四半期報告書-第87期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 9:49
【資料】
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【項目】
41項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いています。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により引き続き厳しい状況ではあるものの、経済活動は緩やかに回復の兆しをみせました。海外では、中国のゼロコロナ政策やロシアのウクライナ侵攻の影響による原油価格の高騰や原材料高など、予断を許さない状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは世界の人々が身体も心もイキイキと様々なライフステージにおいて笑顔あふれる幸せな毎日を過ごせるよう「Connect for Well-being」のスローガンを掲げ、さらなる企業価値の向上を目指し「総合経営ビジョン2030」の実現に向けて取り組んでおります。
その結果、売上高は522億5千5百万円(前年同期比23.5%増)と大幅な増収となりました。国内におきましては、ワクチン接種が進んだことや経済活動再開により消費マインドが回復したことに加え、お客様のニーズに合った商品提案により、増収となりました。海外におきましても、原材料価格の高騰や急激な為替変動があったものの経済活動の回復などにより増収となりました。
利益面につきましても、大幅な増収となったことに加え、販売費及び一般管理費の効率的活用に努めた結果、営業利益は83億2百万円(同37.8%増)、経常利益は96億5千5百万円(同47.7%増)、親会社株主に帰属する四半期当期純利益につきましては、69億9千4百万円(同47.3%増)と全ての利益段階で大幅な増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(日本)
外部顧客への売上高は、314億4千9百万円(前年同期比19.2%増)と大幅な増収となりました。
行動制限の緩和による外出機会の増加によりコンタクト用目薬が、デジタルデバイス等への接触時間が増え眼精疲労を訴える人が増加したこともあり高額目薬が、堅調に推移しました。
日やけ止めに新機能を付加した「スキンアクア」が引き続き好調に推移し増収に貢献しました。また、「肌ラボ」、「オバジ」、「メラノCC」や「ロートV5粒」が引き続き好調に推移いたしました。マスク着用習慣により伸び悩んでいたリップクリームも回復に転じ、加えて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原迅速検査キットも増収に寄与しました。
当社だけでなく、前期に「涙道チューブ」を新発売したロートニッテン㈱や2021年8月に子会社化した「ボラギノール®」を主力商品とする天藤製薬㈱も増収に寄与しました。
セグメント利益(営業利益ベース)につきましては、大幅な増収と販管費の効率的活用により51億9千5百万円(同32.2%増)と大幅な増益なりました。
(アメリカ)
外部顧客への売上高は、37億7千8百万円(前年同期比86.9%増)と大幅な増収となりました。
2021年10月に子会社化した医療用消毒薬等を製造・販売するハイドロックス・ラボラトリーズ社が増収に大きく貢献しました。
セグメント利益(営業利益ベース)につきましては、原材料や資材の調達コスト増加や輸送費の上昇に加え人手不足に伴う工場の労務費上昇が原価率悪化の要因としてあったものの、操業度の上昇と製品価格の見直し等により、1億3千5百万円(同26.9%増)と増益となりました。
(ヨーロッパ)
外部顧客への売上高は、30億8千1百万円(前年同期比19.4%増)と大幅な増収となりました。
主力の消炎鎮痛剤が好調に推移し増収に寄与しました。「Hadalabo Tokyo」もSNSを活用した広告宣伝により好調に推移しました。また、2021年5月にCEマークを取得し発売したドライアイ点眼剤である「ロートドライエイド」により、目薬市場の開拓を引き続き進めております。
セグメント利益(営業利益ベース)につきましては、原材料や資材の調達コスト増加に加え人手不足に伴う工場の労務費上昇が原価率悪化の要因としてあったものの、操業度の上昇等により、3億1千6百万円(同34.3%増)の大幅な増益となりました。
(アジア)
外部顧客への売上高は、133億9千4百万円(前年同期比23.5%増)と大幅な増収となりました。
中国は3月にゼロコロナ政策によるロックダウンが行われ、市場及び生活面に影響が出たにもかかわらず、引き続き売上を伸ばすことができました。ベトナムもコロナ禍からの経済回復によりV字回復し、インドネシアも好調を維持いたしました。
