四半期報告書-第152期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 13:28
【資料】
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【項目】
44項目
(1) 経営成績の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)の国内景気は、新型コロナウイルスの感染拡大、部品供給不足による自動車減産を主な背景として国内消費、輸出などが低迷した結果、期末に向けて個人消費を中心に回復基調を示したものの、本格的な回復に至りませんでした。このような状況のもと、当社グループの事業につきましては、化学品セグメントは、基礎化学品とファインケミカルともに売上が増加しました。機能性材料セグメントは、ディスプレイ材料、半導体材料、無機コロイドが全て順調に推移しました。農業化学品セグメントは、増収となりました。医薬品セグメントは、創薬事業は減収でしたが、「ファインテック」(医薬品技術開発型受託事業)は増収となりました。
この結果、当期間における業績は以下の通りとなり、売上高、各利益ともに前年同期及び11月に発表した業績予想を上回りました。また、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は過去最高益を更新しました。
(単位:百万円、百万円未満切捨て)
2021年3月期
第3四半期
(実績)
2022年3月期
第3四半期
(実績)
前年同期比増減2022年3月期
第3四半期
(計画数値)
計画数値比
増減
売上高138,228141,337+3,109138,500+2,837
営業利益23,62033,935+10,31430,700+3,235
経常利益24,02635,779+11,75332,100+3,679
親会社株主に帰属する
四半期純利益
18,39725,640+7,24323,600+2,040

(注) 1.計画数値は2022年3月期第2四半期決算説明資料(2021年11月11日発表)P9に記載
2.第3四半期計画数値の親会社株主に帰属する四半期純利益に誤りがありました。修正前数値は25,100百万円、修正後数値は23,600百万円であります。計画数値との比較に当たっては、修正後数値を用いております。
3.2020年12月18日に行われたコルテバアグリサイエンス社の殺菌剤「マンゼブ」事業の譲受に伴い、前第3四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に会計処理が確定しております。この結果、前第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ59百万円増加し、四半期純利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益がそれぞれ43百万円増加しております。なお、前第3四半期連結累計期間との比較・分析に当たっては、上述の確定後金額を用いております。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況(会計方針の変更)」をご参照ください。
セグメント別概況は以下のとおりであります。
化学品セグメント
基礎化学品では、メラミン(合板用接着剤原料等)や高純度硫酸(半導体用洗浄剤)の売上が増加しました。ファインケミカルにおいても、「テピック」(粉体塗料硬化剤、封止材等)や環境化学品のシアヌル酸(消毒・殺菌剤原料)が好調でした。
この結果、当セグメントの売上高は275億57百万円(前年同期比45億27百万円増)、営業利益は24億64百万円(同18億90百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は9億円、営業利益は3億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期第2四半期決算説明資料(2021年11月11日発表)P15,16に記載
機能性材料セグメント
ディスプレイ材料では、「サンエバー」(液晶表示用材料ポリイミド)のノートPC、モニター向けが好調でした。半導体材料は、半導体用反射防止コーティング材(ARC®*)及び多層材料(OptiStack®*)が顧客の稼働好調を受けて増収となりました。無機コロイドは、「スノーテックス」(電子材料用研磨剤、各種表面処理剤等)、オルガノシリカゾル・モノマーゾル(各種コート剤、樹脂添加剤)ともに順調でした。オイル&ガス材料(シェールオイル・ガス採掘効率向上材)は減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は605億15百万円(前年同期比66億98百万円増)、営業利益は207億83百万円(同37億75百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は4億円、営業利益は10億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期第2四半期決算説明資料(2021年11月11日発表)P15,16に記載
* ARC®、OptiStack®はBrewer Science, Inc. の登録商標です。
農業化学品セグメント
フルララネル(動物用医薬品原薬)は、当期より「収益認識に関する会計基準」等を適用した結果、ロイヤリティの計上時期が従来の年2回から年4回へ変更となったことから、増収となりました。国内向け農薬は、「ラウンドアップ」(非選択性茎葉処理除草剤)が堅調な売上となりましたが、「アルテア」(水稲用除草剤)や「グレーシア」(殺虫剤)の出荷が減少しました。海外向け農薬は、「グレーシア」の販売が減少しましたが、「クィンテック」(殺菌剤)、「タルガ」(除草剤)や「サンマイト」(殺虫・殺ダニ剤)が好調に推移しました。加えて、昨年度第3四半期に買収した「ダイセン」(殺菌剤)が国内外ともに売上に貢献しました。
この結果、当セグメントの売上高は368億80百万円(前年同期比49億29百万円増)、営業利益は100億73百万円(同35億77百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は7億円、営業利益は11億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期第2四半期決算説明資料(2021年11月11日発表)P15,16に記載
医薬品セグメント
「リバロ」(高コレステロール血症治療薬)原薬は、国内では増収となりましたが、海外では後発品の増勢の影響を受け減収となりました。「ファインテック」は、ジェネリック原薬が増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は52億63百万円(前年同期比8億42百万円増)、営業利益は8億92百万円(同8億99百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は1億円、営業利益は1億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期第2四半期決算説明資料(2021年11月11日発表)P15,16に記載
卸売セグメント
当セグメントの売上高は586億23百万円(前年同期比71億48百万円増)、営業利益は21億36百万円(同2億24百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は22億円、営業利益は2億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期第2四半期決算説明資料(2021年11月11日発表)P15,16に記載
その他のセグメント
当セグメントの売上高は164億84百万円(前年同期比3億34百万円増)、営業利益は1億93百万円(同2億円減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形及び売掛金が減少したことなどにより、前連結会計年度末比107億74百万円減の2,547億35百万円となりました。
負債も短期借入金が減少したことなどから、前連結会計年度末比95億91百万円減の553億55百万円となりました。
また、純資産は前連結会計年度末比11億82百万円減の1,993億79百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末比2.6ポイント増加し、77.5%になりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、運転資金の増減などから法人税等の支払額を控除した結果、350億8百万円の収入(前年同期は346億17百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、工場などの設備投資による支出などにより、67億81百万円の支出(前年同期は108億57百万円の支出)となりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、借入金の返済、配当金の支払、自己株式の取得による支出などにより、355億5百万円の支出(前年同期は338億35百万円の支出)となりました。
現金及び現金同等物の四半期末残高は、換算差額の増加額52百万円を調整した結果、前連結会計年度末に比較して72億25百万円減少し、251億55百万円(前年同期は205億75百万円)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた
課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は114億39百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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