四半期報告書-第86期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/01 9:09
【資料】
PDFをみる
【項目】
32項目
(1)財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.0%減少し、243億4百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が7億7千8百万円減少、電子記録債権が7億1千8百万円減少、現金及び預金が9億1千9百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.5%増加し、120億6千3百万円となりました。これは、有形固定資産のその他(純額)が1億6千2百万円増加したことなどによります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて0.5%増加し、363億6千8百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて6.1%減少し、101億7千4百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が24億6千5百万円減少、電子記録債務が11億6千6百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて4.0%増加し、24億2千3百万円となりました。これは、退職給付に係る負債が8千万円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて4.3%減少し、125億9千8百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて3.3%増加し、237億6千9百万円となりました。これは、利益剰余金が7億2千5百万円増加したことなどによります。
(2)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の売上高は175億9千2百万円と前年同四半期と比べ16億2千万円(10.1%増)の増収となりました。
営業利益は14億3千8百万円と前年同四半期と比べ9億6百万円(170.3%増)の増益、経常利益は15億6千8百万円と前年同四半期と比べ8億3千1百万円(112.6%増)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億4百万円と前年同四半期と比べ6億4千4百万円(178.7%増)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
・設備部門
設備部門は、塗装設備納入等の増加により売上高は126億7千3百万円と前年同四半期と比べ10億1千9百万円(8.7%増)の増収、営業利益は17億7千6百万円と前年同四半期と比べ7億2千3百万円(68.6%増)の増益となりました。
・自動車部品部門
自動車部品部門は、内装部品及び外装部品の生産・販売の増加により売上高は49億1千8百万円と前年同四半期と比べ6億1百万円(13.9%増)の増収、営業利益は4億5千6百万円と前年同四半期と比べ2億3百万円(80.6%増)の増益となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、94億9千6百万円となり、前連結会計年度末より10億2千7百万円(12.1%増)増加となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は16億1千7百万円(前年同四半期比26.8%減)となりました。これは主に、売上債権の減少額14億9千万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2億3千3百万円(前年同四半期比45.1%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2億9千6百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3億1千7百万円(前年同四半期比17.4%減)となりました。これは主に、配当金の支払額2億7千8百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億7千2百万円であります。