四半期報告書-第125期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は次のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ55百万円増加の105,225百万円となりました。
(流動資産)
流動資産は前連結会計年度末に比べ、628百万円増加の72,766百万円となりました。主な要因は、原材料及び貯蔵品の増加(2,130百万円)や商品及び製品の増加(1,337百万円)、現金及び預金の減少(2,898百万円)であります。
(固定資産)
固定資産は前連結会計年度末に比べ、572百万円減少の32,459百万円となりました。主な減少要因は、有形固定資産の減少(494百万円)であります。
(流動負債)
流動負債は前連結会計年度末に比べ、1,088百万円増加の37,307百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加(1,830百万円)や支払手形及び買掛金の増加(1,277百万円)、1年内返済予定の長期借入金の減少(1,705百万円)であります。
(固定負債)
固定負債は前連結会計年度末に比べ、2,216百万円増加の8,851百万円となりました。主な増加要因は、長期借入金の増加(1,731百万円)であります。
(純資産)
純資産は前連結会計年度末に比べ、3,249百万円減少の59,066百万円となりました。主な要因は、自己株式の取得等による減少(3,059百万円)や剰余金の配当等による利益剰余金の減少(1,353百万円)、為替換算調整勘定の増加(1,555百万円)であります。なお、自己株式の消却により、資本剰余金と自己株式がそれぞれ6,282百万円減少しております。
当第3四半期連結累計期間の経営成績は次のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境としましては、主力の船舶用塗料分野において、修繕船市場においては、一定の需要が継続する中、拡販に注力したことから、国内や欧州を中心に堅調に推移しました。一方、新造船市場では、建造量の減少に伴い国内や中国での需要が大きく落ち込んだことから、全体として低調に推移しました。工業用塗料分野では、東南アジアにおける重防食塗料について、新型コロナウイルスの影響によるプロジェクトの延期等により低調に推移しましたが、国内の建材用塗料や東南アジア以外のセグメントにおける重防食塗料の需要回復により、全体として堅調に推移しました。コンテナ用塗料分野では、世界的なコンテナボックス需要の拡大とともに、塗料需要も持ち直し、販売が回復しました。
このような経営環境の下、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は62,143百万円(前年同期比1.4%増)となりました。利益面については、原材料調達手法や販売価格の見直しに加え各種経費の削減に努めたものの、原油などの資源高に伴う主要原材料価格の高騰による原価率の上昇や、当社連結子会社における退職給付に係る負債の計上漏れに関する対応費用の計上により、営業利益862百万円(同83.6%減)、経常利益1,365百万円(同74.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益460百万円(同86.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
船舶用塗料において、国内造船所の船舶建造量が減少したことで新造船向けの販売が大きく落ち込んだものの、修繕船向けの販売は堅調に推移しており、工業用塗料においては、前年同期に新型コロナウイルスの影響で生産調整を実施した建材メーカーの稼働率が改善し、建材用塗料の販売が回復いたしました。その結果、売上高は23,136百万円(前年同期比6.9%減)となりました。一方、損益面では、主要原材料価格の高騰による調達コストの上昇から、セグメント損失は前年同期に比べ2,307百万円減益の637百万円(前年同期はセグメント利益1,670百万円)となりました。
(中国)
船舶用塗料において、船舶建造量の減少により新造船向けの販売が落ち込み、修繕船向けの販売についても当該期間における当社顧客の入渠船減少等により低調に推移した一方、工業用塗料においては、重防食用塗料の販売が好調であったことに加え、コンテナ用塗料においても、塗料需要の回復により販売が伸長したことから、売上高は12,739百万円(同8.0%増)となりました。一方、損益面では、主要原材料価格の高騰による調達コストの上昇から、セグメント損失は前年同期に比べ790百万円減益の353百万円(前年同期はセグメント利益437百万円)となりました。
(韓国)
船舶用塗料において、主力の新造船向けの販売が好調であったことから、売上高は5,587百万円(同12.1%増)となりました。一方、損益面では、為替の影響や主要原材料価格の上昇による調達コストの上昇から、セグメント損失は前年同期に比べ895百万円減益の461百万円(前年同期はセグメント利益433百万円)となりました。
(東南アジア)
船舶用塗料において、修繕船向けの販売が堅調に推移した一方、工業用塗料においては新型コロナウイルスの影響により重防食塗料の販売が低調に推移し、売上高は8,531百万円(同0.8%増)となりました。一方、損益面では、主要原材料価格の上昇による調達コストの上昇から、セグメント利益は前年同期に比べ200百万円減益の1,185百万円(同14.4%減)となりました。
(欧州・米国)
船舶用塗料において、主に修繕船向けの販売が伸長したことや、為替の影響による増収効果があったことから、売上高は12,148百万円(同8.8%増)となりました。損益面では、主要原材料価格の高騰により調達コストが上昇したものの、営業コスト等の各種経費の抑制や高付加価値製品の拡販により、セグメント利益は前年同期に比べ16百万円増益の282百万円(同6.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は18,456百万円と前連結会計年度末に比べ3,463百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られたキャッシ・フローは、230百万円となりました。主な増加は、売上債権の増減額1,941百万円、税金等調整前四半期純利益1,645百万円であり、主な減少は、棚卸資産の増減額2,968百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって使用されたキャッシュ・フローは、632百万円となりました。主な増加は、定期預金の払戻による収入3,597百万円であり、主な減少は、定期預金の預入による支出3,905百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって使用されたキャッシュ・フローは、4,153百万円となりました。主な減少は、自己株式の取得による支出3,096百万円、非支配株主への支払いを含めた配当金の支払額2,196百万円です。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,174百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は次のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ55百万円増加の105,225百万円となりました。
