四半期報告書-第152期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/12 16:12
【資料】
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【項目】
39項目
(1)経営成績の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)の国内景気は、海外経済の回復を受けて輸出や設備投資が増加基調にありましたが、緊急事態宣言の再発令、延長の影響により個人消費が低迷するなど、本格的な回復には至りませんでした。このような状況のもと、当社グループの事業につきましては、化学品セグメントは、基礎化学品とファインケミカルともに売上が増加しました。機能性材料セグメントは、ディスプレイ材料、半導体材料、無機コロイド全てが順調に推移しました。農業化学品セグメントは、減収となりました。医薬品セグメントは、「ファインテック」(医薬品技術開発型受託事業)の売上が減少しました。
この結果、当期間における業績は以下の結果となりました。
(単位:百万円、百万円未満切捨て)
2021年3月期第1四半期
(実績)
2022年3月期第1四半期
(実績)
前年同期比増減2022年3月期
第1四半期
(計画数値)
(注)
計画比
増減
売上高49,28046,499△2,78040,000+6,499
営業利益9,81011,875+2,0659,800+2,075
経常利益10,41612,323+1,90710,200+2,123
親会社株主に帰属する四半期純利益7,6088,849+1,2417,500+1,349

(注) 計画数値は2021年3月期決算説明資料(2021年5月14日発表)P14に記載
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 (会計方針の変更)」をご参照ください。
セグメント別概況は以下のとおりであります。 化学品事業 基礎化学品では、メラミン(合板用接着剤原料等)や高純度硫酸(半導体用洗浄剤)の販売が増加しました。ファインケミカルにおいても、「テピック」(粉体塗料硬化剤、封止材等)や環境化学品(プール・浄化槽向け殺菌・消毒剤等)が好調でした。
この結果、当事業の売上高は88億33百万円(前年同期比14億18百万円増)、営業利益は12億65百万円(同5億96百万円増)となりました。計画(注)比では、売上高は4億円の上ぶれ、営業利益は計画通りとなりました。
(注) 計画数値は2021年3月期決算説明資料P19,20に記載
機能性材料事業 ディスプレイ材料では、「サンエバー」(液晶表示用材料ポリイミド)のノートPC、モニター向けが好調でした。半導体材料では、半導体用反射防止コーティング材(ARC®*)及び多層材料(OptiStack®*)が顧客の稼働好調を受けて増収となりました。無機コロイドは、「スノーテックス」(電子材料用研磨剤、各種表面処理剤等)及びオルガノシリカゾル・モノマーゾル(各種コート剤、樹脂添加剤)が堅調でした。
この結果、当事業の売上高は199億51百万円(前年同期比28億67百万円増)、営業利益は69億53百万円(同16億43百万円増)となりました。計画(注)比では、売上高は14億円、営業利益は15億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2021年3月期決算説明資料P19,20に記載
*ARC®、OptiStack®はBrewer Science, Inc. の登録商標です。
農業化学品事業
フルララネル(動物用医薬品原薬)は、当期より「収益認識に関する会計基準」等を適用した結果、ロイヤリティの計上時期が従来の年2回から年4回へ変更となったことから、増収となりました。国内向け農薬は、「ラウンドアップ」(非選択性茎葉処理除草剤)は前年並みの売上となりましたが、「アルテア」(水稲用除草剤)や「グレーシア」(殺虫剤)の出荷が減少しました。海外向け農薬は、「クィンテック」(殺菌剤)は堅調でしたが、「グレーシア」の販売が減少し「タルガ」(除草剤)の出荷時期が後ろ倒しとなりました。
この結果、当事業の売上高は134億3百万円(前年同期比11億78百万円減)、営業利益は40億97百万円(同80百万円増)となりました。計画(注)比では、売上高は11億円の下ぶれ、営業利益は3億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2021年3月期決算説明資料P19,20に記載
医薬品事業
「リバロ」(高コレステロール血症治療薬)原薬は、海外での後発品の増勢の影響を受け、減収となりました。「ファインテック」は、出荷時期のずれ等により減収となりました。 この結果、当事業の売上高は10億69百万円(前年同期比4億30百万円減)、営業損失は1億85百万円(同1億15百万円減益)となりました。計画(注)比では、売上高は2億円、営業利益は1億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2021年3月期決算説明資料P19,20に記載
卸売事業
当事業の売上高は177億99百万円(前年同期比3億83百万円減)、営業利益は6億64百万円(同11百万円増)となりました。計画(注)比では、売上高は13億円、営業利益は2億円の上ぶれとなりました。 (注) 計画数値は2021年3月期決算説明資料P19,20に記載
その他の事業
当事業の売上高は49億11百万円(前年同期比1億25百万円増)、営業利益は68百万円(同20百万円増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金が減少したことなどにより、前連結会計年度末比189億9百万円減の2,466億00百万円となりました。
負債も短期借入金が減少したことなどから、前連結会計年度末比122億74百万円減の526億72百万円となりました。
また、純資産は前連結会計年度末比66億34百万円減の1,939億27百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末比3ポイント増加し、77.9%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、運転資金の増減などから法人税等の支払額を控除した結果、118億49百万円の収入(前年同期は123億94百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、工場などの設備投資による支出などにより、32億91百万円の支出(前年同期は15億57百万円の支出)となりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、借入金の返済、配当金の支払などにより、238億21百万円の支出(前年同期は248億51百万円の支出)となりました。
現金及び現金同等物の四半期末残高は、換算差額の増加額4百万円を調整した結果、前連結会計年度末に比較して152億58百万円減少し、171億21百万円(前年同期は166億33百万円)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は37億84百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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