有価証券報告書-第16期(2025/01/01-2025/12/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
①経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費や企業における設備投資、人的資本への投資などが下支えとなり、緩やかな回復が継続しました。一方で、継続する物価高騰に加え、中国の景気停滞や米国の政策動向、地政学リスクの高まりなどが、わが国の景気を下押しするリスクとなっており、物価や金融資本市場の動向も含め、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社グループは、電子材料が増益、機能性材料は概ね前年並みを維持した一方で、厳しい環境が続く基礎化学品が業績の下押し要因となりました。
それらの結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は1,150億98百万円(前連結会計年度比3.9%減)、営業利益は112億48百万円(同7.8%減)、経常利益は107億93百万円(同10.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は77億99百万円(同6.7%減)となりました。
事業分野別には、次のとおりであります。
(事業分野別の売上高の概況)
(事業分野別の営業利益の概況)
(注)なお、事業分野別の状況における「営業利益」には、全社に共通する管理費用等は含まれません。
<機能性材料>世界エアコン市場は中期的な拡大傾向にありプラス成長を持続しましたが、下期は新興国での天候不順、米国での冷媒規制に伴う駆け込み需要の反動減や中国補助金効果の一服により需要が減速しました。当社は冷凍機油原料の設備増強を活かした拡販に取り組み、また化粧品原料に関しても国内を中心に高品質グレード品の販売が伸長しました。その結果、売上高は566億86百万円(前連結会計年度比1.5%増)、営業利益は減価償却費負担増により109億31百万円(同1.2%減)となりました。
<電子材料>半導体市場において生成AI向けなどの需要好調が続くなか、当社高純度溶剤の販売が増加し、子会社の最先端半導体材料も堅調に推移しました。その結果、売上高は123億9百万円(前連結会計年度比2.9%増)、営業利益は26億81百万円(同11.4%増)となりました。
<基礎化学品>国内の自動車生産は底堅く推移したものの住宅着工件数は前年割れが続き、また中国における供給過剰による安価な海外品の流入も継続しました。その結果、売上高は453億74百万円(前連結会計年度比11.4%減)、営業利益は9億16百万円(同53.5%減)となりました。
<その他>売上高は7億27百万円(前連結会計年度比0.8%減)、営業利益は1億29百万円(同106.9%増)となりました。
②財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は672億53百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億13百万円減少いたしました。これは主に、棚卸資産が35億57百万円増加しましたが、受取手形、売掛金及び契約資産が44億60百万円、現金及び預金が4億39百万円、その他が7億70百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定資産は628億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億52百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が10億47百万円減少しましたが、投資有価証券が12億70百万円、退職給付に係る資産が6億75百万円増加したことによるものであります。
この結果、資産合計は1,301億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億60百万円減少いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は452億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億17百万円減少いたしました。これは主に、修繕引当金が22億86百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が20億10百万円、コマーシャル・ペーパーが9億97百万円、未払金が6億3百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は122億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億53百万円減少いたしました。これは主に、繰延税金負債が2億12百万円増加しましたが、修繕引当金が7億7百万円、リース債務が1億12百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は574億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ20億70百万円減少いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は726億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億10百万円増加いたしました。これは主に、自己株式の取得50億54百万円及び剰余金の配当35億42百万円により減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益が77億99百万円並びにその他有価証券評価差額金が8億80百万円及び退職給付に係る調整累計額が4億89百万円増加したことによるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4億39百万円減少し、67億19百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は137億83百万円(前連結会計年度は69億82百万円の獲得)となりました。これは主に、法人税等の支払額35億61百万円、棚卸資産の増加額35億51百万円により資金が減少しましたが、税金等調整前当期純利益107億93百万円、減価償却費61億99百万円、売上債権の減少額44億55百万円により資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は46億27百万円(前連結会計年度は88億97百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出46億53百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は95億66百万円(前連結会計年度は6億45百万円の使用)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出50億54百万円、配当金の支払額35億40百万円、コマーシャル・ペーパーの減少額10億21百万円によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
当社グループは化学品事業の単一セグメントであるため、事業分野別に記載しております。
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績を事業分野ごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっております。
b.受注実績
当社グループでは一部受注生産を行っておりますが、売上高のうち受注生産の占める割合が低いため、受注実績は記載しておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績を事業分野ごとに示すと、次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の当社グループの売上高は1,150億98百万円(前連結会計年度比3.9%減)、営業利益は112億48百万円(同7.8%減)、経常利益は107億93百万円(同10.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は77億99百万円(同6.7%減)となり、前連結会計年度に比べ減収減益となりました。
