四半期報告書-第66期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/07 10:55
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に引き続き緩やかな回復基調で推移したものの、消費税引き上げ後の消費者マインドの動向、通商問題の今後の行方や地政学的リスク、さらには、中国をはじめとする海外経済の動向に、一層注意が必要な状況が続いています。
医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、2019年10月に消費税引き上げに伴う薬価改定が行われるとともに、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。
このような状況の中、当第3四半期連結累計期間の売上高は、463億3百万円(前年同四半期比1.9%減)となりました。利益につきましては、研究開発費の効率的な運用に努めたこと等により、営業利益は33億82百万円(前年同四半期比10.5%増)、経常利益は30億86百万円(前年同四半期比9.5%増)となりました。一方、前期に特別利益を計上したこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は23億39百万円(前年同四半期比19.3%減)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の海外売上高比率は、28.6%(前連結会計年度28.5%)となっております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①医療用医薬品事業
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」は、国内におきましては2019年10月の薬価改定や後発品及び競合品の影響を受けて苦戦いたしましたが、海外市場では2018年12月より欧州で販売を開始した「ASACOL 1600mg」の寄与もあって好調に推移し、全体では引き続き売上を拡大いたしました。一方で、炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort」(国内販売名:「ゼンタコート」)は、海外の一部の地域における在庫調整の影響により、苦戦することとなりました。なお、機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」につきましては、引き続き内視鏡実施医療機関を中心に潜在的な機能性ディスペプシア患者の掘り起しに努めております。
これらの結果、当事業の売上高は、236億29百万円(前年同四半期比1.7%減)、営業利益は19億8百万円(前年同四半期比7.0%増)となりました。
②コンシューマーヘルスケア事業
主力製品群である「ヘパリーゼ群」につきましては、テレビCMなどの広告宣伝活動を積極的に展開しましたが、市場競争の激化の影響などにより、横ばいに止まりました。「コンドロイチン群」につきましては、医薬品としての有効性、安全性、高品質を訴求し、健康食品との違いを明確にした販売活動を継続的に行っており、順調に売上を拡大いたしました。植物性便秘薬「ウィズワン群」につきましても、堅調に推移いたしました。
しかしながら、子会社のサプリメント事業が低迷したことが影響し、当事業の売上高は、225億57百万円(前年同四半期比2.1%減)、営業利益は49億95百万円(前年同四半期比4.4%増)となりました。
③その他
保険代理業・不動産賃貸収入などにより、当事業の売上高は1億17百万円(前年同四半期比5.0%減)、営業利益は1億82百万円(前年同四半期比3.6%増)となりました。
(財政状態の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,088億11百万円となり、前連結会計年度末対比16億22百万円の減少となりました。その内訳は流動資産が373億88百万円で、前連結会計年度末対比13億34百万円の減少、固定資産が714億22百万円で、前連結会計年度末対比2億88百万円の減少となっております。流動資産の増減の主なものは、受取手形及び売掛金の増加2億94百万円、商品及び製品等のたな卸資産の増加10億31百万円、未収金の減少等流動資産のその他の減少27億62百万円であります。また固定資産の増減の主なものは、無形固定資産の減少21億58百万円、投資その他の資産の増加14億91百万円であります。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は538億71百万円となり、前連結会計年度末対比27億84百万円の増加となりました。その内訳は流動負債が416億19百万円で、前連結会計年度末対比27億80百万円の増加、固定負債が122億51百万円で、前連結会計年度末対比4百万円の増加となっております。流動負債の増減の主なものは、買掛金の増加7億43百万円、短期借入金の増加29億71百万円、賞与引当金の減少5億42百万円であります。また固定負債の増減の主なものは、長期借入金の減少10億95百万円、リース債務の増加等固定負債のその他の増加8億29百万円であります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は549億40百万円となり、前連結会計年度末対比44億7百万円の減少となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上23億39百万円、前期末及び当中間期の配当の実施16億3百万円、自己株式の増加30億76百万円、為替換算調整勘定の減少13億95百万円、退職給付に係る調整累計額の減少6億11百万円等によるものであります。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末の連結自己資本比率は前連結会計年度末と比べ3.3%低下し、50.3%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、46億67百万円であります。また、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況については重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料、仕入商品の購入などのほか、製造費用、販売費及び一般管理費などの営業費用です。研究開発費は、販売費及び一般管理費に計上されております。一方、設備投資をはじめとして有形・無形固定資産などへの投資資金需要が発生いたします。当社グループはこれらの資金需要に自己資金及び社債の発行、長・短期借入金にて対応しております。
なお、当第3四半期連結累計期間においては、工場設備の更新及び既存システムの更新等を実施しており、自己資金を主体に対応しております。

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