四半期報告書-第81期第1四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間においては、内外経済は先進国を中心に持ち直しの動きが見られましたが、新型コロナウイルス感染症再拡大やウクライナ情勢の緊迫化などの影響により、資源・原燃料価格の高騰に拍車がかかり、サプライチェーンには混乱が生じるなど、先行き不透明な状況が継続しております。
当企業グループを取り巻く事業環境は、モビリティー分野では、半導体不足やサプライチェーンの停滞が自動車産業の稼働に影響を及ぼしており、エネルギー分野では、原料高騰の影響などにより中国の太陽電池市場における稼働は低下傾向にありますが、エレクトロニクス分野では、旺盛な需要を背景に半導体市場は好調に推移しました。
このような状況の中、当企業グループでは、2022年2月公表の新中期経営計画における経営目標の達成に向け、外部環境の変化を機敏に捉えた事業展開を推進するとともに、生産性向上によるコスト競争力の向上、技術革新に追随しうる新製品ならびに高付加価値製品の開発・増強などに着手するなど、顧客ニーズに真摯に向き合いながら、事業機会を着実に取り込むべく事業を推進してまいりました。加えて、原燃料価格高騰の影響を軽減するべく採算性の確保・維持に向けた取り組みを進めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は9,906百万円(前年同期比19.5%増)、営業利益1,502百万円(同49.8%増)、経常利益1,783百万円(同41.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,203百万円(同73.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
日本
半導体用は強い需要に支えられ前年同期を大きく上回り、工業炉用や放電加工電極など冶金用全般も好調に推移したほか、機械用カーボン分野が底堅く推移したことなどにより、売上高は5,226百万円(前年同期比24.3%増)、営業利益は1,259百万円(同40.9%増)となりました。
米国
半導体用が好調に推移したほか、工業炉用や連続鋳造用等の冶金用が大幅に増加したことなどにより、売上高は782百万円(同29.9%増)、営業利益は54百万円(同12,935.2%増)となりました。
欧州
冶金用が好調に推移したほか、カーボンブラシ製品をはじめとした各用途とも堅調に推移したことなどにより、売上高は930百万円(同13.0%増)、営業利益は61百万円(同7.6%増)となりました。
アジア
前年同期高水準のカーボンブラシ製品は反動減となり太陽電池用も減少したものの、半導体用や工業炉用などの冶金用が好調に推移したことなどにより、売上高は2,966百万円(同11.7%増)、営業利益は279百万円(同121.8%増)となりました。
品目別の概況は以下のとおりであります。
特殊黒鉛製品
エレクトロニクス分野は、太陽電池製造用は、市場における稼働低下の影響などにより減少したものの、単結晶シリコン製造用やSiC(炭化ケイ素)半導体向けなどの化合物半導体製造用が大きく伸長したことなどにより、前年同期比18.6%増となりました。
一般産業分野は、放電加工電極に加え、連続鋳造用や工業炉用などの冶金用が大幅に増加したことなどにより、前年同期比22.2%増となりました。
これらの結果、特殊黒鉛製品全体としては、前年同期比21.0%増となりました。
一般カーボン製品
機械用カーボン分野は、主力の軸受・シールリングなどは堅調に推移し、パンタグラフ用すり板も底堅く推移したことなどにより、前年同期並みの0.1%減となりました。
電気用カーボン分野は、前年同期高水準だった家電・電動工具向け小型モーター用の需要にやや落ち着きが見られたことなどにより、前年同期比3.7%減となりました。
これらの結果、一般カーボン製品全体としては、前年同期比2.3%減となりました。
複合材その他製品
SiC(炭化ケイ素)コーティング黒鉛製品は、シリコンおよびSiC半導体向けが大幅に伸長したことなどにより、前年同期を上回りました。C/Cコンポジット製品は、工業炉用および半導体用の需要が好調だったことなどにより、前年同期を上回りました。また、黒鉛シート製品は、半導体用や冶金用が好調に推移したことなどにより、前年同期を上回りました。
これらの結果、主要3製品は前年同期比28.6%増となり、複合材その他製品全体としては、前年同期比29.4%増となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ535百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が1,192百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が240百万円増加、棚卸資産が714百万円増加、有形固定資産が472百万円増加および投資その他の資産が346百万円増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ580百万円減少いたしました。これは主に賞与引当金が346百万円増加したものの、未払法人税等が372百万円減少および設備関係支払手形の減少等により流動負債のその他が515百万円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,116百万円増加いたしました。これは主に為替換算調整勘定が1,210百万円増加したこと等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当企業グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当企業グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の当企業グループ全体の研究開発活動の金額は258百万円であります。
