四半期報告書-第122期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/08 9:17
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が持続しているものの、輸出が弱含み、景気に足踏み感がみられます。
一方、世界経済は、米中貿易摩擦の長期化、中国経済の成長鈍化、英国のEU離脱問題、中東情勢の緊迫化など依然として不透明な状況が続きました。
このような状況のなか、当社グループは、お客様のニーズをとらえた新製品の開発及び国内外への積極的な営業展開、品質第一とした構造改革の推進と一層の生産効率化等に鋭意取り組んでまいりました。そして、中国子会社につきましては輸出の拡大、高付加価値品や不定形耐火物の拡販などの体質改善に取り組んでまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は137億78百万円と前年同四半期に比べ5億69百万円の増収となり、営業利益は21億86百万円と前年同四半期に比べ2億91百万円減少し、経常利益は22億34百万円と前年同四半期に比べ2億84百万円の減少となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、14億58百万円と前年同四半期に比べ2億53百万円の減少となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
(耐火物等)
耐火物等事業につきましては、ガラス関係の需要が旺盛だったこと等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は117億1百万円となり、前年同四半期に比べ2億39百万円の増収、セグメント利益は原料価格の高騰や減価償却費の増加に伴う原価上昇等により、25億54百万円となり、前年同四半期に比べ3億34百万円の減少となりました。
(エンジニアリング)
エンジニアリング事業につきましては、環境装置関係向けの受注が増加したこと等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は20億77百万円となり、前年同四半期に比べ3億29百万円の増収、セグメント利益は2億89百万円となり、前年同四半期に比べ25百万円の増加となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間の財政状態につきましては、中国の環境規制による耐火物原料の供給問題等に対応したことにより、資産合計、負債合計は減少し、純資産合計は増加となりました。
それぞれの状況は次の通りであります。
当第2四半期連結会計期間の資産合計は、338億36百万円であり、前連結会計年度に比べ3億49百万円減少しました。これは主として、現金及び預金の増加8億30百万円等があるものの、電子記録債権の減少4億65百万円、原材料及び貯蔵品の減少2億2百万円、仕掛品の減少1億56百万円、投資有価証券の減少1億17百万円、受取手形及び売掛金の減少1億9百万円等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間の負債合計は、74億83百万円であり、前連結会計年度に比べ15億98百万円減少しました。これは主として、買掛金の減少8億8百万円、流動負債「その他」に含まれている未払費用の減少8億円等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間の純資産合計は、263億53百万円であり、前連結会計年度に比べ12億48百万円増加しました。これは主として、利益剰余金の増加12億82百万円等によるものであります。
この結果、当第2四半期連結会計期間の自己資本比率は77.9%となり、財政状態は概ね良好であると判断しております。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は52億42百万円となり、前第2四半期連結会計期間末より24億23百万円増加いたしました。これは、中国の環境規制による耐火物原料の供給問題等に対応した結果であります。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果獲得した資金は18億72百万円となりました(前第2四半期連結累計期間比10億9百万円の増加)。これは主に、法人税等の支払額9億68百万円等の減少要因があるものの、税金等調整前四半期純利益21億85百万円、売上債権の減少5億67百万円等の増加要因によるものであります。
前第2四半期連結累計期間に比べての獲得した資金の増加は、たな卸資産の増減差が主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は7億50百万円となりました(前第2四半期連結累計期間比3億29百万円の増加)。これは主に、有形固定資産の取得による支出8億78百万円等によるものであります。
前第2四半期連結累計期間に比べての使用した資金の増加は、有形固定資産の取得による支出が増加したことが主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は1億87百万円となりました(前第2四半期連結累計期間比30百万円の増加)。これは主に、配当金の支払額1億75百万円等によるものであります。
前第2四半期連結累計期間に比べての使用した資金の増加は、配当金の支払額が増加したことが主な要因であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は58百万円であります。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
今後の経済見通しにつきましては、通商問題を巡る緊張が世界経済に与える影響の増大や、中国経済の先行き、また、中東の情勢不安による原油相場への影響、英国のEU離脱問題など景気を下振れさせる懸念材料も多く存在しており、依然として先行き不透明感が続くものと思われます。
一方、日本経済は、底堅さがあるものの、消費税率の引き上げや世界経済の減速による影響が懸念されます。
耐火物業界におきましては、中国の環境対策を起点とする原料調達不安が継続しており、厳しい経営環境になることが予想されます。
このような状況に対応するために、当社グループは、原材料購入先の新規発掘、新製品開発の促進、不定形比率の向上、生産の構造改革に伴う積極的な投資などを進めて、景気に左右されない強靭な会社体質を構築してまいります。

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