四半期報告書-第150期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
(1)経営成績の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)の国内景気は、労働力不足を背景とした雇用・所得環境の改善により個人消費は底堅く推移しましたが、米中貿易摩擦などの影響によりアジア向けの輸出は減少しました。このような状況のもと、当社グループの事業につきましては、化学品事業は、基礎化学品、ファインケミカルともに減収となりました。機能性材料事業は、ディスプレイ材料は順調に推移しましたが、半導体材料および無機コロイドで減収となりました。農業化学品事業は減収となりました。医薬品事業は、「ファインテック」(医薬品技術開発型受託事業)は減収となりましたが、自社創薬事業は増収となりました。
この結果、当期間における業績は以下の結果となりました。
セグメント別概況は以下のとおりであります。
化学品事業
基礎化学品では、メラミン(合板用接着剤原料等)と高純度硫酸(半導体用洗浄剤)はともに減収となりました。特にメラミン輸出では、中国の安価な競合品の影響を受け販売価格が落ち込みました。ファインケミカルでは、電材向け「テピック」(封止材用等特殊エポキシ)と「ハイライト」(殺菌消毒剤)の販売が減少しました。
この結果、当事業の売上高は84億2百万円(前年同期比2億93百万円減)、営業利益は8億81百万円(同6億78百万円減)となりました。
機能性材料事業
ディスプレイ材料では、「サンエバー」(液晶表示用材料ポリイミド)のテレビなど大型向けが好調でした。半導体材料では、半導体用反射防止コーティング材(ARC®*)が一部顧客の稼働率低下の影響を受けました。無機コロイドは、「スノーテックス」(電子材料用研磨剤、各種表面処理剤等)が低調でした。オルガノシリカゾル・モノマーゾル(各種コート剤、樹脂添加剤)やオイル&ガス材料(シェールオイル・ガス採掘効率向上材)の販売は減少しました。一方、当事業では試験費を中心に固定費が減少し、営業利益は微減となりました。
この結果、当事業の売上高は151億25百万円(前年同期比5億10百万円減)、営業利益は38億58百万円(同63百万円減)となりました。
* ARC®はBrewer Science, Inc. の登録商標です。
農業化学品事業
フルララネル(動物用医薬品原薬)は、在庫調整により減収となりましたが、当初の計画は上回りました。国内向け農薬は、5月より日本で販売を開始した「グレーシア」(殺虫剤)が好調かつ、当初の計画も上回りました。海外向け農薬は、「タルガ」(除草剤)などを中心に売上が減少しました。
この結果、当事業の売上高は146億67百万円(前年同期比16億92百万円減)、営業利益は45億26百万円(同6億9百万円減)となりました。
医薬品事業
「リバロ」(高コレステロール血症治療薬)原薬は、国内外共に後発品の増勢により販売価格は下がったものの、出荷は堅調に推移しました。「ファインテック」は出荷が減少しました。
この結果、当事業の売上高は18億71百万円(前年同期比25百万円増)、営業利益は3億84百万円(同1億21百万円増)となりました。
卸売事業
当事業の売上高は174億70百万円(前年同期比3億31百万円減)、営業利益は5億26百万円(同35百万円減)となりました。
その他の事業
当事業の売上高は48億68百万円(前年同期比2億68百万円増)、営業利益は52百万円(同18百万円減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金が減少したことなどにより、前連結会計年度末比267億87百万円減の2,202億3百万円となりました。
負債も短期借入金が減少したことなどから、前連結会計年度末比225億39百万円減の423億77百万円となりました。
また、純資産は前連結会計年度末比42億48百万円減の1,778億25百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末比7.0ポイント増加し、80.0%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、運転資金の増減などから法人税等の支払額を控除した結果、99億76百万円の収入(前年同期は64億68百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、工場などの設備投資による支出などにより、6億3百万円の支出(前年同期は39億93百万円の支出)となりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、借入金の返済、配当金の支払などにより、297億82百万円の支出(前年同期は261億25百万円の支出)となりました。
現金及び現金同等物の四半期末残高は、換算差額の減少額2億6百万円を調整した結果、前連結会計年度末に比較して206億16百万円減少し、155億66百万円(前年同期は141億6百万円)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は39億32百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)の国内景気は、労働力不足を背景とした雇用・所得環境の改善により個人消費は底堅く推移しましたが、米中貿易摩擦などの影響によりアジア向けの輸出は減少しました。このような状況のもと、当社グループの事業につきましては、化学品事業は、基礎化学品、ファインケミカルともに減収となりました。機能性材料事業は、ディスプレイ材料は順調に推移しましたが、半導体材料および無機コロイドで減収となりました。農業化学品事業は減収となりました。医薬品事業は、「ファインテック」(医薬品技術開発型受託事業)は減収となりましたが、自社創薬事業は増収となりました。
