四半期報告書-第30期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/14 13:45
【資料】
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【項目】
42項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析を行っております。
この結果、遡及適用を行う前と比べて、前第3四半期連結累計期間の売上高は676,464千円、売上原価は27,610千円、販売費及び一般管理費は113,858千円、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益は534,996千円それぞれ減少しております。また、前連結会計年度の期首の純資産に累積的影響額が反映されたことにより、利益剰余金の前期首残高は10,213千円減少しております。
また、文中の事業区分別売上高は、外部顧客への売上高を、事業セグメントの売上高は、セグメント間の内部振替高を含んだ売上高をそれぞれ記載し、セグメント損益は、営業損益をベースとしております。
(1) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、第2四半期会計期間におけるイカロス出版株式会社の完全子会社化による増加のほか、現金及び預金の減少や季節的変動要因による受取手形、売掛金及び契約資産や棚卸資産が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ2,128百万円増加し、16,570百万円となりました。
負債につきましては、イカロス出版株式会社の完全子会社化による増加のほか、季節的変動要因による仕入債務等の増加や返金負債の増加等により、1,325百万円増加し7,236百万円となりました。
純資産につきましては、配当金の支払いによる減少があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、802百万円増加し9,333百万円となりました。
自己資本は9,328百万円となり、自己資本比率は56.3%と前連結会計年度末(59.0%)と比べ2.7ポイントの減少となりました。
(2) 経営成績の状況
① 事業全体の状況
当第3四半期連結累計期間につきましては、巣ごもり需要の一巡等による書籍の販売減はあったものの、電子書店の大型キャンペーン等による電子出版の販売増、音楽アーティスト関連の大型ムック本の販売及びIT分野のデジタル・ターゲットメディアの広告が好調を維持したことに加え、イカロス出版の業績を取り込んだことにより、コンテンツ事業の売上高は前年同期(8,474百万円)に比べ10.1%増加し、9,331百万円となりました。プラットフォーム事業につきましては、出版・電子出版・POD等の各プラットフォーム事業が堅調に推移したものの、コンテンツホルダーとの協業による電子コミックプラットフォーム事業が契約変更による計上方法の変更と前期の巣ごもり特需の反動等により大幅な減収となり、売上高が前期(2,020百万円)に比べ10.4%減少し、1,810百万円となりました。
これらの結果、売上高は、前年同期(10,494百万円)に比べ6.2%(646百万円)増加し11,141百万円となりました。営業利益につきましては、販売管理費が増加したものの増収により、前年同期(954百万円)に比べ6百万円増加し、960百万円となりました。経常利益につきましては、前年同期(1,027百万円)に比べ2百万円増加し、1,030百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、イカロス出版の子会社化に伴い、特別利益に負ののれん発生益187百万円を計上したこと等により、前年同期(603百万円)に比べ348百万円増加し、952百万円となりました。
② セグメント情報に記載された区分ごとの状況
a.IT
ITセグメントの売上高につきましては、ムックの刊行減やテレワーク需要等の一巡により書籍の出荷は減少したものの、電子書店の大型キャンペーン等による電子出版の販売が好調に推移したことにより、出版・電子出版は前年同期(2,297百万円)に比べ2.4%増加し2,352百万円となりました。また、デジタル総合ニュースサービス「Impress Watch」(https://www.watch.impress.co.jp/)の広告収入の増加等により、ネットメディア・サービスは前年同期(977百万円)に比べ27.0%増加し1,240百万円となりました。加えて、ターゲットメディアは、ターゲット広告が好調を持続し、イベント収入も増収となったことで、前年同期(702百万円)に比べ26.2%増加し886百万円となりました。ソリューション事業においては、国内受託案件の減少等により、前年同期(369百万円)に比べ9.5%減少し334百万円となりました。これらの結果、コンテンツ事業の売上高は前年同期(4,347百万円)に比べ10.8%増加し、4,814百万円となりました。
プラットフォーム事業につきましては、パートナー出版社の電子出版及び書籍の販売も好調であったことにより、売上高は前年同期(157百万円)に比べ25.2%増加し197百万円となりました。
以上により、「IT」の売上高は、前年同期(4,535百万円)に比べ11.1%増の5,038百万円となりました。セグメント利益は、大幅な増収と収益性の改善により、前年同期(622百万円)と比べ358百万円増加し、981百万円となりました。
b.音楽