当連結会計年度末における有利子負債(リース債務を除く。)残高は前連結会計年度末に比べ7億97百万円減少の169億49百万円、純有利子負債(リース債務を除く。)残高は前連結会計年度末に比べ3億58百万円減少の102億30百万円となりました。これは主に、コマーシャル・ペーパーを返済したことと設備資金の支払により現金及び預金が減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における自己資本比率は53.6%となり、引き続き安定的な水準にあるものと認識しております。
なお、経営成績等の概要につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況及び②財政状態」に記載のとおりであります。
②経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、経済・市場環境、原燃料の価格変動、為替変動が挙げられます。詳細につきましては「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の概要は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社は、運転資金及び設備投資に使用するための資金を内部資金又は借入金及び社債により調達しております。このうち、有利子負債による資金調達につきましては、運転資金を主に短期借入金及びコマーシャル・ペーパーにより、設備投資などのための長期資金を主に長期借入金及び社債により、それぞれ調達しております。
当連結会計年度末における現金及び預金は67億19百万円となりました。前連結会計年度末の71億58百万円から4億39百万円減少しておりますが、十分な手元流動性を確保しているものと認識しております。
当社グループは、現在の手元流動性と営業活動によるキャッシュ・フローの創出により、財務健全性を維持しながら、今後の資金需要に対応可能であると考えております。
④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
⑤経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費や企業における設備投資、人的資本への投資などが下支えとなり、緩やかな回復が継続しました。一方で、継続する物価高騰に加え、中国の景気停滞や米国の政策動向、地政学リスクの高まりなどが、わが国の景気を下押しするリスクとなっており、物価や金融資本市場の動向も含め、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社グループは、電子材料が増益、機能性材料は概ね前年並みを維持した一方で、厳しい環境が続く基礎化学品が業績の下押し要因となりました。
それらの結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は1,150億98百万円(前連結会計年度比3.9%減)、営業利益は112億48百万円(同7.8%減)、経常利益は107億93百万円(同10.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は77億99百万円(同6.7%減)となりました。
事業分野別には、次のとおりであります。
(事業分野別の売上高の概況)
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減 | |||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 増減率 | |
| (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
| 機能性材料 | 55,874 | 46.7 | 56,686 | 49.3 | 812 | 1.5 |
| 電子材料 | 11,961 | 10.0 | 12,309 | 10.7 | 348 | 2.9 |
| 基礎化学品 | 51,189 | 42.7 | 45,374 | 39.4 | △5,815 | △11.4 |
| その他 | 733 | 0.6 | 727 | 0.6 | △6 | △0.8 |
| 合計 | 119,758 | 100.0 | 115,098 | 100.0 | △4,660 | △3.9 |
(事業分野別の営業利益の概況)
| 区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減 | |||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 増減率 | |
| (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
| 機能性材料 | 11,063 | 71.4 | 10,931 | 74.6 | △132 | △1.2 |
| 電子材料 | 2,407 | 15.5 | 2,681 | 18.3 | 274 | 11.4 |
| 基礎化学品 | 1,970 | 12.7 | 916 | 6.3 | △1,054 | △53.5 |
| その他 | 62 | 0.4 | 129 | 0.9 | 67 | 106.9 |
| 本社費 | △3,308 | - | △3,410 | - | △102 | 3.1 |
| 合計 | 12,195 | 100.0 | 11,248 | 100.0 | △947 | △7.8 |
(注)なお、事業分野別の状況における「営業利益」には、全社に共通する管理費用等は含まれません。
<機能性材料>世界エアコン市場は中期的な拡大傾向にありプラス成長を持続しましたが、下期は新興国での天候不順、米国での冷媒規制に伴う駆け込み需要の反動減や中国補助金効果の一服により需要が減速しました。当社は冷凍機油原料の設備増強を活かした拡販に取り組み、また化粧品原料に関しても国内を中心に高品質グレード品の販売が伸長しました。その結果、売上高は566億86百万円(前連結会計年度比1.5%増)、営業利益は減価償却費負担増により109億31百万円(同1.2%減)となりました。
<電子材料>半導体市場において生成AI向けなどの需要好調が続くなか、当社高純度溶剤の販売が増加し、子会社の最先端半導体材料も堅調に推移しました。その結果、売上高は123億9百万円(前連結会計年度比2.9%増)、営業利益は26億81百万円(同11.4%増)となりました。
<基礎化学品>国内の自動車生産は底堅く推移したものの住宅着工件数は前年割れが続き、また中国における供給過剰による安価な海外品の流入も継続しました。その結果、売上高は453億74百万円(前連結会計年度比11.4%減)、営業利益は9億16百万円(同53.5%減)となりました。
<その他>売上高は7億27百万円(前連結会計年度比0.8%減)、営業利益は1億29百万円(同106.9%増)となりました。
②財政状態
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は672億53百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億13百万円減少いたしました。これは主に、棚卸資産が35億57百万円増加しましたが、受取手形、売掛金及び契約資産が44億60百万円、現金及び預金が4億39百万円、その他が7億70百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定資産は628億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億52百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が10億47百万円減少しましたが、投資有価証券が12億70百万円、退職給付に係る資産が6億75百万円増加したことによるものであります。
