有価証券報告書-第141期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/29 10:22
【資料】
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【項目】
103項目
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当連結会計年度は、3ヵ年計画として策定し平成28年4月1日にスタートいたしました中期経営経営計画の2年目にあたり、業務改善を押し進め重点施策であります情報産業用刃物を中心とした戦略品種に対し、顧客戦略を明確にし、営業体制を強化してまいりました。
また、売上拡大を目指すために、新規設備の導入や更新等も実施し、少量多品種において製造リードタイムの短縮にも継続して取り組んでまいりました。
さらに、新製品開発のための研究開発への取り組み、展示会への出展等を展開してまいりました。
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ3億17百万円増加し、52億93百万円(前年同期比6.4%増)となりました。これは主に情報産業用刃物を中心とした需要を、営業体制の強化により取り込んだことが要因であります。セグメント別の連結売上高に占める割合は、工業用刃物類及び産業用機械・部品が91.9%、緑化造園が8.1%となりました。
当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ1億16百万円増加し、14億75百万円(前年同期比8.5%増)となりました。これは情報産業用刃物を主に売上高の増加によるものであります。また、売上総利益率は、高付加価値製品、高精度精密製品に注力した事業展開により、0.6ポイント増加し27.9%となりました。
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、人材基盤強化のための人件費の増加もあり、前連結会計年度に比べ96百万円増加し、11億62百万円(前年同期比9.0%増)となりました。以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ19百万円増加し、3億12百万円(前年同期比6.7%増)となりました。
当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度に比べ4百万円減少し、30百万円(前年同期比12.9%減)となりました。営業外費用は、シンジケートローン費用の減少もあり、前連結会計年度に比べ37百万円減少し、83百万円(前年同期比30.6%減)となりました。
当連結会計年度における特別利益は、投資有価証券売却益36百万円を計上しております。特別損失は、連結子会社の熱研工業株式会社の火災による損失32百万円を計上してります。また、前連結会計年度より繰延税金資産の計上にともない法人税等調整額89百万円を計上しておりますが、当連結会計年度におきましては22百万円となり影響額が大きくなっております。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益2億46百万円(前年同期比7.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
機械刃物及び機械・部品
当セグメントにおきましては、鉄鋼用刃物の伸び悩みはあったものの、主力の情報産業用刃物が牽引し、製紙パルプ用刃物、産業用機械および部品、その他に分類される刃物も堅調に推移し、売上高48億65百万円(前連結会計年度比9.8%増)、セグメント利益6億70百万円(前連結会計年度比15.1%増)となりました。
緑化造園
当セグメントにおきましては、管理業務は堅調に推移したものの、大口案件も含め造園工事の減少による影響が大きく、売上高4億28百万円(前連結会計年度比21.4%減)となり、セグメント利益は11百万円(前連結会計年度比63.5%減)となりました。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
機械刃物及び機械・部品4,9179.5
緑化造園428△21.4
合計5,3456.2

(注)1.金額は販売価格であり、セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)
機械刃物及び機械・部品5,43922.21,40069.5
緑化造園443△11.03965.6
合計5,88318.91,44069.4

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
機械刃物及び機械・部品4,8659.8
緑化造園428△21.4
合計5,2936.4

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため、記載を省略しております。
(2) 財政状態
流動資産は、前連結会計年度末に比べて9.2%増加し、47億91百万円となりました。これは主として受取手形及び売掛金の増加および電子記録債権の増加などによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて0.1%増加し、19億26百万円となりました。これは主として機械装置及び運搬具などの有形固定資産の増加などによるものです。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて6.4%増加し、67億17百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて9.4%増加し、29億89百万円となりました。これは主として支払手形及び買掛金の増加などによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて3.8%減少し、19億77百万円となりました。これは主として長期借入金の減少などによるものです。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて3.7%増加し、49億67百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ14.8%増加し、17億50百万円となり、自己資本比率26.0%となりました。これは主として利益剰余金の増加などによるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ25百万円増加し、18億29百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、3億31百万円(前連結会計年度比17.3%減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が2億63百万円、売上債権の増加額2億96百万円、減価償却費1億66百万円などがあったことを反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は1億69百万円(前連結会計年度は34百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1億85百万円などがあったことを反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は1億35百万円(前連結会計年度は1億76百万円の減少)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出1億16百万円などがあったことを反映したものであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料仕入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金及び設備投資資金の調達につきましては自己資金を、長期運転資金につきましては銀行借入を基本としております。

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