四半期報告書-第162期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 15:01
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費増税後のGDP成長率下落に加え、新型コロナウイルスの世界的感染拡大による影響から輸出が減少するなど、落ち込みが顕著となりました。有効求人倍率の悪化が続くなか、各種イベントや消費の自粛が求められ、企業マインドの悪化が続きました。
世界経済は、米国では、3月以降の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、経済の減速が鮮明になりました。また、欧州では、昨年から続く輸出や鉱工業生産の下落傾向に加え、新型コロナウイルスの感染拡大により、さらなる経済の縮小が起こりました。一方、中国では、経済活動の再開を急いだ結果、工業生産は底打ちしています。
このような状況の中、当社グループの主要関連産業であります鉄鋼産業は、鋼材受注の減少が継続し、さらなる生産の減少が懸念されます。半導体関連産業は、スマートフォン・自動車・産業機械など最終製品の生産が停滞した一方、先端ロジックおよびファウンドリーの積極投資は続きました。今後データセンタ需要の急増を背景に設備投資の回復が見込まれます。
こうした事業環境の中、当社グループは、生産効率の向上と原価および環境負荷の低減を目的とした生産設備の拡充や、販売力を高めるための販売網強化を推進してまいりました。また、企業市民として、コンプライアンス体制の一層の強化・拡充と最良の製品を通して広く社会に貢献すべく品質管理の徹底を推進してまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高137億1千万円(前年同四半期比42.7%減)、営業利益22億4千8百万円(同74.7%減)、経常利益21億9千9百万円(同74.5%減)親会社株主に帰属する四半期純利益11億7千4百万円(同79.1%減)となりました。
なお、セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(炭素製品関連)
電極部門は、電極市場の需要減により、販売量は前年同四半期と比べ大幅に減少しました。
ファインカーボン部門は半導体関連市場における在庫調整局面が続きました。リチウムイオン電池負極材は、自動車の生産が停滞し販売量が落ち込みました。
この結果、売上高は122億8千2百万円(前年同四半期比45.3%減)、セグメント利益(営業利益)は19億4千万円(同77.7%減)となりました。
(炭化けい素製品関連)
炭化けい素連続繊維の製造・販売については、第1四半期に引き続き、概ね想定通りに推移しました。
この結果、売上高は10億4百万円(前年同四半期比14.4%増)、セグメント利益(営業利益)は1億7千3百万円(同1,661.8%増)となりました。
(その他)
その他の事業は、産業用機械の製造・販売が減少した結果、売上高は4億2千2百万円(前年同四半期比27.4%減)、セグメント利益(営業利益)は1億2千7百万円(同29.2%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は728億8千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ50億5千7百万円減少しました。流動資産は、売上債権の減少46億6千8百万円、現金及び預金の減少8億9千万円、たな卸資産の増加6億9千1百万円等により、456億7千4百万円と前連結会計年度末に比べ49億3千2百万円の減少となりました。固定資産は、有形固定資産の増加8億7千7百万円、投資有価証券の減少12億3千4百万円等により272億7百万円と前連結会計年度末に比べ1億2千4百万円減少しました。
負債は219億6千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ43億2千2百万円減少しました。流動負債は、仕入債務の減少18億8千4百万円、未払法人税等の減少12億5千4百万円等により174億2千3百万円と前連結会計年度末に比べ33億1百万円減少しました。固定負債は、長期借入金の減少6億1千5百万円等により、45億3千8百万円と前連結会計年度末に比べ10億2千1百万円減少しました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益11億7千4百万円がありましたが、配当金の支払11億6百万円およびその他有価証券評価差額金の減少8億1千4百万円等により509億1千9百万円と前連結会計年度末に比べ7億3千4百万円減少しました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ8億9千万円減少し、168億1千6百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少額18億8千万円、法人税等の支払額17億5千1百万円およびたな卸資産の増加額6億9千1百万円がありましたが、売上債権の減少額46億6千4百万円、税金等調整前四半期純利益19億5千2百万円並びに減価償却費10億5千万円等により、33億1百万円の収入(前年同四半期 20億1百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得による支出29億9千2百万円等により、30億2千万円の支出(前年同四半期 18億5千9百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増額7億円がありましたが、配当金の支払額11億6百万円および長期借入金の返済による支出6億1千5百万円等により、11億7千万円の支出(前年同四半期 12億3千2百万円の支出)となりました。
(4)研究開発活動
当社グループの炭素製品関連事業における当第2四半期連結累計期間の研究開発費は2億2千5百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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