当企業グループの研究開発は、主として当社の技術開発部門が担っておりますが、生産部門と営業部門との社内連携、ユーザーや大学、国内・海外研究機関等との共同研究も積極的に進め、顧客ニーズに合致した製品やそれを掘り起こす製品の早期開発を推進しております。また、国内外のグループ会社との共同開発を進める一方、技術・ノウハウの体系化管理を強化・推進しております。
その他当企業グループ研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
生産実績
当第1四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
受注実績
当第1四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.前四半期以前に外貨建てで受注したもので、当四半期中の為替相場の変動による差異については、当四半期受注金額に含めております。
3.半製品(素材製品)は、主として見込生産であるため、上記の金額には含まれておりません。
4.当第1四半期連結累計期間における受注実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
5.欧州および一般カーボン製品(機械用カーボン分野)については内示による受注を含めております。
販売実績
当第1四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.当第1四半期連結累計期間の販売実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間においては、内外経済は先進国を中心に持ち直しの動きが見られましたが、新型コロナウイルス感染症再拡大やウクライナ情勢の緊迫化などの影響により、資源・原燃料価格の高騰に拍車がかかり、サプライチェーンには混乱が生じるなど、先行き不透明な状況が継続しております。
当企業グループを取り巻く事業環境は、モビリティー分野では、半導体不足やサプライチェーンの停滞が自動車産業の稼働に影響を及ぼしており、エネルギー分野では、原料高騰の影響などにより中国の太陽電池市場における稼働は低下傾向にありますが、エレクトロニクス分野では、旺盛な需要を背景に半導体市場は好調に推移しました。
このような状況の中、当企業グループでは、2022年2月公表の新中期経営計画における経営目標の達成に向け、外部環境の変化を機敏に捉えた事業展開を推進するとともに、生産性向上によるコスト競争力の向上、技術革新に追随しうる新製品ならびに高付加価値製品の開発・増強などに着手するなど、顧客ニーズに真摯に向き合いながら、事業機会を着実に取り込むべく事業を推進してまいりました。加えて、原燃料価格高騰の影響を軽減するべく採算性の確保・維持に向けた取り組みを進めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は9,906百万円(前年同期比19.5%増)、営業利益1,502百万円(同49.8%増)、経常利益1,783百万円(同41.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,203百万円(同73.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
日本
半導体用は強い需要に支えられ前年同期を大きく上回り、工業炉用や放電加工電極など冶金用全般も好調に推移したほか、機械用カーボン分野が底堅く推移したことなどにより、売上高は5,226百万円(前年同期比24.3%増)、営業利益は1,259百万円(同40.9%増)となりました。
米国
半導体用が好調に推移したほか、工業炉用や連続鋳造用等の冶金用が大幅に増加したことなどにより、売上高は782百万円(同29.9%増)、営業利益は54百万円(同12,935.2%増)となりました。
欧州
冶金用が好調に推移したほか、カーボンブラシ製品をはじめとした各用途とも堅調に推移したことなどにより、売上高は930百万円(同13.0%増)、営業利益は61百万円(同7.6%増)となりました。
アジア
前年同期高水準のカーボンブラシ製品は反動減となり太陽電池用も減少したものの、半導体用や工業炉用などの冶金用が好調に推移したことなどにより、売上高は2,966百万円(同11.7%増)、営業利益は279百万円(同121.8%増)となりました。
品目別の概況は以下のとおりであります。
特殊黒鉛製品
エレクトロニクス分野は、太陽電池製造用は、市場における稼働低下の影響などにより減少したものの、単結晶シリコン製造用やSiC(炭化ケイ素)半導体向けなどの化合物半導体製造用が大きく伸長したことなどにより、前年同期比18.6%増となりました。
一般産業分野は、放電加工電極に加え、連続鋳造用や工業炉用などの冶金用が大幅に増加したことなどにより、前年同期比22.2%増となりました。
これらの結果、特殊黒鉛製品全体としては、前年同期比21.0%増となりました。
一般カーボン製品
機械用カーボン分野は、主力の軸受・シールリングなどは堅調に推移し、パンタグラフ用すり板も底堅く推移したことなどにより、前年同期並みの0.1%減となりました。
電気用カーボン分野は、前年同期高水準だった家電・電動工具向け小型モーター用の需要にやや落ち着きが見られたことなどにより、前年同期比3.7%減となりました。
これらの結果、一般カーボン製品全体としては、前年同期比2.3%減となりました。
複合材その他製品
SiC(炭化ケイ素)コーティング黒鉛製品は、シリコンおよびSiC半導体向けが大幅に伸長したことなどにより、前年同期を上回りました。C/Cコンポジット製品は、工業炉用および半導体用の需要が好調だったことなどにより、前年同期を上回りました。また、黒鉛シート製品は、半導体用や冶金用が好調に推移したことなどにより、前年同期を上回りました。
