四半期報告書-第141期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症(以下、「感染症」とする)に対する経済活動の制限が緩和される一方、ロシアによるウクライナ侵攻及びロシアへの経済制裁の長期化を起因として世界的なインフレが進行するとともに、インフレ抑制を重視する米国金融政策に端を発した急激な円安が進行するなど、今後の景気動向に不安の残る状況となりました。
ステンレス特殊鋼業界におきましては、生産用機械等の設備投資が引き続き底堅く、半導体等の電子部品や自動車等の輸送機器は堅調に推移しました。一方でLMEニッケル相場や原油相場の上昇をはじめとした原材料・資材・エネルギー・電力価格の上昇が、大幅なコストアップ要因となりました。
当社グループの戦略分野である高機能材につきましては、中国での太陽光発電向けの他、半導体製造設備向けでの需要が引き続き堅調に推移いたしました。
当社グループではこのような外部環境に対応し、高機能材の更なる生産性向上に取り組んだ他、原材料価格や燃料・電力価格の上昇に見合ったロールマージンの確保及び徹底したコストダウンを実施した結果、当第1四半期連結累計期間の販売数量は前年同期比1.3%減(高機能材7.0%増、一般材3.8%減)となり、売上高は46,905百万円(前年同期比15,424百万円増)、利益面につきましては営業利益4,352百万円(前年同期比584百万円増)、経常利益4,022百万円(前年同期比363百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,537百万円(前年同期比897百万円減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産の額は200,037百万円となり、前連結会計年度末対比12,544百万円増加しております。これは主として棚卸資産の増加(8,823百万円)、売上債権の増加(4,003百万円)によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債の額は136,908百万円となり、前連結会計年度末対比11,584百万円増加しております。これは主として借入金の増加(10,285百万円)、仕入債務の増加(4,153百万円)によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産の額は63,130百万円となり、前連結会計年度末対比960百万円増加しております。これにより自己資本比率は31.6%となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、154百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症(以下、「感染症」とする)に対する経済活動の制限が緩和される一方、ロシアによるウクライナ侵攻及びロシアへの経済制裁の長期化を起因として世界的なインフレが進行するとともに、インフレ抑制を重視する米国金融政策に端を発した急激な円安が進行するなど、今後の景気動向に不安の残る状況となりました。
ステンレス特殊鋼業界におきましては、生産用機械等の設備投資が引き続き底堅く、半導体等の電子部品や自動車等の輸送機器は堅調に推移しました。一方でLMEニッケル相場や原油相場の上昇をはじめとした原材料・資材・エネルギー・電力価格の上昇が、大幅なコストアップ要因となりました。
当社グループの戦略分野である高機能材につきましては、中国での太陽光発電向けの他、半導体製造設備向けでの需要が引き続き堅調に推移いたしました。
当社グループではこのような外部環境に対応し、高機能材の更なる生産性向上に取り組んだ他、原材料価格や燃料・電力価格の上昇に見合ったロールマージンの確保及び徹底したコストダウンを実施した結果、当第1四半期連結累計期間の販売数量は前年同期比1.3%減(高機能材7.0%増、一般材3.8%減)となり、売上高は46,905百万円(前年同期比15,424百万円増)、利益面につきましては営業利益4,352百万円(前年同期比584百万円増)、経常利益4,022百万円(前年同期比363百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,537百万円(前年同期比897百万円減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産の額は200,037百万円となり、前連結会計年度末対比12,544百万円増加しております。これは主として棚卸資産の増加(8,823百万円)、売上債権の増加(4,003百万円)によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債の額は136,908百万円となり、前連結会計年度末対比11,584百万円増加しております。これは主として借入金の増加(10,285百万円)、仕入債務の増加(4,153百万円)によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産の額は63,130百万円となり、前連結会計年度末対比960百万円増加しております。これにより自己資本比率は31.6%となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、154百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。