(流動資産)
流動資産は前連結会計年度末に比べ、628百万円増加の72,766百万円となりました。主な要因は、原材料及び貯蔵品の増加(2,130百万円)や商品及び製品の増加(1,337百万円)、現金及び預金の減少(2,898百万円)であります。
(固定資産)
固定資産は前連結会計年度末に比べ、572百万円減少の32,459百万円となりました。主な減少要因は、有形固定資産の減少(494百万円)であります。
(流動負債)
流動負債は前連結会計年度末に比べ、1,088百万円増加の37,307百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加(1,830百万円)や支払手形及び買掛金の増加(1,277百万円)、1年内返済予定の長期借入金の減少(1,705百万円)であります。
(固定負債)
固定負債は前連結会計年度末に比べ、2,216百万円増加の8,851百万円となりました。主な増加要因は、長期借入金の増加(1,731百万円)であります。
(純資産)
純資産は前連結会計年度末に比べ、3,249百万円減少の59,066百万円となりました。主な要因は、自己株式の取得等による減少(3,059百万円)や剰余金の配当等による利益剰余金の減少(1,353百万円)、為替換算調整勘定の増加(1,555百万円)であります。なお、自己株式の消却により、資本剰余金と自己株式がそれぞれ6,282百万円減少しております。
当第3四半期連結累計期間の経営成績は次のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境としましては、主力の船舶用塗料分野において、修繕船市場においては、一定の需要が継続する中、拡販に注力したことから、国内や欧州を中心に堅調に推移しました。一方、新造船市場では、建造量の減少に伴い国内や中国での需要が大きく落ち込んだことから、全体として低調に推移しました。工業用塗料分野では、東南アジアにおける重防食塗料について、新型コロナウイルスの影響によるプロジェクトの延期等により低調に推移しましたが、国内の建材用塗料や東南アジア以外のセグメントにおける重防食塗料の需要回復により、全体として堅調に推移しました。コンテナ用塗料分野では、世界的なコンテナボックス需要の拡大とともに、塗料需要も持ち直し、販売が回復しました。
このような経営環境の下、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は62,143百万円(前年同期比1.4%増)となりました。利益面については、原材料調達手法や販売価格の見直しに加え各種経費の削減に努めたものの、原油などの資源高に伴う主要原材料価格の高騰による原価率の上昇や、当社連結子会社における退職給付に係る負債の計上漏れに関する対応費用の計上により、営業利益862百万円(同83.6%減)、経常利益1,365百万円(同74.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益460百万円(同86.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
船舶用塗料において、国内造船所の船舶建造量が減少したことで新造船向けの販売が大きく落ち込んだものの、修繕船向けの販売は堅調に推移しており、工業用塗料においては、前年同期に新型コロナウイルスの影響で生産調整を実施した建材メーカーの稼働率が改善し、建材用塗料の販売が回復いたしました。その結果、売上高は23,136百万円(前年同期比6.9%減)となりました。一方、損益面では、主要原材料価格の高騰による調達コストの上昇から、セグメント損失は前年同期に比べ2,307百万円減益の637百万円(前年同期はセグメント利益1,670百万円)となりました。
(中国)
船舶用塗料において、船舶建造量の減少により新造船向けの販売が落ち込み、修繕船向けの販売についても当該期間における当社顧客の入渠船減少等により低調に推移した一方、工業用塗料においては、重防食用塗料の販売が好調であったことに加え、コンテナ用塗料においても、塗料需要の回復により販売が伸長したことから、売上高は12,739百万円(同8.0%増)となりました。一方、損益面では、主要原材料価格の高騰による調達コストの上昇から、セグメント損失は前年同期に比べ790百万円減益の353百万円(前年同期はセグメント利益437百万円)となりました。
(韓国)
船舶用塗料において、主力の新造船向けの販売が好調であったことから、売上高は5,587百万円(同12.1%増)となりました。一方、損益面では、為替の影響や主要原材料価格の上昇による調達コストの上昇から、セグメント損失は前年同期に比べ895百万円減益の461百万円(前年同期はセグメント利益433百万円)となりました。
(東南アジア)
船舶用塗料において、修繕船向けの販売が堅調に推移した一方、工業用塗料においては新型コロナウイルスの影響により重防食塗料の販売が低調に推移し、売上高は8,531百万円(同0.8%増)となりました。一方、損益面では、主要原材料価格の上昇による調達コストの上昇から、セグメント利益は前年同期に比べ200百万円減益の1,185百万円(同14.4%減)となりました。
(欧州・米国)
船舶用塗料において、主に修繕船向けの販売が伸長したことや、為替の影響による増収効果があったことから、売上高は12,148百万円(同8.8%増)となりました。損益面では、主要原材料価格の高騰により調達コストが上昇したものの、営業コスト等の各種経費の抑制や高付加価値製品の拡販により、セグメント利益は前年同期に比べ16百万円増益の282百万円(同6.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は18,456百万円と前連結会計年度末に比べ3,463百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られたキャッシ・フローは、230百万円となりました。主な増加は、売上債権の増減額1,941百万円、税金等調整前四半期純利益1,645百万円であり、主な減少は、棚卸資産の増減額2,968百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって使用されたキャッシュ・フローは、632百万円となりました。主な増加は、定期預金の払戻による収入3,597百万円であり、主な減少は、定期預金の預入による支出3,905百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって使用されたキャッシュ・フローは、4,153百万円となりました。主な減少は、自己株式の取得による支出3,096百万円、非支配株主への支払いを含めた配当金の支払額2,196百万円です。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,174百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。