四半期報告書-第88期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/04 13:11
【資料】
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【項目】
35項目
(1)財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて6.6%減少し、250億6千3百万円となりました。これは、電子記録債権が5億6千9百万円増加、仕掛品が3億5千7百万円増加、その他が3億3千4百万円増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が28億5千7百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて8.1%増加し、132億6千6百万円となりました。これは、有形固定資産のその他(純額)が3億9千9百万円増加、投資その他の資産のその他が6億1百万円増加したことなどによります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて2.0%減少し、383億3千万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて6.9%減少し、99億5千7百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が13億9千万円増加した一方、電子記録債務が6億5千1百万円減少、未払法人税等が2億9千9百万円減少、賞与引当金が3億5千9百万円減少、その他が7億5千7百万円減少したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて45.2%減少し、13億2千万円となりました。これは、その他が2億2千8百万円増加した一方、役員退職慰労引当金が1億4千2百万円減少、退職給付に係る負債が11億7千5百万円減少したことなどによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて14.0%減少し、112億7千8百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて4.0%増加し、270億5千1百万円となりました。これは、利益剰余金が6億4千4百万円増加、その他有価証券評価差額金が2億1千9百万円増加、為替換算調整勘定が1億3千2百万円増加したことなどによります。
(2)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の売上高は248億9千5百万円と前年同四半期と比べ10億3千3百万円(4.0%減)の減収となりました。
営業利益は14億4千6百万円と前年同四半期と比べ1千4百万円(1.0%減)の減益、経常利益は18億1千8百万円と前年同四半期と比べ1億8千5百万円(11.4%増)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億3千4百万円と前年同四半期と比べ9千5百万円(8.4%増)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
・設備部門
設備部門は、塗装設備納入等の減少により売上高は193億2千1百万円と前年同四半期と比べ7億1千3百万円(3.6%減)の減収となったものの製品構成の改善等により、営業利益は26億1千2百万円と前年同四半期と比べ2億5千7百万円(10.9%増)の増益となりました。
・自動車部品部門
自動車部品部門は、内装部品及び外装部品の販売の減少により売上高は55億7千3百万円と前年同四半期と比べ3億1千9百万円(5.4%減)の減収、営業利益は1億2千4百万円と前年同四半期と比べ1億8千万円(59.1%減)の減益となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4億7千6百万円であります。