この結果、資産合計は1,301億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億60百万円減少いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は452億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億17百万円減少いたしました。これは主に、修繕引当金が22億86百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が20億10百万円、コマーシャル・ペーパーが9億97百万円、未払金が6億3百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は122億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億53百万円減少いたしました。これは主に、繰延税金負債が2億12百万円増加しましたが、修繕引当金が7億7百万円、リース債務が1億12百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は574億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ20億70百万円減少いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は726億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億10百万円増加いたしました。これは主に、自己株式の取得50億54百万円及び剰余金の配当35億42百万円により減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益が77億99百万円並びにその他有価証券評価差額金が8億80百万円及び退職給付に係る調整累計額が4億89百万円増加したことによるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4億39百万円減少し、67億19百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は137億83百万円(前連結会計年度は69億82百万円の獲得)となりました。これは主に、法人税等の支払額35億61百万円、棚卸資産の増加額35億51百万円により資金が減少しましたが、税金等調整前当期純利益107億93百万円、減価償却費61億99百万円、売上債権の減少額44億55百万円により資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は46億27百万円(前連結会計年度は88億97百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出46億53百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は95億66百万円(前連結会計年度は6億45百万円の使用)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出50億54百万円、配当金の支払額35億40百万円、コマーシャル・ペーパーの減少額10億21百万円によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
当社グループは化学品事業の単一セグメントであるため、事業分野別に記載しております。
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績を事業分野ごとに示すと、次のとおりであります。
| 事業分野の名称 | 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 機能性材料 (百万円) | 55,488 | 101.8 |
| 電子材料 (百万円) | 12,293 | 108.1 |
| 基礎化学品 (百万円) | 43,648 | 87.0 |
| 合計(百万円) | 111,430 | 96.0 |
(注)金額は販売価格によっております。
b.受注実績
当社グループでは一部受注生産を行っておりますが、売上高のうち受注生産の占める割合が低いため、受注実績は記載しておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績を事業分野ごとに示すと、次のとおりであります。
| 事業分野の名称 | 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 機能性材料 (百万円) | 56,686 | 101.5 |
| 電子材料 (百万円) | 12,309 | 102.9 |
| 基礎化学品 (百万円) | 45,374 | 88.6 |
| その他 (百万円) | 727 | 99.2 |
| 合計(百万円) | 115,098 | 96.1 |
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| 出光興産㈱ | 17,448 | 14.6 | 20,107 | 17.5 |
| ミヤコ化学㈱ | 12,115 | 10.1 | 11,369 | 9.9 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の当社グループの売上高は1,150億98百万円(前連結会計年度比3.9%減)、営業利益は112億48百万円(同7.8%減)、経常利益は107億93百万円(同10.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は77億99百万円(同6.7%減)となり、前連結会計年度に比べ減収減益となりました。
当連結会計年度末における有利子負債(リース債務を除く。)残高は前連結会計年度末に比べ7億97百万円減少の169億49百万円、純有利子負債(リース債務を除く。)残高は前連結会計年度末に比べ3億58百万円減少の102億30百万円となりました。これは主に、コマーシャル・ペーパーを返済したことと設備資金の支払により現金及び預金が減少したことによるものであります。
当連結会計年度末における自己資本比率は53.6%となり、引き続き安定的な水準にあるものと認識しております。
なお、経営成績等の概要につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況及び②財政状態」に記載のとおりであります。
②経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、経済・市場環境、原燃料の価格変動、為替変動が挙げられます。詳細につきましては「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の概要は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社は、運転資金及び設備投資に使用するための資金を内部資金又は借入金及び社債により調達しております。このうち、有利子負債による資金調達につきましては、運転資金を主に短期借入金及びコマーシャル・ペーパーにより、設備投資などのための長期資金を主に長期借入金及び社債により、それぞれ調達しております。
当連結会計年度末における現金及び預金は67億19百万円となりました。前連結会計年度末の71億58百万円から4億39百万円減少しておりますが、十分な手元流動性を確保しているものと認識しております。
当社グループは、現在の手元流動性と営業活動によるキャッシュ・フローの創出により、財務健全性を維持しながら、今後の資金需要に対応可能であると考えております。
④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
⑤経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。