四半期報告書-第89期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や所得・雇用環境の改善に支えられ緩やかな回復基調で推移しました。一方、世界経済は、米中貿易摩擦が深刻化するなか、米国は引き続き堅調に推移したものの、中国の景気減速が鮮明となり、また英国のEU離脱問題や金融市場の動向が懸念されるなど景気の先行きは予断を許さない状況となりました。
当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)が属するステンレス鋼線業界では、夏場以降需要が減退したことなどから、業界出荷数量は前年同期比微減となりました。また、LMEニッケル価格は第2四半期以降軟調な動きとなりました。
このような状況の中、当社グループでは、連結経常利益55億円、連結ROS及び同ROA10%以上などを経営目標とする『第14次中期計画(NSR20)』(最終年度2021年3月期)の達成に向け、収益の一段の向上に鋭意取り組んでまいりました。
主力のステンレス鋼線部門は、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり増収となりました。また、金属繊維部門につきましても超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は前年同期並みにとどまりましたが、ナスロンフィルターが好調に推移し増収となりました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は296億34百万円(前年同期比5.8%増)となりました。
損益につきましては、売上高は増加しましたが、労務費や減価償却費など固定費の増加や販売関連費用の増加により、営業利益は30億80百万円(前年同期比0.8%減)となりました。経常利益は為替差益の増加などにより31億71百万円(同1.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22億12百万円(同1.0%増)となりました。
事業部門別の経営成績は次のとおりであります。
①ステンレス鋼線
主に自動車関連需要が引き続き好調であったことなどにより、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり、ステンレス鋼線の売上高は243億71百万円(前年同期比5.1%増)となりました。
②金属繊維
ナスロンフィルターは、ポリエステルフィルム向けに加え、化合繊維向けや高機能樹脂用途についても好調に推移したため増収となりました。一方、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は韓国や台湾での半導体メーカーを中心とした設備投資の停滞による影響を受け、前年同期並みにとどまりました。その結果、金属繊維の売上高は52億62百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高の相殺消去前の金額を記載しています。
①日本
主力のステンレス鋼線は、販売数量は微減となりましたがニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果などにより、売上高は前年同期比増収となりました。金属繊維につきましても、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)はほぼ前年同期並みとなりましたが、ナスロンフィルターが好調に推移し増収となりました。
これらの結果、売上高は276億80百万円(前年同期比5.1%増)となりました。損益につきましては、売上高は増加しましたが、労務費や減価償却費など固定費の増加や販売関連費用の増加により、セグメント利益は28億97百万円(同0.6%減)となりました。
②タイ
ステンレス鋼線の販売数量が大幅に増加したことなどにより売上高は33億85百万円(同17.7%増)となりましたが、製造コストの悪化などによりセグメント利益は1億74百万円(同26.8%減)となりました。
③中国
中国国内向けの販売が好調に推移したことなどにより、売上高は4億15百万円(同16.4%増)、セグメント利益は38百万円(同430.6%増)となりました。
なお、上記記載金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、421億82百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億16百万円増加いたしました。流動資産は264億91百万円となり、6億73百万円減少いたしました。主な要因は現金及び預金の減少などです。固定資産は156億90百万円となり、7億90百万円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、121億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億92百万円減少いたしました。流動負債は76億87百万円となり、12億60百万円減少いたしました。主な要因は設備資金の支払による未払金の減少及び未払法人税等の減少などです。固定負債は45億5百万円となり、31百万円減少いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、299億88百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億9百万円増加いたしました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億31百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や所得・雇用環境の改善に支えられ緩やかな回復基調で推移しました。一方、世界経済は、米中貿易摩擦が深刻化するなか、米国は引き続き堅調に推移したものの、中国の景気減速が鮮明となり、また英国のEU離脱問題や金融市場の動向が懸念されるなど景気の先行きは予断を許さない状況となりました。
当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)が属するステンレス鋼線業界では、夏場以降需要が減退したことなどから、業界出荷数量は前年同期比微減となりました。また、LMEニッケル価格は第2四半期以降軟調な動きとなりました。
このような状況の中、当社グループでは、連結経常利益55億円、連結ROS及び同ROA10%以上などを経営目標とする『第14次中期計画(NSR20)』(最終年度2021年3月期)の達成に向け、収益の一段の向上に鋭意取り組んでまいりました。
主力のステンレス鋼線部門は、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり増収となりました。また、金属繊維部門につきましても超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は前年同期並みにとどまりましたが、ナスロンフィルターが好調に推移し増収となりました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は296億34百万円(前年同期比5.8%増)となりました。
損益につきましては、売上高は増加しましたが、労務費や減価償却費など固定費の増加や販売関連費用の増加により、営業利益は30億80百万円(前年同期比0.8%減)となりました。経常利益は為替差益の増加などにより31億71百万円(同1.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22億12百万円(同1.0%増)となりました。
事業部門別の経営成績は次のとおりであります。
①ステンレス鋼線
主に自動車関連需要が引き続き好調であったことなどにより、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり、ステンレス鋼線の売上高は243億71百万円(前年同期比5.1%増)となりました。
②金属繊維
ナスロンフィルターは、ポリエステルフィルム向けに加え、化合繊維向けや高機能樹脂用途についても好調に推移したため増収となりました。一方、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は韓国や台湾での半導体メーカーを中心とした設備投資の停滞による影響を受け、前年同期並みにとどまりました。その結果、金属繊維の売上高は52億62百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高の相殺消去前の金額を記載しています。
①日本
主力のステンレス鋼線は、販売数量は微減となりましたがニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果などにより、売上高は前年同期比増収となりました。金属繊維につきましても、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)はほぼ前年同期並みとなりましたが、ナスロンフィルターが好調に推移し増収となりました。
これらの結果、売上高は276億80百万円(前年同期比5.1%増)となりました。損益につきましては、売上高は増加しましたが、労務費や減価償却費など固定費の増加や販売関連費用の増加により、セグメント利益は28億97百万円(同0.6%減)となりました。
②タイ
ステンレス鋼線の販売数量が大幅に増加したことなどにより売上高は33億85百万円(同17.7%増)となりましたが、製造コストの悪化などによりセグメント利益は1億74百万円(同26.8%減)となりました。
③中国
中国国内向けの販売が好調に推移したことなどにより、売上高は4億15百万円(同16.4%増)、セグメント利益は38百万円(同430.6%増)となりました。
なお、上記記載金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、421億82百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億16百万円増加いたしました。流動資産は264億91百万円となり、6億73百万円減少いたしました。主な要因は現金及び預金の減少などです。固定資産は156億90百万円となり、7億90百万円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、121億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億92百万円減少いたしました。流動負債は76億87百万円となり、12億60百万円減少いたしました。主な要因は設備資金の支払による未払金の減少及び未払法人税等の減少などです。固定負債は45億5百万円となり、31百万円減少いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、299億88百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億9百万円増加いたしました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億31百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。