四半期報告書-第153期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)の国内景気は、行動制限の緩和等を受けて個人消費が回復基調を示したものの、原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱等の影響で本格的な回復には至りませんでした。このような状況のもと、当社グループの事業につきましては、化学品セグメントは、硝酸プラントトラブルの影響はあったものの、基礎化学品、ファインケミカルともに増収となりました。機能性材料セグメントは、半導体材料が順調に推移しました。農業化学品セグメントは、増収となりました。ヘルスケアセグメントは、ヘルスケア事業、「ファインテック」(医薬品技術開発型受託事業)ともに堅調でした。
この結果、当期間における業績は以下の通りとなり、売上高、各利益ともに前年同期及び5月に発表した業績予想を上回りました。また、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てで過去最高値を更新しました。
(単位:百万円、百万円未満切捨て)
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P10に記載
セグメント別概況は以下のとおりであります。
なお、当社は、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを変更いたしました。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」をご参照ください。
化学品セグメント
基礎化学品では、メラミン(合板用接着剤原料等)や尿素・「アドブルー®*」(高品位尿素水)が好調でした。ファインケミカルにおいても、「テピック」(粉体塗料硬化剤、封止材等)や環境化学品(プール・浄化槽用殺菌・消毒剤等)の売上が増加しました。
この結果、当セグメントの売上高は104億15百万円(前年同期比15億82百万円増)、営業利益は17億16百万円(同4億52百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は2億円、営業利益は1億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P24に記載
* アドブルー®は、ドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標です。
機能性材料セグメント
ディスプレイ材料では、「サンエバー」(液晶表示用材料ポリイミド)がスマートフォン向けで減収となりました。半導体材料は、半導体用反射防止コーティング材(ARC®*)及び多層材料(OptiStack®*)が顧客の稼働好調を受けて増収となりました。無機コロイドは、「スノーテックス」(電子材料用研磨材、各種表面処理剤等)やオルガノシリカゾル・モノマーゾル(各種コート剤、樹脂添加剤)、オイル&ガス材料(シェールオイル・ガス採掘効率向上材)が堅調に推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は217億74百万円(前年同期比18億22百万円増)、営業利益は78億88百万円(同9億59百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は6億円、営業利益は8億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P24に記載
* ARC®、OptiStack®はBrewer Science, Inc. の登録商標です。
農業化学品セグメント
フルララネル(動物用医薬品原薬)は昨年度に顧客在庫調整が終了し、増収となりました。国内向け農薬は、「ラウンドアップ」(非選択性茎葉処理除草剤)や「アルテア」(水稲用除草剤)、「グレーシア」(殺虫剤)が堅調な売上となりました。海外向け農薬は、「タルガ」(除草剤)や「ライメイ」(殺菌剤)、「グレーシア」が好調に推移したことに加え、一部出荷時期のずれ等も寄与し大幅な増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は197億28百万円(前年同期比63億24百万円増)、営業利益は68億25百万円(同27億77百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は25億円、営業利益は11億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P24に記載
ヘルスケアセグメント
「リバロ」(高コレステロール血症治療薬)原薬は、海外向けの出荷が堅調でした。「ファインテック」は、出荷時期のずれ等により増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は16億54百万円(前年同期比5億84百万円増)、営業利益は7億57百万円(同4億57百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は1億円、営業利益は2億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P24に記載
卸売セグメント
当セグメントの売上高は236億56百万円(前年同期比58億57百万円増)、営業利益は10億33百万円(同3億69百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は40億円の上ぶれ、営業利益は4億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P82、83に記載
その他のセグメント
当セグメントの売上高は65億37百万円(前年同期比16億26百万円増)、営業利益は1億33百万円(同65百万円増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金が減少したことなどにより、前連結会計年度末比24億56百万円減の2,772億31百万円となりました。
負債も短期借入金が減少したことなどから、前連結会計年度末比41億58百万円減の675億19百万円となりました。
また、純資産は前連結会計年度末比17億2百万円増の2,097億12百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末比0.9ポイント増加し、74.5%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、運転資金の増減などから法人税等の支払額を控除した結果、131億7百万円の収入(前年同期は118億49百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、工場などの設備投資による支出などにより、43億45百万円の支出(前年同期は32億91百万円の支出)となりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、借入金の返済、配当金の支払などにより、180億23百万円の支出(前年同期は238億21百万円の支出)となりました。
現金及び現金同等物の四半期末残高は、換算差額の増加額8億52百万円を調整したことで、前連結会計年度末に比較して84億7百万円減少しており、これに連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額31億16百万円を加味した結果、293億66百万円(前年同期は171億21百万円)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は38億73百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)の国内景気は、行動制限の緩和等を受けて個人消費が回復基調を示したものの、原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱等の影響で本格的な回復には至りませんでした。このような状況のもと、当社グループの事業につきましては、化学品セグメントは、硝酸プラントトラブルの影響はあったものの、基礎化学品、ファインケミカルともに増収となりました。機能性材料セグメントは、半導体材料が順調に推移しました。農業化学品セグメントは、増収となりました。ヘルスケアセグメントは、ヘルスケア事業、「ファインテック」(医薬品技術開発型受託事業)ともに堅調でした。
