四半期報告書-第87期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/06 16:30
【資料】
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【項目】
32項目
(1)財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて3.6%減少し、249億9千万円となりました。これは、現金及び預金が3億2千7百万円減少、受取手形及び売掛金が2億3千5百万円減少、電子記録債権が2億2千5百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.3%減少し、114億7千6百万円となりました。これは、投資その他の資産のその他が1億8百万円減少したことなどによります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて2.9%減少し、364億6千6百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて12.2%減少し、95億9千8百万円となりました。これは、その他が11億1千9百万円減少、支払手形及び買掛金が5億3千6百万円減少、未払法人税等が3億8千7百万円減少、電子記録債務が7億3千2百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて5.4%増加し、23億3千7百万円となりました。これは、退職給付に係る負債が6千2百万円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて9.2%減少し、119億3千6百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて0.5%増加し、245億3千万円となりました。これは、利益剰余金が1億8千7百万円増加したことなどによります。
(2)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の売上高は165億9千1百万円と前年同四半期と比べ10億1百万円(5.7%減)の減収となりました。
営業利益は7億5千1百万円と前年同四半期と比べ6億8千7百万円(47.8%減)の減益、経常利益は8億2千2百万円と前年同四半期と比べ7億4千6百万円(47.6%減)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億3千1百万円と前年同四半期と比べ4億7千2百万円(47.1%減)の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
・設備部門
設備部門は、塗装設備納入等の増加により売上高は131億1百万円と前年同四半期と比べ4億2千7百万円(3.4%増)の増収、売上高が増加したものの製品構成の悪化等により、営業利益は15億4千2百万円と前年同四半期と比べ2億3千4百万円(13.2%減)の減益となりました。
・自動車部品部門
自動車部品部門は、内装部品及び外装部品の販売の減少により売上高は34億8千9百万円と前年同四半期と比べ14億2千9百万円(29.1%減)の減収、営業損失は1百万円(前年同四半期は4億5千6百万円の営業利益)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、99億1千万円となり、前連結会計年度末より2億2千1百万円(2.2%減)減少となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は5億6百万円(前年同四半期比68.7%減)となりました。これは主に、売上債権の減少額4億1千6百万円、たな卸資産の減少1億1千8百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2億5百万円(前年同四半期比12.3%減)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出5億5千1百万円、有形固定資産の取得による支出2億6千7百万円、定期預金の払戻による収入6億3千3百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は4億1千4百万円(前年同四半期比30.5%減)となりました。これは主に、配当金の支払額3億4千4百万円によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億5千1百万円であります。