四半期報告書-第161期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/09 15:00
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界経済の減速懸念の影響を受け、輸出や生産活動に弱さがみられました。
世界経済は、米国では、米中貿易摩擦への懸念はあるものの設備投資には底堅さが見られ、個人消費は堅調さを維持しています。一方、中国では、内需回復の遅れから景気減速感が継続し、欧州でも、景気停滞感が続いています。
このような状況の中、当社グループの主要関連産業であります鉄鋼産業は、国内市場・海外市場とも総じて堅調に推移しました。一方、半導体関連産業は、調整局面が続いています。当社グループを取り巻く事業環境は、電極製品では、一部の輸出向けで弱さが見られましたが、国内を中心に市況の改善傾向が持続しました。一方、ファインカーボン製品では在庫調整圧力による減速感が見られました。
このような事業環境を背景に、当社グループでは更なる発展のための体制強化を行いました。4月には中国にNippon Carbon Shanghai Co., Ltd. を当社100%出資により設立し、中国市場での機動的な事業展開推進を図っております。このほか、中期経営方針に沿ったセグメント別事業の最適化や原価低減等を推進すると共に、引き続き企業市民としてコンプライアンス体制の一層の強化・拡充と、最良の製品を通して広く社会に貢献すべく品質管理の徹底を推進してまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高239億1千7百万円(前年同四半期比20.8%増)、営業利益88億8千5百万円(同58.9%増)、経常利益86億3千7百万円(同52.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益56億1千2百万円(同50.4%増)と増収増益となりました。
なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。
(炭素製品関連)
電極部門は、電極市場全体として需給の引き締まりが持続し、主要原材料の価格上昇を背景に、売価是正が浸透しています。
ファインカーボン部門は、半導体関連市場の旺盛な需要を背景に、炭素繊維製品および特殊炭素材料製品の販売は好調なスタートを切りましたが、足元では調整局面を迎えています。リチウムイオン電池負極材は、民生向けは減少しましたが車載向けを中心に底堅さを維持しています。
この結果、売上高は224億5千6百万円(前年同四半期比22.1%増)、セグメント利益(営業利益)は86億8千8百万円(同60.3%増)となりました。
(炭化けい素製品関連)
炭化けい素連続繊維は、昨年の工場火災復旧工事およびその後の安全確認作業が完了し、生産を再開しております。第1四半期連結会計期間において発生した出荷遅れも順調に回復し、売上高は8億7千8百万円(前年同四半期比12.9%減)、セグメント利益(営業利益)は9百万円(同90.6%減)となりました。
(その他)
産業用機械の製造・販売は安定して推移した結果、売上高は5億8千2百万円(前年同四半期比44.9%増)、セグメント利益(営業利益)は1億7千9百万円(同168.2%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は757億8千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億8千4百万円増加しました。流動資産は、売上債権の減少9億5千9百万円、現金及び預金の減少11億円並びにたな卸資産の増加30億6千5百万円等により、509億1千8百万円と前連結会計年度末に比べ10億9百万円の増加となりました。固定資産は、有形固定資産の増加8億9千8百万円および投資有価証券の増加3億1千2百万円等により248億6千4百万円と前連結会計年度末に比べ11億7千4百万円増加しました。
負債は276億1千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ32億4千9百万円減少しました。流動負債は、仕入債務の減少8億6千6百万円および未払法人税等の減少18億2千7百万円等により217億6百万円と前連結会計年度末に比べ26億4千万円減少しました。固定負債は、長期借入金の減少6億1千5百万円等により、59億7百万円と前連結会計年度末に比べ6億9百万円減少しました。
純資産は、配当金の支払5億5千万円がありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益56億1千2百万円およびその他有価証券評価差額金の増加2億8千6百万円等により481億6千8百万円と前連結会計年度末に比べ54億3千3百万円増加しました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ11億円減少し、185億1百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、20億1百万円の収入(前年同四半期 44億3千7百万円の収入)となりました。仕入債務の減少額8億6千1百万円およびたな卸資産の増加額30億8千9百万円がありましたが、税金等調整前四半期純利益86億3千7百万円、売上債権の減少額9億4千1百万円並びに減価償却費8億9千5百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、18億5千9百万円の支出(前年同四半期 11億1百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出18億5千万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、12億3千2百万円の支出(前年同四半期 13億3千1百万円の支出)となりました。これは、配当金の支払額5億5千4百万円および長期借入金の返済による支出5億9千7百万円等によるものであります。
(4)研究開発活動
当社グループの当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は1億7千6百万円(全額炭素製品関連セグメント)であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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