これらの結果、主要3製品は前年同期比28.6%増となり、複合材その他製品全体としては、前年同期比29.4%増となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ535百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が1,192百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が240百万円増加、棚卸資産が714百万円増加、有形固定資産が472百万円増加および投資その他の資産が346百万円増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ580百万円減少いたしました。これは主に賞与引当金が346百万円増加したものの、未払法人税等が372百万円減少および設備関係支払手形の減少等により流動負債のその他が515百万円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,116百万円増加いたしました。これは主に為替換算調整勘定が1,210百万円増加したこと等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当企業グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当企業グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の当企業グループ全体の研究開発活動の金額は258百万円であります。
当企業グループの研究開発は、主として当社の技術開発部門が担っておりますが、生産部門と営業部門との社内連携、ユーザーや大学、国内・海外研究機関等との共同研究も積極的に進め、顧客ニーズに合致した製品やそれを掘り起こす製品の早期開発を推進しております。また、国内外のグループ会社との共同開発を進める一方、技術・ノウハウの体系化管理を強化・推進しております。
その他当企業グループ研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
生産実績
当第1四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当第1四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) | |
| 日本 | 5,334 | 129.2 |
| 米国 | 780 | 126.6 |
| 欧州 | 883 | 108.4 |
| アジア | 3,327 | 118.1 |
| 合計 | 10,326 | 123.3 |
(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
受注実績
当第1四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当第1四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年3月31日) | |||
| 受注金額 (百万円) | 前年同四半期比 (%) | 受注残高 (百万円) | 前年同四半期比 (%) | |
| 日本 | 4,928 | 100.9 | 6,180 | 159.0 |
| 米国 | 807 | 106.8 | 2,288 | 236.1 |
| 欧州 | 1,281 | 161.0 | 1,252 | 213.9 |
| アジア | 2,690 | 98.7 | 2,206 | 113.1 |
| 合計 | 9,708 | 106.0 | 11,927 | 161.3 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.前四半期以前に外貨建てで受注したもので、当四半期中の為替相場の変動による差異については、当四半期受注金額に含めております。
3.半製品(素材製品)は、主として見込生産であるため、上記の金額には含まれておりません。
4.当第1四半期連結累計期間における受注実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当第1四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年3月31日) | |||
| 受注金額 (百万円) | 前年同四半期比 (%) | 受注残高 (百万円) | 前年同四半期比 (%) | |
| 特殊黒鉛製品 | 4,638 | 107.4 | 5,249 | 170.8 |
| 一般カーボン製品(機械用カーボン分野) | 951 | 104.3 | 830 | 109.2 |
| 一般カーボン製品(電気用カーボン分野) | 1,083 | 74.1 | 993 | 77.9 |
| 複合材その他製品 | 3,034 | 123.1 | 4,854 | 212.5 |
| 合計 | 9,708 | 106.0 | 11,927 | 161.3 |
5.欧州および一般カーボン製品(機械用カーボン分野)については内示による受注を含めております。
販売実績
当第1四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当第1四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) | |
| 日本 | 5,226 | 124.3 |
| 米国 | 782 | 129.9 |
| 欧州 | 930 | 113.0 |
| アジア | 2,966 | 111.7 |
| 合計 | 9,906 | 119.5 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.当第1四半期連結累計期間の販売実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当第1四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 前年同四半期比(%) | |
| 特殊黒鉛製品 | 4,340 | 121.0 |
| 一般カーボン製品(機械用カーボン分野) | 926 | 99.9 |
| 一般カーボン製品(電気用カーボン分野) | 1,371 | 96.3 |
| 複合材その他製品 | 2,656 | 129.4 |
| 商品 | 611 | 205.8 |
| 合計 | 9,906 | 119.5 |