアリング事業
機械設計エンジニアリング事業においては、連結子会社である株式会社ピーズエンジニアリングでの3DCAD分野の技術提供、機械・金型などの受託設計サービス、実験や性能検査などの品質管理に関わる技術を提供しております。
当第2四半期連結累計期間においても、機械設計分野は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う市況停滞が続いており、案件創出は完全に回復していない状況ではあるものの、通信建設・キャリア向け情報通信など新たな分野へのアプローチに取り組んでまいりました。
新分野においては案件が増加傾向にあり、積極的な採用及び技術教育に注力しております。
これらの結果、当セグメントの売上高は273,751千円(前年同期比20.4%増)、セグメント損失は16,591千円(前年同期はセグメント利益22,511千円)となりました。
⑤ その他事業
その他事業においては、連結子会社である株式会社セラクECAでの有料職業紹介・人材派遣・IT技術教育講座等のサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間においても、新型コロナウイルス感染症の影響により市況の悪化が続いていることから、市況回復のタイミングを注視しつつ、当事業のリソースを他の注力事業に投入してまいりました。
これらの結果、当セグメントの売上高はありませんでした(前年同期はセグメント売上高2,835千円)。セグメント損失は2,123千円(前年同期はセグメント利益38千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ200,114千円増加し8,930,795千円となりました。これは主に、現金及び預金が113,861千円、仕掛品が26,940千円が減少したものの、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会計年度は「受取手形及び売掛金」)が241,783千円、投資その他の資産「その他」が75,500千円、流動資産「その他」が28,728千円増加したことなどによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ187,894千円減少し3,926,498千円となりました。これは主に、賞与引当金が60,057千円、買掛金が16,011千円増加したものの、未払法人税等が125,460千円、未払金が44,969千円、未払消費税等が44,814千円、1年内返済予定の長期借入金が33,330千円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ388,009千円増加し5,004,297千円となりました。これは主に、利益剰余金が386,397千円増加したことなどによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金という)の残高は、5,294,445千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、107,269千円(前年同期は739,693千円の収入)となりました。
主な要因は、法人税等の支払額366,352千円、売上債権の増加額241,783千円、未払消費税等の減少額44,814千円、その他の42,649千円等の資金の減少要因があったものの、税金等調整前四半期純利益694,765千円、賞与引当金の増加額60,057千円、減価償却費21,528千円等の資金の増加要因が生じたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、113,143千円(前年同期は129,317千円の支出)となりました。
主な要因は、保険積立金の積立による支出82,650千円、有形固定資産の取得による支出27,653千円等の資金の減少要因が生じたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、109,187千円(前年同期は125,162千円の支出)となりました。
主な要因は、配当金の支払額77,713千円、長期借入金の返済による支出33,330千円等の資金の減少要因が生じたことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は11,675千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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