この結果、当期間における業績は以下の結果となりました。
| 2019年3月期 第1四半期連結累計期間 | 2020年3月期 第1四半期連結累計期間 | 前年同期比増減 | |
| 売上高 | 508億77百万円 | 487億18百万円 | △21億58百万円 |
| 営業利益 | 106億79百万円 | 93億41百万円 | △13億38百万円 |
| 経常利益 | 119億2百万円 | 99億81百万円 | △19億21百万円 |
| 親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 88億30百万円 | 78億35百万円 | △9億94百万円 |
セグメント別概況は以下のとおりであります。
化学品事業
基礎化学品では、メラミン(合板用接着剤原料等)と高純度硫酸(半導体用洗浄剤)はともに減収となりました。特にメラミン輸出では、中国の安価な競合品の影響を受け販売価格が落ち込みました。ファインケミカルでは、電材向け「テピック」(封止材用等特殊エポキシ)と「ハイライト」(殺菌消毒剤)の販売が減少しました。
この結果、当事業の売上高は84億2百万円(前年同期比2億93百万円減)、営業利益は8億81百万円(同6億78百万円減)となりました。
機能性材料事業
ディスプレイ材料では、「サンエバー」(液晶表示用材料ポリイミド)のテレビなど大型向けが好調でした。半導体材料では、半導体用反射防止コーティング材(ARC®*)が一部顧客の稼働率低下の影響を受けました。無機コロイドは、「スノーテックス」(電子材料用研磨剤、各種表面処理剤等)が低調でした。オルガノシリカゾル・モノマーゾル(各種コート剤、樹脂添加剤)やオイル&ガス材料(シェールオイル・ガス採掘効率向上材)の販売は減少しました。一方、当事業では試験費を中心に固定費が減少し、営業利益は微減となりました。
この結果、当事業の売上高は151億25百万円(前年同期比5億10百万円減)、営業利益は38億58百万円(同63百万円減)となりました。
* ARC®はBrewer Science, Inc. の登録商標です。
農業化学品事業
フルララネル(動物用医薬品原薬)は、在庫調整により減収となりましたが、当初の計画は上回りました。国内向け農薬は、5月より日本で販売を開始した「グレーシア」(殺虫剤)が好調かつ、当初の計画も上回りました。海外向け農薬は、「タルガ」(除草剤)などを中心に売上が減少しました。
この結果、当事業の売上高は146億67百万円(前年同期比16億92百万円減)、営業利益は45億26百万円(同6億9百万円減)となりました。
医薬品事業
「リバロ」(高コレステロール血症治療薬)原薬は、国内外共に後発品の増勢により販売価格は下がったものの、出荷は堅調に推移しました。「ファインテック」は出荷が減少しました。
この結果、当事業の売上高は18億71百万円(前年同期比25百万円増)、営業利益は3億84百万円(同1億21百万円増)となりました。
卸売事業
当事業の売上高は174億70百万円(前年同期比3億31百万円減)、営業利益は5億26百万円(同35百万円減)となりました。
その他の事業
当事業の売上高は48億68百万円(前年同期比2億68百万円増)、営業利益は52百万円(同18百万円減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金が減少したことなどにより、前連結会計年度末比267億87百万円減の2,202億3百万円となりました。
負債も短期借入金が減少したことなどから、前連結会計年度末比225億39百万円減の423億77百万円となりました。
また、純資産は前連結会計年度末比42億48百万円減の1,778億25百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末比7.0ポイント増加し、80.0%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、運転資金の増減などから法人税等の支払額を控除した結果、99億76百万円の収入(前年同期は64億68百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、工場などの設備投資による支出などにより、6億3百万円の支出(前年同期は39億93百万円の支出)となりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、借入金の返済、配当金の支払などにより、297億82百万円の支出(前年同期は261億25百万円の支出)となりました。
現金及び現金同等物の四半期末残高は、換算差額の減少額2億6百万円を調整した結果、前連結会計年度末に比較して206億16百万円減少し、155億66百万円(前年同期は141億6百万円)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は39億32百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。