音楽セグメントの売上高につきましては、書籍や雑誌広告は減収となったものの、音楽アーティスト関連の大型ムック本の販売が好調であったことや、ギターマガジン等雑誌ブランドのWEB展開によりデジタル広告が好調に推移したこととパートナー出版社の書籍制作受託で補い、コンテンツ事業の売上高は前年同期(1,027百万円)に比べ14.5%増加し、1,176百万円となりました。
また、プラットフォーム事業につきましては、楽器マーケットプレイス「デジマート」(https://www. digimart.net/)における楽器店からの決済サービス収入が増加したほか、パートナー出版社の出版物の販売も好調に推移し、売上高は前期(282百万円)に比べ27.3%増加し、359百万円となりました。
以上により、「音楽」の売上高は、前年同期(1,319百万円)比17.3%増の1,547百万円となりました。セグメント利益は、増収と収益性の改善により、前年同期(44百万円)と比べ利益が100百万円増加し、145百万円となりました。
c.デザイン
デザインセグメントの売上高につきましては、Impress Business Development(同)から書籍レーベル「立東舎」の事業移管や、WEBセミナー等の新規事業により売上が増加したものの、前期の既刊書籍好調の反動等で書籍の出荷が大幅に減少したことにより、コンテンツ事業は減収となりました。
以上により、「デザイン」の売上高は、前年同期(823百万円)比1.3%減の812百万円となりました。セグメント利益では、減収に加えて収益性の悪化と販売管理費の増加により、前年同期(109百万円)と比べ123百万円減少し、13百万円の損失となりました。
d.山岳・自然
山岳・自然セグメントの売上高につきましては、雑誌及び季節商品の出荷増による増収、キャンペーン等により電子出版の販売が好調に推移したほか、コロナ禍で落ち込んだ広告も若干の回復基調となり、コンテンツ事業は増収となりました。
以上により、「山岳・自然」の売上高は、前年同期(1,435百万円)比5.0%増の1,507百万円となりました。セグメント利益では、販売管理費が増加したものの、増収と収益性の改善により、前年同期(111百万円)と比べ35百万円増加し、147百万円となりました。
e.航空・鉄道
航空・鉄道セグメントの売上高につきましては、パートワーク受託案件の減収があったものの、書籍の出荷増に加え、イカロス出版の業績を取り込んだことにより、コンテンツ事業は大幅な増収となりました。
以上により、「航空・鉄道」の売上高は、前年同期(248百万円)比89.4%増の471百万円となりました。セグメント利益では、増収したものの、収益構造の見直し過程にあるイカロス出版が、営業損失を計上したこと等も影響し、前年同期(6百万円)と比べ62百万円減少し、56百万円の損失となりました。
f.モバイルサービス
モバイルサービスセグメントの売上高につきましては、電子出版は堅調に推移したものの、英語関連事業のデザインセグメントへの移管による減収等により、コンテンツ事業の売上高は前期(181百万円)と比べ16.8%減少し、150百万円となりました。
プラットフォーム事業につきましては、コンテンツホルダーとの協業によるデジタルコミック等の販売プラットフォームが契約変更による計上方法の変更と前期の巣ごもり特需の反動等により大幅な減収となり、売上高は前期(1,450百万円)と比べ24.4%減少し1,097百万円となりました。
以上により、「モバイルサービス」の売上高は、前年同期(1,635百万円)比23.5%減の1,251百万円となりました。セグメント利益では、収益性が改善し販売管理費が減少したものの、大幅な減収により、前年同期(351百万円)と比べ115百万円減少し、236百万円となりました。
g.その他
その他セグメントにつきましては、デザインセグメントへの事業移管による出版事業の減収があったものの、著者向けPOD出版プラットフォームサービスの販売増加や開発案件の受託等が好調に推移したこと等により、売上高は前年同期(625百万円)比0.4%増の627百万円となりました。セグメント利益では、販売管理費が増加したものの、増収に加えて収益性が改善したことにより、前年同期(9百万円の損失)と比べ4百万円改善し、5百万円の損失となりました。
h.全社
全社区分につきましては、純粋持株会社である当社と、グループの経営管理及び販売・物流管理機能を担う㈱Impress Professional Worksで構成されており、グループ会社からの配当、情報システム等の経営インフラの使用料及びグループ会社や出版社を中心とするパートナー会社の物流・販売管理に伴う手数料収入を売上高として計上し、経営インフラ等の運営に係る費用を負担しております。
全社区分の売上高は、グループ会社からの配当収入の増加等により、前年同期(1,503百万円)比15.3%増の1,732百万円となりました。セグメント利益では、販売管理費の増加はあったものの、増収により前年同期(238百万円)と比べ45百万円増加し、283百万円となりました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社は、グループ全体の資金効率を高めることを目的に、CMS(キャッシュ・マネージメント・サービス)を導入し、資金の一元管理を行っております。また、運転資金および設備投資を含む事業投資資金につきましては、手元資金に加え銀行等の金融機関からの借入金で賄っております。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び連結子会社)が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び連結子会社)が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。

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