この結果、当期間における業績は以下の通りとなり、売上高、各利益ともに前年同期及び5月に発表した業績予想を上回りました。また、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てで過去最高値を更新しました。
(単位:百万円、百万円未満切捨て)
| 2022年3月期第1四半期 (実績) | 2023年3月期第1四半期 (実績) | 前年同期比増減 | 2023年3月期 第1四半期 (計画数値) (注) | 計画比 増減 | ||
| 売上高 | 46,499 | 58,290 | +11,791 | 52,400 | +5,890 | |
| 営業利益 | 11,875 | 17,266 | +5,390 | 14,600 | +2,666 | |
| 経常利益 | 12,323 | 19,492 | +7,169 | 15,200 | +4,292 | |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 8,849 | 13,869 | +5,020 | 11,200 | +2,669 |
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P10に記載
セグメント別概況は以下のとおりであります。
なお、当社は、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを変更いたしました。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」をご参照ください。
化学品セグメント
基礎化学品では、メラミン(合板用接着剤原料等)や尿素・「アドブルー®*」(高品位尿素水)が好調でした。ファインケミカルにおいても、「テピック」(粉体塗料硬化剤、封止材等)や環境化学品(プール・浄化槽用殺菌・消毒剤等)の売上が増加しました。
この結果、当セグメントの売上高は104億15百万円(前年同期比15億82百万円増)、営業利益は17億16百万円(同4億52百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は2億円、営業利益は1億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P24に記載
* アドブルー®は、ドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標です。
機能性材料セグメント
ディスプレイ材料では、「サンエバー」(液晶表示用材料ポリイミド)がスマートフォン向けで減収となりました。半導体材料は、半導体用反射防止コーティング材(ARC®*)及び多層材料(OptiStack®*)が顧客の稼働好調を受けて増収となりました。無機コロイドは、「スノーテックス」(電子材料用研磨材、各種表面処理剤等)やオルガノシリカゾル・モノマーゾル(各種コート剤、樹脂添加剤)、オイル&ガス材料(シェールオイル・ガス採掘効率向上材)が堅調に推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は217億74百万円(前年同期比18億22百万円増)、営業利益は78億88百万円(同9億59百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は6億円、営業利益は8億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P24に記載
* ARC®、OptiStack®はBrewer Science, Inc. の登録商標です。
農業化学品セグメント
フルララネル(動物用医薬品原薬)は昨年度に顧客在庫調整が終了し、増収となりました。国内向け農薬は、「ラウンドアップ」(非選択性茎葉処理除草剤)や「アルテア」(水稲用除草剤)、「グレーシア」(殺虫剤)が堅調な売上となりました。海外向け農薬は、「タルガ」(除草剤)や「ライメイ」(殺菌剤)、「グレーシア」が好調に推移したことに加え、一部出荷時期のずれ等も寄与し大幅な増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は197億28百万円(前年同期比63億24百万円増)、営業利益は68億25百万円(同27億77百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は25億円、営業利益は11億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P24に記載
ヘルスケアセグメント
「リバロ」(高コレステロール血症治療薬)原薬は、海外向けの出荷が堅調でした。「ファインテック」は、出荷時期のずれ等により増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は16億54百万円(前年同期比5億84百万円増)、営業利益は7億57百万円(同4億57百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は1億円、営業利益は2億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P24に記載
卸売セグメント
当セグメントの売上高は236億56百万円(前年同期比58億57百万円増)、営業利益は10億33百万円(同3億69百万円増)となりました。計画数値(注)比では、売上高は40億円の上ぶれ、営業利益は4億円の上ぶれとなりました。
(注) 計画数値は2022年3月期決算説明資料(2022年5月13日発表)P82、83に記載
その他のセグメント
当セグメントの売上高は65億37百万円(前年同期比16億26百万円増)、営業利益は1億33百万円(同65百万円増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金が減少したことなどにより、前連結会計年度末比24億56百万円減の2,772億31百万円となりました。
負債も短期借入金が減少したことなどから、前連結会計年度末比41億58百万円減の675億19百万円となりました。
また、純資産は前連結会計年度末比17億2百万円増の2,097億12百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末比0.9ポイント増加し、74.5%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、運転資金の増減などから法人税等の支払額を控除した結果、131億7百万円の収入(前年同期は118億49百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、工場などの設備投資による支出などにより、43億45百万円の支出(前年同期は32億91百万円の支出)となりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、借入金の返済、配当金の支払などにより、180億23百万円の支出(前年同期は238億21百万円の支出)となりました。
現金及び現金同等物の四半期末残高は、換算差額の増加額8億52百万円を調整したことで、前連結会計年度末に比較して84億7百万円減少しており、これに連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額31億16百万円を加味した結果、293億66百万円(前年同期は171億21百万円)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は38億73百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。