四半期報告書-第66期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/06 13:06
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に引き続き緩やかな回復基調が続いてはいるものの、通商問題の今後の行方や地政学的リスク、さらには、中国をはじめとする海外経済の動向に、一層注意が必要な状況が続いています。
医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、303億17百万円(前年同四半期比0.5%減)となりました。また、利益につきましては、売上の漸減及び研究開発費等の経費が増加したことにより、営業利益は17億38百万円(前年同四半期比16.0%減)、経常利益は16億28百万円(前年同四半期比15.0%減)となりました。なお、前期に特別利益を計上したこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億30百万円(前年同四半期比46.0%減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の海外売上高比率は、29.1%(前連結会計年度28.5%)となっております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①医療用医薬品事業
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」は、国内におきましては後発品及び競合品の影響を受けて苦戦いたしましたが、海外市場では2018年12月より欧州で販売を開始した「ASACOL 1600mg」の寄与もあって好調に推移し、全体では引き続き売上を拡大いたしました。一方で、炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort」(国内販売名:「ゼンタコート」)は、海外の一部の地域における在庫調整の影響により、苦戦することとなりました。なお、機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」につきましては、引き続き内視鏡実施医療機関を中心に潜在的な機能性ディスペプシア患者の掘り起しに努めております。
これらの結果、当事業の売上高は、156億91百万円(前年同四半期比3.1%減)、営業利益は6億25百万円(前年同四半期比63.8%減)となりました。
②コンシューマーヘルスケア事業
主力製品群である「ヘパリーゼ群」につきましては、テレビCMなどの広告宣伝活動を積極的に展開し、製品認知度の向上に努めた結果、引き続き売上を拡大いたしました。なお、2019年6月に「ヘパリーゼW Jelly」を全国展開し、製品ラインアップを強化いたしました。「コンドロイチン群」につきましては、医薬品としての有効性、安全性、高品質を訴求し、健康食品との違いを明確にした販売活動を継続的に行っており、売上を拡大いたしました。植物性便秘薬「ウィズワン群」につきましても、堅調に推移いたしました。
これらの結果、当事業の売上高は、145億49百万円(前年同四半期比2.4%増)、営業利益は34億71百万円(前年同四半期比34.8%増)となりました。
③その他
保険代理業・不動産賃貸収入などにより、当事業の売上高は77百万円(前年同四半期比0.3%減)、営業利益は1億22百万円(前年同四半期比3.3%減)となりました。
(財政状態の状況)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は1,078億6百万円となり、前連結会計年度末対比26億27百万円の減少となりました。その内訳は流動資産が364億53百万円で、前連結会計年度末対比22億69百万円の減少、固定資産が713億53百万円で、前連結会計年度末対比3億57百万円の減少となっております。流動資産の増減の主なものは、受取手形及び売掛金の減少10億6百万円、商品及び製品等のたな卸資産の増加9億74百万円、未収金の減少等流動資産のその他の減少21億60百万円であります。また固定資産の増減の主なものは、有形固定資産の増加1億90百万円、無形固定資産の減少13億14百万円、投資その他の資産の増加7億66百万円であります。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は523億52百万円となり、前連結会計年度末対比12億66百万円の増加となりました。その内訳は流動負債が405億27百万円で、前連結会計年度末対比16億88百万円の増加、固定負債が118億25百万円で、前連結会計年度末対比4億22百万円の減少となっております。流動負債の増減の主なものは、買掛金の増加7億14百万円、短期借入金の増加24億17百万円、未払法人税等の減少2億82百万円、賞与引当金の減少2億37百万円、未払金の減少等流動負債のその他の減少9億10百万円であります。固定負債の増減の主なものは、長期借入金の減少8億93百万円、退職給付に係る負債の増加1億84百万円、リース債務の増加等固定負債のその他の増加2億86百万円であります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は554億53百万円となり、前連結会計年度末対比38億93百万円の減少となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上12億30百万円、前期末配当の実施8億14百万円、自己株式の増加30億76百万円、その他有価証券評価差額金の減少3億51百万円、為替換算調整勘定の減少4億67百万円、退職給付に係る調整累計額の減少4億7百万円等によるものであります。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は前連結会計年度末と比べ2.3%低下し、51.3%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、期首残高対比61百万円減少し、78億58百万円となりました。これは、主に営業活動によるキャッシュ・フローが23億35百万円のプラスであったものの、投資活動によるキャッシュ・フローが79百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが21億59百万円のマイナスであったためであります。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は23億35百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比4億74百万円増)。これは、税金等調整前四半期純利益の計上16億27百万円、減価償却費の計上16億31百万円、のれん償却額の計上3億46百万円、売上債権の減少8億96百万円、たな卸資産の増加10億62百万円、仕入債務の増加7億26百万円、その他の流動資産の減少3億74百万円、その他の流動負債の減少8億65百万円、退職給付に係る資産の増加6億84百万円、法人税等の支払い7億50百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は79百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比16億82百万円増)。これは、有形固定資産の取得による支出3億62百万円、無形固定資産の取得による支出2億54百万円、投資有価証券の取得による支出10億19百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入17億69百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は21億59百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比9億1百万円減)。これは、短期借入金の増加26億70百万円、長期借入れによる収入5億円、長期借入金の返済による支出13億17百万円、自己株式の取得による支出30億84百万円、配当金の支払い8億11百万円等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、32億64百万円であります。また、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況については重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
「(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
②資金需要
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料、仕入商品の購入などのほか、製造費用、販売費及び一般管理費などの営業費用です。研究開発費は、販売費及び一般管理費に計上されております。一方、設備投資をはじめとして有形・無形固定資産などへの投資資金需要が発生いたします。当社グループはこれらの資金需要に自己資金及び社債の発行、長・短期借入金にて対応しております。
なお、当第2四半期連結累計期間においては、工場設備の更新及び既存システムの更新等を実施しており、自己資金を主体に対応しております。

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