製品別では、目薬が香港、東南アジアで好調に推移いたしました。中国、香港、台湾で販売している男性用化粧品は、新製品の発売もあり増収になりました。また、「50の恵」が香港で増収に寄与いたしました。
セグメント利益(営業利益ベース)につきましては、売上が好調であったことにより、27億2千万円(同69.6%増)と大幅な増益となりました。
(2) 財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産総額は2,931億5千9百万円となり、前連結会計年度末より185億3千2百万円増加いたしました。これは、現金及び預金が44億6千4百万円、商品及び製品が41億3千5百万円、有形固定資産のその他(純額)が29億3千2百万円、それぞれ増加した一方、電子記録債権が6億9千9百万円減少したこと等によるものであります。
負債総額は983億1千2百万円となり、前連結会計年度末より75億1千7百万円増加いたしました。これは、支払手形及び買掛金が44億5千9百万円、未払費用が26億5千3百万円、それぞれ増加した一方、賞与引当金が13億3百万円減少したこと等によるものであります。
また、純資産につきましては1,948億4千7百万円となり、前連結会計年度末より110億1千4百万円増加いたしました。これは、為替換算調整勘定が59億5百万円、利益剰余金が45億9千9百万円、それぞれ増加したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
なお、株式会社の支配に関する基本方針に関しては、次のとおりであります。
① 基本方針
当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方は、当社の定款第2条に定める「経営理念」や全従業員が行動規範とすべき「7つの宣誓」、コーポレートアイデンティティである「NEVER SAY NEVER」を拠り所とし、当社を支えるステークホルダーとの信頼関係を十分に理解し、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を中長期的に確保・向上させるものでなければならないと認識しております。そのためには、幅広い視野と専門性の高い業務知識やノウハウを兼ね備えた者が取締役に就任し、当社の財務及び事業の方針の決定につき重要な職務を担当することがその目的に資するものと考えております。
そして、第三者による当社株式の大規模な買付行為がなされた場合、それに応じるか否かは、最終的には株主様の判断に委ねられるべきものと考えますが、その目的などから見て当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資するものでない場合は、適時適切な情報開示に努めるとともに、会社法その他関連法令の許容する範囲内において適切な対応をしてまいります。
② 基本方針実現のための取り組み
当社グループが目指す普遍的な経営理念である「7つの宣誓」に加えて、コーポレートアイデンティティとして「NEVER SAY NEVER」を制定しております。さらに、新たに世界の人々が身体も心もイキイキと様々なライフステージにおいて笑顔あふれる幸せな毎日を過ごせるよう「Connect for Well-being」のスローガンを掲げました。これはお客様一人ひとりを、社会を、もっと健康にしていくために決して立ち止まらず挑み続けることを宣言しています。
「健康」は誰もが願うことであり幸せの源ですが、単に病気にならないというだけではなく、それによって社会に貢献できることが真の「健康」であると私たちは考えており、「健康と美に関するあらゆるソリューションを提供する会社」を目指し、日々活動しています。国内外におけるアイケア事業、スキンケア事業、内服事業、その他周辺事業並びに再生医療をはじめとする新規事業など、当社及び当社グループの事業構成は多岐に渡りますが、それぞれの方向性を明確にし、経営資源の配分の最適化を継続的に進めてまいります。これら各事業を将来に渡って拡大・発展させるための布石を着実に打つことにより、今後の収益基盤の一層の安定と確立に努め、企業価値の向上、ひいては株主共同の利益の最大化に取り組んでまいります。さらに当社は、東日本大震災の復興支援や、「新型コロナウイルス感染症対応医療機関支援室」を設置し医療最前線を支援するなど、より高いレベルでの社会的責任への取り組み強化も積極的に推進しており、加えて環境マネジメントの推進、コンプライアンス体制の確立、リスクマネジメント等のESGの充実にも鋭意取り組んでいるところであります。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は22億5千万円であります。

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