四半期報告書-第89期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や所得・雇用環境の改善に支えられ緩やかな回復基調で推移し、また世界経済も欧米をはじめ概ね堅調に推移しました。一方で、国内で相次いで発生した自然災害の影響、また米中貿易摩擦の展開や金融市場の動向など景気の先行きは不透明感を強めました。
当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)が属するステンレス鋼線業界では、自動車関連をはじめ需要はおおむね堅調であったことなどから、業界出荷数量は前年同期比増加となりました。また、LMEニッケル価格は期前半の上昇基調から一転、7月以降は下落に転じるなど、不安定な動きとなりました。
このような状況の中、当社グループでは、連結経常利益55億円、連結ROS及び同ROA10%以上などを経営目標とする『第14次中期計画(NSR20)』(最終年度2021年3月期)の達成に向け、収益の一段の向上に鋭意取り組んでまいりました。
主力のステンレス鋼線部門は、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり増収となりました。また、金属繊維部門につきましても、ナスロンフィルターが好調に推移し、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)も堅調であったため増収となりました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は199億41百万円(前年同期比7.2%増)となりました。
損益につきましては、高機能・独自製品は堅調に推移したものの、減価償却費など固定費の増加や販売関連費用の増加などにより、営業利益は21億84百万円(前年同期比1.5%減)となりましたが、為替差益の増加などにより経常利益は22億22百万円(同1.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億53百万円(同0.7%増)となりました。
事業部門別の経営成績は次のとおりであります。
①ステンレス鋼線
主に自動車関連需要が引き続き好調であったことなどにより、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり、ステンレス鋼線の売上高は162億16百万円(前年同期比4.7%増)となりました。
②金属繊維
ナスロンフィルターは、ポリエステルフィルム向けに加え、化合繊維向けや高機能樹脂用途についても好調に推移し増収となりました。また、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は韓国や台湾での半導体メーカーを中心とした設備投資の先送りによる影響はあったものの増収となりました。その結果、金属繊維の売上高は37億25百万円(前年同期比19.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高の相殺消去前の金額を記載しています。
①日本
主力のステンレス鋼線は、販売数量は微増にとどまったものの、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果などにより、売上高は前年同期比増収となりました。金属繊維につきましても、ナスロンフィルターが好調に推移し、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)も堅調に推移したため増収となりました。
これらの結果、売上高は186億50百万円(前年同期比6.2%増)となりました。損益につきましては、高機能・独自製品は堅調に推移したものの、減価償却費など固定費の増加や販売関連費用の増加などにより、セグメント利益は20億94百万円(同1.2%減)となりました。
②タイ
ステンレス鋼線の販売数量が大幅に増加したことなどにより売上高は21億98百万円(同17.2%増)となりましたが、製造コストの悪化などによりセグメント利益は91百万円(同33.1%減)となりました。
③中国
中国国内向けの販売が好調に推移したことなどにより、売上高は2億70百万円(同18.4%増)、セグメント利益は21百万円(前年同期は6百万円の損失)となりました。
なお、上記記載金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、424億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億99百万円増加いたしました。流動資産は269億2百万円となり、2億62百万円減少いたしました。主な要因は現金及び預金の減少などです。固定資産は155億62百万円となり、6億62百万円増加いたしました。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、127億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億52百万円減少いたしました。流動負債は82億20百万円となり、7億27百万円減少いたしました。主な要因は設備資金の支払による未払金の減少などです。固定負債は45億13百万円となり、24百万円減少いたしました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、297億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億52百万円増加いたしました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は115億18百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億94百万円減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ8億35百万円減少し10億2百万円の収入となりました。これは、主にたな卸資産の増加及び法人税等の支払額の増加などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ11億47百万円支出が増加しました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出の増加などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ1億5百万円支出が増加しました。主な要因は、配当金の支払額の増加などによるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億86百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や所得・雇用環境の改善に支えられ緩やかな回復基調で推移し、また世界経済も欧米をはじめ概ね堅調に推移しました。一方で、国内で相次いで発生した自然災害の影響、また米中貿易摩擦の展開や金融市場の動向など景気の先行きは不透明感を強めました。
