四半期報告書-第90期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/08 9:30
【資料】
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【項目】
43項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、連結決算の開示内容の充実及びグループ経営の強化を図るため、前連結会計年度において非連結子会社であった大同不銹鋼(大連)有限公司、韓国ナスロン株式会社及び日精テクノ株式会社を連結の範囲に含めております。報告セグメントについては、日精テクノ株式会社は「日本」、大同不銹鋼(大連)有限公司及び韓国ナスロン株式会社は「中国・韓国」に含めております。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、10月の消費増税を控え、内需を中心とした個人消費は底堅く推移しましたが、第3四半期以降、増税による鈍化が懸念される状況となっています。企業活動としましては、堅調だった非製造業が陰りを見せ始めており、製造業は依然として在庫の高止まりや輸出の不振などにより、力強さを欠く展開が続いています。また世界経済については、米中貿易摩擦をめぐる中国経済の減速と米国・欧州経済の停滞、更には中東情勢の緊迫化など、景気の先行き不透明感が強い状況となっています。
当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)が属するステンレス鋼線業界は、前期後半から続く需要の減退で、業界出荷数量は前年同期比減少となりました。LMEニッケル価格については、インドネシアでニッケル鉱石の禁輸を前倒しするといった見方が広がり、9月にはポンド当たり8ドル超まで急騰するという局面が見られました。
このような状況の中、当社グループでは連結経常利益55億円、連結ROS及び同ROA10%以上などを経営目標とする『第14次中期計画(NSR20)』(最終年度2021年3月期)の達成に向け、収益の向上に取り組んでまいりました。
主力のステンレス鋼線部門は、顧客の需要減や在庫調整などにより販売数量は前年同期に比べ減少し、売上高は減収となりました。また金属繊維部門は、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)が半導体製造装置・機器メーカーの設備投資の延期及び在庫調整などで大幅減収となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は172億3百万円(前年同期比13.7%減)となりました。
損益につきましては、ステンレス鋼線全般、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)の販売が振るわず、営業利益は7億60百万円(前年同期比65.2%減)、経常利益は7億94百万円(同64.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億58百万円(同64.0%減)となりました。
事業部門別の経営成績は次のとおりであります。
①ステンレス鋼線
スマホなどIT関連をはじめとする高機能・独自製品が需要減と在庫調整などにより低迷、またステンレス鋼線市場全体の需要動向も減少傾向が続いており、減産を余儀なくされました。販売数量は前年同期に比べ減少し、売上高は146億34百万円(前年同期比9.8%減)となりました。
②金属繊維
ナスロンフィルターはポリエステルフィルム用途がわずかに増収となったものの、化合繊維や高機能樹脂用途などが低調であり減収となりました。また超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は、半導体製造装置・機器メーカーの設備投資の中止・延期に加え、第2四半期には終了すると予測した在庫調整が進まず、大幅な減収となりました。その結果、金属繊維部門の売上高は25億68百万円(前年同期比31.0%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高の相殺消去前の金額を記載しています。
①日本
主力のステンレス鋼線は全般的に販売数量が減少し、売上高は前年同期比減収となりました。金属繊維につきましても、ナスロンフィルターは販売数量の減少、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)も大幅に減少し減収となりました。
これらの結果、売上高は156億37百万円(前年同期比16.2%減)となりました。損益につきましてはステンレス鋼線全般、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)の販売が振るわず、セグメント利益は6億22百万円(同70.3%減)となりました。
②タイ
ステンレス鋼線の販売数量は減少し、売上高は21億73百万円(同1.1%減)となりましたが、販売内容が良くセグメント利益は1億3百万円(同12.2%増)となりました。
③中国・韓国
中国国内向けの販売が好調に推移したことに加え、非連結子会社を連結の範囲に加えたことなどにより、売上高は5億75百万円(同112.9%増)、セグメント利益は73百万円(同244.1%増)となりました。
なお、上記記載金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、420億42百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億84百万円減少しました。流動資産は260億33百万円となり、2億14百万円減少しました。主な要因は受取手形及び売掛金の減少(4億82百万円)などです。固定資産は160億9百万円となり、29百万円増加しました。 当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、111億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億91百万円減少しました。流動負債は66億79百万円となり、6億91百万円減少しました。主な要因は未払法人税等の減少(1億98百万円)などです。固定負債は44億89百万円となり、1億円増加しました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、308億73百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億6百万円増加しました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額2億89百万円と合わせて、前連結会計年度末に比べ1億39百万円増加し、113億72百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ4億85百万円増加し14億88百万円の収入となりました。これは、主に法人税等の支払額の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ8億65百万円支出が減少し11億7百万円の支出となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が減少したことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ27百万円支出が減少し5億19百万円の支出となりました。主な要因は、配当金の支払額の減少によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億73百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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