四半期報告書-第78期第1四半期(平成31年1月1日-平成31年3月31日)

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2019/05/13 10:43
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国では個人消費や設備投資の増加から景気の回復が続き、欧州では英国のEU離脱問題が懸念されつつも景気は緩やかな回復基調にあり、中国をはじめとする新興国では米中貿易摩擦が長期化していることから景気の停滞が続いております。また、国内経済は、企業収益や雇用情勢の改善により、設備投資の増加や個人消費に持ち直しの動きがみられるなど、緩やかな回復基調で推移しました。
当企業グループを取り巻く事業環境は、半導体市場においては、シリコンウエハーメーカーの増産投資の影響による需要が増加し、輸送機器関連市場においては、電車向けパンタグラフ用すり板の国内外での需要拡大が見られました。そのほかエネルギー関連市場では、中国政府の政策転換等の影響により太陽電池用の需要が引き続き低迷しております。
このような中、当企業グループは、中期の需要を見据えた設備投資等による高付加価値製品の増強や生産性向上、新製品・新規事業開発に努めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、前第1四半期に計上した中国高温ガス炉(HTR-PM)向け売上3,204百万円が剥落したものの、売上高は9,686百万円(前年同期比21.5%減)、利益については、営業利益1,758百万円(同29.6%減)、経常利益1,768百万円(同24.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,352百万円(同19.9%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
日本
半導体用、LED用および冶金用が好調に推移したほか、機械用カーボン分野においても堅調を維持し、前第1四半期に計上した中国高温ガス炉(HTR-PM)向け売上2,651百万円の剥落があったものの、売上高は5,171百万円(前年同期比29.1%減)、営業利益1,258百万円(同23.7%減)となりました。
米国
冶金用が低調に推移したものの、エレクトロニクス関連が好調に推移したほか、収益性の改善効果により、売上高は849百万円(同29.5%増)、営業利益は238百万円(同136.5%増)となりました。
欧州
エレクトロニクス関連および冶金用が好調に推移したものの、カーボンブラシ製品が低調に推移した結果、売上高は909百万円(同6.0%増)、営業損失は27百万円(前年同期は23百万円の営業損失)となりました。
アジア
太陽電池用、カーボンブラシ製品が低調に推移し、冶金用も軟調に推移したほか、前第1四半期に計上した中国高温ガス炉(HTR-PM)向け売上553百万円の剥落により、売上高は2,755百万円(前年同期比21.9%減)、営業利益は326百万円(同56.5%減)となりました。
品目別の概況は以下のとおりであります。
特殊黒鉛製品
エレクトロニクス分野は、太陽電池用については、中国政府の政策転換等の影響により低調に推移したものの、半導体用が好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。
一般産業分野は、連続鋳造用および放電加工電極用が好調に推移したほか、自動車関連産業の設備投資が堅調なことから工業炉用も堅調に推移したことにより、前年同期を上回りました。
その他においては、前第1四半期に計上した中国高温ガス炉(HTR-PM)向け売上3,204百万円が剥落したことにより、前年同期を下回りました。
これらの結果、特殊黒鉛製品全体としては、前年同期を下回りました。
一般カーボン製品
機械用カーボン分野は、主力製品である軸受・シール材、パンタグラフ用すり板などの需要が好調を維持したことにより、前年同期を上回りました。
電気用カーボン分野は、電動工具用やクリーナー用が低調に推移したことにより、前年同期を下回りました。
これらの結果、一般カーボン製品全体としては、前年同期を下回りました。
複合材その他製品
SiC(炭化ケイ素)コーティング黒鉛製品は、半導体用およびLED用が好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。C/Cコンポジット製品は、太陽電池用が低調に推移したものの、半導体用および工業炉用が好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。また、黒鉛シート製品は、エレクトロニクス関連および冶金用が好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。
これらの結果、複合材その他製品全体としては、前年同期を上回りました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ6百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が1,039百万円減少したものの、現金及び預金が499百万円増加およびたな卸資産が356百万円増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ617百万円減少いたしました。これは主に賞与引当金が470百万円増加したものの、未払法人税等が598百万円減少、未払金が272百万円減少および電子記録債務が197百万円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ624百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が304百万円増加および為替換算調整勘定が246百万円増加したこと等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当企業グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の当企業グループ全体の研究開発活動の金額は307百万円であります。
当企業グループの研究開発は、主として当社の技術開発部門が担っておりますが、生産部門と営業部門との連携により、ユーザーや大学、研究機関等との共同研究も積極的に進め、顧客ニーズに合致した製品やそれを掘り起こす製品の早期開発を推進しております。
その他当企業グループ研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりであります。
会社名
(所在地)
セグメントの名称設備の内容投資予定金額(百万円)着手及び完了予定
総額既支払額着手完了
上海東洋炭素有限公司
(中国・上海市)
アジア製造設備の新設840-2019年4月2020年4月

(注)上記金額には消費税等を含めておりません。
(6)生産、受注及び販売の実績
生産実績
当第1四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年3月31日)
金額(百万円)前年同四半期比(%)
日本5,13982.6
米国978129.5
欧州920109.0
アジア2,48966.8
合計9,52882.5

(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
受注実績
当第1四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年3月31日)
受注金額
(百万円)
前年同四半期比
(%)
受注残高
(百万円)
前年同四半期比
(%)
日本4,75691.44,882116.7
米国678105.31,780195.8
欧州71866.390887.8
アジア2,10864.41,25453.9
合計8,26280.98,826104.4

(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.外貨建てで受注したもので、当期中の為替相場の変動による差異については、当期受注金額に含めております。
4.半製品(素材製品)は、主として見込生産であるため、上記の金額には含まれておりません。
5.当第1四半期連結累計期間における受注実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
品目当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年3月31日)
受注金額
(百万円)
前年同四半期比
(%)
受注残高
(百万円)
前年同四半期比
(%)
特殊黒鉛製品3,67179.23,177100.6
一般カーボン製品(機械用カーボン分野)976107.1770118.9
一般カーボン製品(電気用カーボン分野)1,12688.384886.5
複合材その他製品2,48773.54,029110.0
合計8,26280.98,826104.4

6.欧州および一般カーボン製品(機械用カーボン分野)については内示による受注を含めております。
販売実績
当第1四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年3月31日)
金額(百万円)前年同四半期比(%)
日本5,17170.9
米国849129.5
欧州909106.0
アジア2,75578.1
合計9,68678.5

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.当第1四半期連結累計期間の販売実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
品目当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年3月31日)
金額(百万円)前年同四半期比(%)
特殊黒鉛製品4,22758.3
一般カーボン製品(機械用カーボン分野)960110.0
一般カーボン製品(電気用カーボン分野)1,12887.3
複合材その他製品2,756115.6
商品614114.5
合計9,68678.5

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