四半期報告書-第67期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/09 9:49
【資料】
PDFをみる
【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第3四半期連結累計期間の売上高は、423億74百万円(前年同四半期比8.5%減)となりました。利益につきましては、海外市場におけるエントコートなどの主力製品の伸びと販売費及び一般管理費の減少により営業利益38億56百万円(前年同四半期比14.0%増)、経常利益35億38百万円(前年同四半期比14.6%増)となりました。なお、特別利益として債務取崩益及び投資有価証券売却益を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は36億86百万円(前年同四半期比57.5%増)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の海外売上高比率は31.9%(前連結会計年度31.0%)となっております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①医療用医薬品事業
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」につきましては、国内市場では、競合品や後発品の影響に加え、2019年10月と2020年4月の2度にわたる薬価改定の影響を受けたものの、2020年3月末に協和キリン株式会社との販売提携を終了し、2020年4月以降に当社単独販売となったこともあり、売上は前年同四半期を上回る結果となりました。また、海外市場におきましても、引き続きイギリスなどの国々で売上が拡大いたしました。一方、炎症性腸疾患(IBD)治療剤「エントコート」(国内販売名:「ゼンタコート」)につきましては、主に海外市場において、堅調に推移いたしました。
なお、2020年9月に鉄欠乏性貧血治療剤「フェインジェクト静注500mg」を発売いたしました。本剤が鉄欠乏性貧血治療の新たな選択肢として、患者様に貢献できるよう市場構築に注力しております。さらに、100%子会社であるTillotts Pharma AGが、2020年11月にAstellas Pharma Europe Ltd.より、欧州・中東・アフリカ及び独立国家共同体におけるクロストリジウム・ディフィシル感染症治療剤「ディフィクリア錠」の製造販売権を承継いたしました。既存製品とのシナジーを通じて、同社の新たな主力製品となるよう育成してまいります。
これらの結果、当事業の売上高は、225億6百万円(前年同四半期比4.8%減)、営業利益は34億9百万円
(前年同四半期比78.6%増)となりました。
②コンシューマーヘルスケア事業
殺菌消毒薬などの衛生用品につきましては売上が伸長いたしましたが、引き続き新型コロナウィルス感染拡大に伴う外出自粛措置やインバウンド需要の減少、他社製品との競合激化などの影響を受け、主力製品である「ヘパリーゼ群」や「コンドロイチン群」をはじめとして、全体としては苦戦を余儀なくされました。
なお、当第3四半期連結累計期間に、「コンドロアミノCa錠」、「プレバリンマイケア」などの販売を開始いたしました。また、2020年11月に軽度の静脈還流障害による足のむくみ改善薬「ベルフェミン」の製造販売承認を取得いたしました。引き続き市場ニーズに沿う製品の拡充に努めてまいります。
これらの結果、当事業の売上高は、197億48百万円(前年同四半期比12.5%減)、営業利益は40億18百万円(前年同四半期比19.6%減)となりました。
③その他
保険代理業・不動産賃貸収入などにより、当事業の売上高は1億19百万円(前年同四半期比1.9%増)、営業利益は1億96百万円(前年同四半期比7.6%増)となりました。
(財政状態の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,199億40百万円となり、前連結会計年度末対比157億84百万円の増加となりました。その内訳は流動資産が518億53百万円で、前連結会計年度末対比168億33百万円の増加、固定資産が680億87百万円で、前連結会計年度末対比10億48百万円の減少となっております。流動資産の増減の主なものは、現金及び預金の増加144億87百万円(「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のスイス子会社Tillotts Pharma AGにおける「ディフィクリア錠」製造販売権の取得資金134億45百万円を含みます)、受取手形及び売掛金の増加13億46百万円、商品及び製品等のたな卸資産の増加17億36百万円、前渡金の減少等流動資産のその他の減少7億65百万円であります。また固定資産の増減の主なものは、無形固定資産の減少13億31百万円であります。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は655億12百万円となり、前連結会計年度末対比140億35百万円の増加となりました。その内訳は流動負債が558億74百万円で、前連結会計年度末対比148億3百万円の増加、固定負債 が96億38百万円で、前連結会計年度末対比7億68百万円の減少となっております。流動負債の増減の主なものは、短期借入金の増加169億94百万円、未払法人税等の増加6億38百万円、賞与引当金の減少5億36百万円、未払金の減少等流動負債のその他の減少24億28百万円であります。また固定負債の増減の主なものは、長期借入金の減少4億97百万円、繰延税金負債の減少等固定負債のその他の減少4億10百万円であります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は544億27百万円となり、前連結会計年度末対比17億48百万円の増加となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上36億86百万円、前期末及び当中間期の配当の実施15億71百万円、自己株式の増加6億61百万円、その他有価証券評価差額金の増加5億12百万円、退職給付に係る調整累計額の減少3億62百万円等によるものであります。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末の連結自己資本比率は前連結会計年度末と比べ5.2%低下し、 45.2%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、36億72百万円であります。また、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況については重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料、仕入商品の購入などのほか、製造費用、販売費及び一般管理費などの営業費用です。研究開発費は、販売費及び一般管理費に計上されております。一方、設備投資をはじめとして有形・無形固定資産などへの投資資金需要が発生いたします。当社グループはこれらの資金需要に自己資金及び社債の発行、長・短期借入金にて対応しております。
なお、当第3四半期連結累計期間においては、日水製薬医薬品販売株式会社の株式取得、スイス子会社Tillotts Pharma AGによる欧州・中東・アフリカ及び独立国家共同体における「ディフィクリア錠」の製造販売承認譲受等を主に当社の借入金で賄ったため、長・短期借入金等の有利子負債が164億96百万円増加しております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。