四半期報告書-第27期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/12 11:55
【資料】
PDFをみる
【項目】
32項目
(1) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、季節変動要因により商品及び製品や仕掛品は増加いたしましたが、満期保有目的債券の償還や投資有価証券の売却、受取手形及び売掛金の回収が進んだものの有利子負債の返済等により現金及び預金の増加が限定的であったこと、また保有する投資有価証券の売却による減少等により、前連結会計年度末に比べ238百万円減少し12,549百万円となりました。負債につきましては、有利子負債の返済等により、299百万円減少し4,817百万円となりました。純資産につきましては、保有する投資有価証券の評価額の減少によりその他有価証券評価差額金の減少はあったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上があったため、60百万円増加し7,731百万円となりました。
純資産から非支配株主持分を引いた自己資本は7,722百万円となり、自己資本比率は61.5%と前連結会計年度末(59.8%)と比べ1.7ポイントの増加となりました。
(2) 経営成績の状況
文中の事業セグメントの売上高は、セグメント間の内部振替高を含んでおり、セグメント利益は、営業損益をベースとしております。
なお、事業セグメント区分の変更はありませんが、第1四半期連結会計期間において事業区分を変更し、前第2四半期連結累計期間については組替えを行っております。
① 事業全体の状況
当第2四半期連結累計期間につきましては、大型季節商品である年賀状ムックの一部の刊行を従来の第2四半期連結会計期間から第3四半期連結会計期間に変更した影響やアジア市場向けSP(セールスプロモーション)の受託案件の減少、加えて雑誌事業の減収等はあったものの、新刊書籍や電子出版の販売増加、IT分野のビジネス向けイベント・セミナーの好調な推移に加え、第1四半期連結会計期間におきまして連結の範囲に含めました㈱天夢人による売上高の増加等により、コンテンツ事業は増収となりました。プラットフォーム事業につきましては、コンテンツホルダーとの協業によるデジタルコミック等の販売プラットフォーム事業が好調に推移し、著書向けPOD(プリントオンデマンド)出版サービスの登録者数の拡大や楽器マーケットプレイス「デジマート」における楽器店からの決済サービス収入の増加等により、増収となりました。
これらの結果、売上高は、前年同期(5,782百万円)に比べ291百万円増加し、6,074百万円となりました。営業利益につきましては、増収も人件費や地代家賃等の販売管理費の増加により前年同期(170百万円)とほぼ同水準の171百万円となりました。経常利益につきましては、前期に発生した貸倒引当金戻入額の影響等により、前年同期(221百万円)に比べ27百万円減少し、194百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、保有する投資有価証券の売却による投資有価証券売却益の計上等により、前年同期(173百万円)に比べ188百万円増加し、361百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間につきましては、新たに連結の範囲に含めました㈱天夢人による売上高の増加に加え、中期経営課題に掲げております「既存コンテンツ事業の競争力・収益力の強化」や「プラットフォーム事業の拡大」への取組みにより、前年同期と比べ売上高が大幅に増加しております。
また当社は、政策保有株式について当社の保有方針に従い売却を実行したことで、254百万円の投資有価証券売却益の特別利益を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は大幅に増加いたしました。
② セグメント情報に記載された区分ごとの状況
a.IT
ITセグメントにつきましては、アジア市場向けを中心にSPの受託案件の減少や刊行点数の減少に加えて、大型季節商品である年賀状ムックの刊行を第3四半期連結会計期間に変更した影響はあったものの、ビジネス関連書等の既刊書籍の販売増加や、主力のデジタル総合ニュースサービス「Impress Watch」(http://www. watch.impress.co.jp/)等の広告収入の増加やターゲットメディアと連携したビジネスセミナー等の好調な推移等により、コンテンツ事業は増収となりました。
また、パートナー出版社へ出版・電子出版の販売プラットフォームの提供を行うプラットフォーム事業につきましても、パートナー出版社にヒット作があったことで手数料収入が増加し、増収となりました。
以上により、「IT」の売上高は、前年同期(2,426百万円)比1.9%増の2,472百万円となりました。セグメント利益は、増収と収益性の改善により、前年同期(58百万円)と比べ47百万円増加し、105百万円となりました。
b.音楽
音楽セグメントにつきましては、アーティスト関連の受託売上の増加やガールズバンドプロジェクト「バンドリ」とのコラボ企画におけるフェア開催等による既刊書籍の販売増加はあったものの、一部の書籍レーベルを「その他」セグメントへ事業移管した影響等による書籍の販売減少、また雑誌事業が減収となったことにより、コンテンツ事業は減収となりました。
また、プラットフォーム事業につきましては、楽器マーケットプレイス「デジマート」(http://www. digimart.net/)における楽器店からの決済サービス収入等の増加で増収となりました。
以上により、「音楽」の売上高は、前年同期(886百万円)比4.4%減の847百万円となりました。セグメント利益では、減収を収益性の改善と移管に伴う販管費の削減で補い、前年同期(42百万円の損失)と比べ8百万円損失が減少し、34百万円の損失となりました。
c.デザイン