当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)が属するステンレス鋼線業界では、自動車関連をはじめ需要はおおむね堅調であったことなどから、業界出荷数量は前年同期比増加となりました。また、LMEニッケル価格は期前半の上昇基調から一転、7月以降は下落に転じるなど、不安定な動きとなりました。
このような状況の中、当社グループでは、連結経常利益55億円、連結ROS及び同ROA10%以上などを経営目標とする『第14次中期計画(NSR20)』(最終年度2021年3月期)の達成に向け、収益の一段の向上に鋭意取り組んでまいりました。
主力のステンレス鋼線部門は、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり増収となりました。また、金属繊維部門につきましても、ナスロンフィルターが好調に推移し、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)も堅調であったため増収となりました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は199億41百万円(前年同期比7.2%増)となりました。
損益につきましては、高機能・独自製品は堅調に推移したものの、減価償却費など固定費の増加や販売関連費用の増加などにより、営業利益は21億84百万円(前年同期比1.5%減)となりましたが、為替差益の増加などにより経常利益は22億22百万円(同1.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億53百万円(同0.7%増)となりました。
事業部門別の経営成績は次のとおりであります。
①ステンレス鋼線
主に自動車関連需要が引き続き好調であったことなどにより、販売数量が前年同期に比べ増加したことに加え、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果もあり、ステンレス鋼線の売上高は162億16百万円(前年同期比4.7%増)となりました。
②金属繊維
ナスロンフィルターは、ポリエステルフィルム向けに加え、化合繊維向けや高機能樹脂用途についても好調に推移し増収となりました。また、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)は韓国や台湾での半導体メーカーを中心とした設備投資の先送りによる影響はあったものの増収となりました。その結果、金属繊維の売上高は37億25百万円(前年同期比19.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高の相殺消去前の金額を記載しています。
①日本
主力のステンレス鋼線は、販売数量は微増にとどまったものの、ニッケル価格変動に伴う販売価格引き上げ効果などにより、売上高は前年同期比増収となりました。金属繊維につきましても、ナスロンフィルターが好調に推移し、超精密ガスフィルター(ナスクリーン)も堅調に推移したため増収となりました。
これらの結果、売上高は186億50百万円(前年同期比6.2%増)となりました。損益につきましては、高機能・独自製品は堅調に推移したものの、減価償却費など固定費の増加や販売関連費用の増加などにより、セグメント利益は20億94百万円(同1.2%減)となりました。
②タイ
ステンレス鋼線の販売数量が大幅に増加したことなどにより売上高は21億98百万円(同17.2%増)となりましたが、製造コストの悪化などによりセグメント利益は91百万円(同33.1%減)となりました。
③中国
中国国内向けの販売が好調に推移したことなどにより、売上高は2億70百万円(同18.4%増)、セグメント利益は21百万円(前年同期は6百万円の損失)となりました。
なお、上記記載金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、424億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億99百万円増加いたしました。流動資産は269億2百万円となり、2億62百万円減少いたしました。主な要因は現金及び預金の減少などです。固定資産は155億62百万円となり、6億62百万円増加いたしました。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、127億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億52百万円減少いたしました。流動負債は82億20百万円となり、7億27百万円減少いたしました。主な要因は設備資金の支払による未払金の減少などです。固定負債は45億13百万円となり、24百万円減少いたしました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、297億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億52百万円増加いたしました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は115億18百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億94百万円減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ8億35百万円減少し10億2百万円の収入となりました。これは、主にたな卸資産の増加及び法人税等の支払額の増加などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ11億47百万円支出が増加しました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出の増加などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ1億5百万円支出が増加しました。主な要因は、配当金の支払額の増加などによるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億86百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。