四半期報告書-第150期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/14 14:35
【資料】
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【項目】
38項目
(1) 経営成績の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)の国内景気は、個人消費や設備投資など内需が堅調に推
移したものの、アジア向けを中心に輸出は低迷し、企業の生産活動は足踏み状態が続きました。このような状況のもと、当社グループの事業につきましては、化学品事業は、ファインケミカルが増収となりましたが、基礎化学品は減収となりました。機能性材料事業は、ディスプレイ材料は順調に推移しましたが、半導体材料および無機コロイドで減収となりました。農業化学品事業は、海外向け農薬を中心に減収となりました。医薬品事業は、「ファインテック」(医薬品技術開発型受託事業)は前年並みとなったものの自社創薬事業が減収となりました。
この結果、当期間における業績は以下の通りとなり、売上高、各利益ともに前年同期を下回ったものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は5月に発表した業績予想を上回りました。
・第2四半期累計期間における連結業績 (単位:百万円、百万円未満切捨て)
2019年3月期
第2四半期
(実績)
2020年3月期
第2四半期
(実績)
前年同期比増減2020年3月期
第2四半期
(業績予想)
売上高98,03896,466△1,57299,000
営業利益19,39918,026△1,37317,800
経常利益20,61318,646△1,96718,400
親会社株主に帰属する
四半期純利益
15,40914,523△88613,700

セグメント別概況は以下のとおりであります。
化学品事業
基礎化学品では、メラミン(合板用接着剤原料等)はほぼ前年並みとなったものの、高純度硫酸(半導体用洗浄剤)の販売は落ち込みました。ファインケミカルでは、「テピック」の電材向け(ソルダーレジストインキ、LED封止材等)は販売が減少しましたが、一般向け(粉体塗料硬化剤)は増収となりました。
この結果、当事業の売上高は168億42百万円(前年同期比1億38百万円減)、営業利益は3億43百万円(同8億1百万円減)となりました。業績予想(注)比では、売上高は21億円、営業利益は10億円の下ぶれとなりました。
(注) 業績予想値は2019年3月期決算説明会資料(2019年5月15日発表)P17,18に記載
機能性材料事業
ディスプレイ材料では、「サンエバー」(液晶表示用材料ポリイミド)のスマートフォンなど中小型向けおよびテレビなど大型向けが、ともに好調でした。半導体材料では、半導体用反射防止コーティング材(ARC®*)が顧客の稼働率低下の影響を受け低調でした。無機コロイドは、「スノーテックス」の電子材料用研磨剤向けが減収となりました。オルガノシリカゾル・モノマーゾル(各種コート剤、樹脂添加剤)やオイル&ガス材料(シェールオイル・ガス採掘効率向上材)の販売も減少しました。
この結果、当事業の売上高は313億87百万円(前年同期比5億79百万円減)、営業利益は82億34百万円(同1億13百万円増)となりました。業績予想(注)比では、売上高は3億円の下ぶれ、営業利益は8億円の上ぶれとなりました。
(注) 業績予想値は2019年3月期決算説明会資料(2019年5月15日発表)P17,18に記載
* ARC®はBrewer Science, Inc. の登録商標です。
農業化学品事業
フルララネル(動物用医薬品原薬)は、顧客在庫影響により減収となりましたが、当初の計画は上回りました。国内向け農薬は、5月より日本で販売を開始した「グレーシア」(殺虫剤)が好調でした。ラウンドアップは、自然災害等の影響を受けた昨年より増収となりました。海外向け農薬は、「タルガ」(除草剤)や「パーミット」(除草剤)などを中心に売上が減少しました。
この結果、当事業の売上高は278億71百万円(前年同期比8億8百万円減)、営業利益は94億30百万円(同4億16百万円減)となりました。業績予想(注)比では、売上高は4億円の下ぶれ、営業利益は2億円の上ぶれとなりました。
(注) 業績予想値は2019年3月期決算説明会資料(2019年5月15日発表)P17,18に記載
医薬品事業
「リバロ」(高コレステロール血症治療薬)原薬は、国内外共に後発品の増勢により販売価格が下がり、減収となりました。「ファインテック」はほぼ前年並みの売上高となりました。
この結果、当事業の売上高は34億31百万円(前年同期比2億84百万円減)、営業利益は5億30百万円(同75百万円減)となりました。業績予想(注)比では、売上高、営業利益ともに予想通りとなりました。
(注) 業績予想値は2019年3月期決算説明会資料(2019年5月15日発表)P17,18に記載
卸売事業
当事業の売上高は333億16百万円(前年同期比1億27百万円減)、営業利益は10億17百万円(同83百万円減)となりました。業績予想(注)比では、売上高は7億円の下ぶれ、営業利益は予想通りとなりました。
(注) 業績予想値は2019年3月期決算説明会資料(2019年5月15日発表)P17,18に記載
その他の事業
当事業の売上高は98億31百万円(前年同期比6億70百万円減)、営業利益は1億29百万円(同1億5百万円減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形及び売掛金が減少したことなどにより、前連結会計年度末比234億79百万円減の2,235億11百万円となりました。
負債も借入金が減少したことなどから、前連結会計年度末比214億13百万円減の435億3百万円となりました。
また、純資産は前連結会計年度末比20億66百万円減の1,800億7百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末比6.8ポイント増加し、79.8%になりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、運転資金の増減などから法人税等の支払額を控除した結果、319億36百万円の収入(前年同期は291億45百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、工場などの設備投資による支出などにより、24億23百万円の支出(前年同期は59億66百万円の支出)となりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、借入金の返済、配当金の支払、自己株式の取得による支出などにより、334億49百万円の支出(前年同期は314億78百万円の支出)となりました。
現金及び現金同等物の四半期末残高は、換算差額の減少額3億76百万円を調整した結果、前連結会計年度末に比較して43億12百万円減少し、318億70百万円(前年同期は294億93百万円)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は80億58百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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