四半期報告書-第90期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/09 9:21
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、連結決算の開示内容の充実及びグループ経営の強化を図るため、前連結会計年度において非連結子会社であった大同不銹鋼(大連)有限公司、韓国ナスロン株式会社及び日精テクノ株式会社を連結の範囲に含めております。報告セグメントについては、日精テクノ株式会社は「日本」、大同不銹鋼(大連)有限公司及び韓国ナスロン株式会社は「中国・韓国」に含めております。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、内需を中心とした個人消費や非製造業の生産活動は底堅く推移しておりますが、外需を中心とした製造業は米中貿易摩擦の長期化、中国・欧州経済の停滞、中東情勢の緊迫化などが影響し、輸出の下振れなど停滞感が強い状況となっています。
当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)が属するステンレス鋼線業界は、前期後半から続く需要の減退で、業界出荷数量は前年同期比減となりました。またLMEニッケル価格については一時的な上昇局面がありましたが、方向感に欠ける展開となりました。
このような状況の中、当社グループでは連結経常利益55億円、連結ROS及び同ROA10%以上などを経営目標とする『第14次中期計画(NSR20)』(最終年度2021年3月期)の達成に向け、収益の向上に取り組んでまいりました。
主力のステンレス鋼線部門は、顧客の需要減や在庫調整などにより販売数量は前年同期に比べ減少し、売上高は減収となりました。また金属繊維部門は、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)が半導体製造装置・機器メーカーの設備投資の延期及び在庫調整などで大幅減収となりました。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比12.6%減収の86億79百万円となりました。
損益につきましては、ステンレス鋼線全般、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)の販売が振るわず、営業利益は3億90百万円(前年同期比70.2%減)、経常利益は4億18百万円(同68.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億83百万円(同69.2%減)となりました。
事業部門別の経営成績は次のとおりであります。
①ステンレス鋼線
スマホなどIT関連の高機能・独自製品が顧客の需要減により減退を余儀なくされ、堅調を維持してきたばね用材も在庫調整などにより減少に転じました。また建材・自動車関連向けの鋲螺用材も低調と、ステンレス鋼線の売上高は74億30百万円(前年同期比8.6%減)となりました。
②金属繊維
ナスロンフィルターは、高機能樹脂用途が低調だったものの化合繊維向けの大口案件の売上計上で増収となりましたが、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は、半導体製造装置・機器メーカーの設備投資の延期及び在庫調整などで大幅減収となりました。その結果、金属繊維部門の売上高は12億49百万円(前年同期比30.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高の相殺消去前の金額を記載しています。
①日本
主力のステンレス鋼線は全般的に販売数量が減少し、売上高は前年同期比減収となりました。金属繊維につきましても、ナスロンフィルターが大口物件の売上計上で増収となりましたが、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)が大幅に減少し減収となりました。
これらの結果、売上高は78億92百万円(前年同期比15.3%減)となりました。損益につきましてはステンレス鋼線全般、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)の販売が振るわず、セグメント利益は3億33百万円(同73.9%減)となりました。
②タイ
ステンレス鋼線の販売数量が増加したことなどにより売上高は11億42百万円(同12.1%増)、セグメント利益は42百万円(同27.8%増)となりました。
③中国・韓国
中国国内向けの販売が好調に推移したことに加え、非連結子会社を連結の範囲に含めたことなどにより、売上高は2億95百万円(同109.1%増)、セグメント利益は35百万円(同282.2%増)となりました。
なお、上記記載金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、423億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ92百万円増加しました。流動資産は266億93百万円となり、4億45百万円増加しました。主な要因は現金及び預金の増加(5億79百万円)などです。固定資産は156億26百万円となり、3億52百万円減少しました。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、117億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ5百万円減少しました。流動負債は73億13百万円となり、57百万円減少しました。主な要因は未払法人税等の減少(3億90百万円)などです。固定負債は44億41百万円となり、52百万円増加しました。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、305億65百万円となり、前連結会計年度末に比べ98百万円増加しました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億38百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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