四半期報告書-第89期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/10 9:16
【資料】
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【項目】
25項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や所得・雇用環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調で推移しました。また、世界経済も欧米や中国をはじめ概ね堅調に推移しましたが、米国等の保護主義的な政策による貿易摩擦懸念や金融市場の動向など景気の先行きは不透明感を強めました。
当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)が属するステンレス鋼線業界では、建材関連は低調となりましたが、自動車関連をはじめその他の需要はおおむね堅調であったため、業界出荷数量は前年同期並みとなりました。また、LMEニッケル価格は上昇基調となりました。
このような状況の中、当社グループでは、連結経常利益55億円、連結ROS及び同ROA10%以上などを経営目標とする『第14次中期計画(NSR20)』(最終年度2021年3月期)の達成に向け、収益の一段の向上に鋭意取り組んでまいりました。
主力のステンレス鋼線部門は、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり増収となりました。また、金属繊維部門につきましても、ナスロンフィルターが堅調に推移し、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)も引き続き好調に推移したため増収となりました。これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は99億32百万円(前年同期比7.1%増)となりました。
損益につきましては、高機能・独自製品が好調に推移したことに加え、ニッケル価格上昇に伴う評価益の計上などにより営業利益13億10百万円(前年同期比17.2%増)、経常利益13億33百万円(同20.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億21百万円(同21.2%増)と前年同期比大幅増益となりました。
事業部門別の経営成績は次のとおりであります。
①ステンレス鋼線
主に自動車関連需要が好調であったことなどにより、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり、ステンレス鋼線の売上高は81億27百万円(前年同期比5.6%増)となりました。
②金属繊維
ナスロンフィルターは、化合繊維向けが低調となりましたが、高機能樹脂用途が好調に推移したため増収となりました。また、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)も韓国や台湾での半導体メーカーを中心とした設備投資が引き続き好調に推移したため増収となりました。その結果、金属繊維の売上高は18億5百万円(前年同期比14.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高の相殺消去前の金額を記載しています。
①日本
主力のステンレス鋼線は、販売数量は微減となりましたがニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果などにより、売上高は前年同期比増収となりました。金属繊維につきましても、ナスロンフィルターはほぼ前年同期並みに推移し、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)が引き続き好調に推移したため増収となりました。
これらの結果、売上高は93億15百万円(前年同期比5.0%増)となりました。また、高機能・独自製品が好調に推移したことに加え、ニッケル価格上昇に伴う評価益の計上などにより、セグメント利益は12億76百万円(同13.7%増)となりました。
②タイ
ステンレス鋼線の販売数量が大幅に増加したことなどにより売上高は10億18百万円(同20.6%増)となりましたが、製造コストの悪化などによりセグメント利益は33百万円(同16.5%減)となりました。
③中国
中国国内向けの販売が好調に推移したことなどにより、売上高は1億41百万円(同53.3%増)、セグメント利益は9百万円(前年同期は21百万円のセグメント損失)となりました。
なお、上記記載金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、422億59百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億94百万円増加いたしました。流動資産は270億66百万円となり、99百万円減少いたしました。主な要因はたな卸資産の増加や現金及び預金の減少などです。固定資産は151億93百万円となり、2億94百万円増加いたしました。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、132億14百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億71百万円減少いたしました。流動負債は86億15百万円となり、3億32百万円減少いたしました。主な要因は未払法人税等の減少(5億22百万円)などです。固定負債は45億98百万円となり、61百万円増加いたしました。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、290億45百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億65百万円増加いたしました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億44百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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