デザインセグメントにつきましては、刊行点数の増加と堅調な出荷により新刊書籍及び電子出版は販売増加となったものの、ヒット作のあった前期と比べ既刊書籍の販売が減少し、加えて大型季節商品である年賀状ムックの刊行を第3四半期連結会計期間に変更した影響や雑誌事業の減収等により、コンテンツ事業は減収となりました。
以上により、「デザイン」の売上高は、前年同期(510百万円)比10.6%減の456百万円となりました。セグメント利益では、減収と収益性の低下により、前年同期(73百万円)と比べ51百万円減少し、21百万円となりました。
d.山岳・自然
山岳・自然セグメントにつきましては、大型季節商品であるカレンダーの販売効率の改善を目的に製造数をを調整し出荷が減少したことに加えて、広告収入や自治体等の受託案件が減収となったものの、新刊書籍及び電子出版の販売が増加、フィギュアスケートを扱ったムックや2018年7月に創刊1000号となった雑誌『山と溪谷』の販売が好調に推移し、コンテンツ事業は増収となりました。
以上により、「山岳・自然」の売上高は、前年同期(1,023百万円)比3.3%増の1,057百万円となりました。セグメント利益では、増収するも収益性の低下により、前年同期(124百万円)と比べ6百万円減少し、117百万円となりました。
e.モバイルサービス
モバイルサービスセグメントにつきましては、英語教材の販売やデジタルファーストの電子書籍等の自社メディア事業の拡大により、コンテンツ事業は増収となりました。
プラットフォーム事業につきましては、コンテンツホルダーとの協業によるデジタルコミック等の販売プラットフォーム事業が好調に推移し、増収となりました。
以上により、「モバイルサービス」の売上高は、前年同期(745百万円)比11.2%増の828百万円となりました。セグメント利益では、増収と収益性の改善により、前年同期(80百万円)と比べ12百万円増加し、92百万円となりました。
f.その他
その他セグメントにつきましては、著書向けPOD出版サービスの登録者数の拡大や堅調なWebコンテンツ等の制作受託、第1四半期連結会計期間において音楽セグメントからImpress Business Development(同)へ事業移管した書籍レーベル「立東舎」や新たに連結の範囲に含めました㈱天夢人による売上高の増加等により、売上高は前年同期(257百万円)比97.2%増の508百万円となりました。セグメント利益では、増収したものの投資フェーズの事業が増加したことで収益性が低下し、前年同期(7百万円)と比べ17百万円減少し、9百万円の損失となりました。
g.全社
全社区分につきましては、純粋持株会社である当社と、グループの経営管理及び販売/物流管理機能を担う㈱Impress Professional Worksで構成されており、グループ会社からの配当、情報システム等の経営インフラの使用料及びグループ会社や出版社を中心とするパートナー会社の物流・販売管理に伴う手数料収入を売上高として計上し、経営インフラ等の運営に係る費用を負担しております。
全社区分の売上高は、グループ会社からの配当収入の減少等により、前年同期(689百万円)比1.9%減の676百万円となりました。セグメント利益では、減収により、前年同期(8百万円の損失)と比べ32百万円減少し、41百万円の損失となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、季節変動要因によるたな卸資産の増加300百万円による資金の減少はあったものの、税金等調整前四半期純利益463百万円の計上(前年同期比234百万円の増加)や売掛債権の回収による資金の増加383百万円(前年同期比516百万円の増加)等により、営業活動によるキャッシュ・フローは213百万円の資金を獲得しております。(前年同期比162百万円の増加)
投資活動によるキャッシュ・フローは、満期保有目的債券の償還による収入300百万円(前年同期比300百万円の増加)や投資有価証の売却による収入が263百万円(前年同期比251百万円の増加)あったことで、473百万円の資金を獲得しております。(前年同期比603百万円の増加)
財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の圧縮により264百万円の資金が減少(前年同期比394百万円の減少)し、加えて自己株式の取得53百万円(前年同期比53百万円の減少)や配当金の支払82百万円(前年同期比62百万円の減少)により、400百万円の資金が減少しております。(前年同期比510百万円の減少)
以上により、当第2四半期連結会計期間末の資金残高は、前年同期末と比べ899百万円の資金が増加し、4,725 百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間におきましては、満期保有目的債券の償還や投資有価証券の売却による収入、加えて売掛金の回収が進んだこと等により、営業キャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを差引いたフリーキャッシュ・フローは大幅なプラスとなりました。これら手元資金をもとに、有利子負債の圧縮や株主還元(自己株式の取得/配当金の支払)を実施しております。
(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社は、グループ全体の資金効率を高めることを目的に、CMS(キャッシュ・マネージメント・サービス)を導入し、資金の一元管理を行っております。また、運転資金および設備投資を含む事業投資資金につきましては、手元資金に加え銀行等の金融機関からの借入金で賄っております。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び連結子会社)が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び連結子会社)が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
該当事項はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。