四半期報告書-第115期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、441万9千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて3万台 (0.7%) の増加となりました。日本での販売台数については、103万1千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて5万6千台 (5.2%) の減少となりました。一方、海外においては、338万8千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて8万6千台 (2.6%) の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績については、次のとおりです。
なお、営業利益の主な増減要因は、次のとおりです。
事業別セグメントの業績は、次のとおりです。
a.自動車事業
売上高は13兆1,483億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて4,114億円 (3.2%) の増収となり、営業利益は1兆647億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,522億円 (16.7%) の増益となりました。営業利益の増益は、販売台数の増加および諸経費の減少・低減努力などによるものです。
b.金融事業
売上高は1兆513億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて537億円 (5.4%) の増収となり、営業利益は1,549億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて102億円 (7.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、販売金融子会社において、融資残高が増加したこと、ならびに貸倒関連費用および残価損失関連費用が減少したことなどによるものです。
c.その他の事業
売上高は7,704億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて15億円 (0.2%) の増収となり、営業利益は408億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて43億円 (11.9%) の増益となりました。
所在地別の業績は、次のとおりです。
a.日本
売上高は7兆8,778億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて3,096億円 (4.1%) の増収となり、営業利益は7,502億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,096億円 (17.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、原価改善の努力および輸出台数の増加などによるものです。
b.北米
売上高は5兆4,275億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,983億円 (3.8%) の増収となりましたが、営業利益は1,109億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて336億円 (23.3%) の減益となりました。営業利益の減益は、販売金融子会社において金利スワップ取引などの時価評価による評価損が計上されたことなどによるものです。
c.欧州
売上高は1兆5,817億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて619億円 (4.1%) の増収となり、営業利益は612億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて234億円 (62.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、諸経費の減少・低減努力などによるものです。
d.アジア
売上高は2兆6,349億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,505億円 (6.1%) の増収となり、営業利益は2,834億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて692億円 (32.3%) の増益となりました。営業利益の増益は、生産および販売台数の増加ならびに為替変動の影響などによるものです。
e.その他の地域 (中南米、オセアニア、アフリカ、中近東)
売上高は1兆2,068億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて309億円 (2.5%) の減収となり、営業利益は659億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて43億円 (6.2%) の減益となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における財政状態については、次のとおりです。
総資産は52兆5,160億円と、前連結会計年度末に比べて2兆2,077億円 (4.4%) の増加となりました。負債は31兆8,068億円と、前連結会計年度末に比べて1兆4,206億円 (4.7%) の増加となりました。純資産は20兆7,091億円と、前連結会計年度末に比べて7,871億円 (4.0%) の増加となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物並びに拘束性現金の残高は3兆3,828億円と、前連結会計年度末に比べて1,632億円 (5.1%) の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、前年同四半期連結累計期間に対するキャッシュ・フローの増減は、次のとおりです。
営業活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動からのキャッシュ・フローは、1兆8,261億円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間が2兆332億円の増加であったことに比べて、2,071億円の減少となりました。
投資活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の投資活動からのキャッシュ・フローは、1兆8,542億円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間が1兆9,363億円の減少であったことに比べて、820億円の減少幅の縮小となりました。
財務活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の財務活動からのキャッシュ・フローは、1,543億円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間が3,020億円の減少であったことに比べて、4,563億円の増加となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、5,271億円です。
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、441万9千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて3万台 (0.7%) の増加となりました。日本での販売台数については、103万1千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて5万6千台 (5.2%) の減少となりました。一方、海外においては、338万8千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて8万6千台 (2.6%) の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績については、次のとおりです。
売上高 | 14兆6,740億円 | ( | 前年同期比増減 | 4,827億円 | ( 3.4%) | ) |
営業利益 | 1兆2,618億円 | ( | 前年同期比増減 | 1,653億円 | (15.1%) | ) |
税金等調整前 四半期純利益 | 1兆5,488億円 | ( | 前年同期比増減 | 2,966億円 | (23.7%) | ) |
当社株主に帰属する 四半期純利益 | 1兆2,423億円 | ( | 前年同期比増減 | 1,710億円 | (16.0%) | ) |
なお、営業利益の主な増減要因は、次のとおりです。
営業面の努力 | 1,500億円 |
為替変動の影響 | △ 200億円 |
原価改善の努力 | 300億円 |
諸経費の増減・低減努力 | 400億円 |
その他 | △ 347億円 |
事業別セグメントの業績は、次のとおりです。
a.自動車事業
売上高は13兆1,483億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて4,114億円 (3.2%) の増収となり、営業利益は1兆647億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,522億円 (16.7%) の増益となりました。営業利益の増益は、販売台数の増加および諸経費の減少・低減努力などによるものです。
b.金融事業
売上高は1兆513億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて537億円 (5.4%) の増収となり、営業利益は1,549億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて102億円 (7.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、販売金融子会社において、融資残高が増加したこと、ならびに貸倒関連費用および残価損失関連費用が減少したことなどによるものです。
c.その他の事業
売上高は7,704億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて15億円 (0.2%) の増収となり、営業利益は408億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて43億円 (11.9%) の増益となりました。
所在地別の業績は、次のとおりです。
a.日本
売上高は7兆8,778億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて3,096億円 (4.1%) の増収となり、営業利益は7,502億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,096億円 (17.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、原価改善の努力および輸出台数の増加などによるものです。
b.北米
売上高は5兆4,275億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,983億円 (3.8%) の増収となりましたが、営業利益は1,109億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて336億円 (23.3%) の減益となりました。営業利益の減益は、販売金融子会社において金利スワップ取引などの時価評価による評価損が計上されたことなどによるものです。
c.欧州
売上高は1兆5,817億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて619億円 (4.1%) の増収となり、営業利益は612億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて234億円 (62.1%) の増益となりました。営業利益の増益は、諸経費の減少・低減努力などによるものです。
d.アジア
売上高は2兆6,349億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,505億円 (6.1%) の増収となり、営業利益は2,834億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて692億円 (32.3%) の増益となりました。営業利益の増益は、生産および販売台数の増加ならびに為替変動の影響などによるものです。
e.その他の地域 (中南米、オセアニア、アフリカ、中近東)
売上高は1兆2,068億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて309億円 (2.5%) の減収となり、営業利益は659億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて43億円 (6.2%) の減益となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における財政状態については、次のとおりです。
総資産は52兆5,160億円と、前連結会計年度末に比べて2兆2,077億円 (4.4%) の増加となりました。負債は31兆8,068億円と、前連結会計年度末に比べて1兆4,206億円 (4.7%) の増加となりました。純資産は20兆7,091億円と、前連結会計年度末に比べて7,871億円 (4.0%) の増加となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物並びに拘束性現金の残高は3兆3,828億円と、前連結会計年度末に比べて1,632億円 (5.1%) の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、前年同四半期連結累計期間に対するキャッシュ・フローの増減は、次のとおりです。
営業活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動からのキャッシュ・フローは、1兆8,261億円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間が2兆332億円の増加であったことに比べて、2,071億円の減少となりました。
投資活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の投資活動からのキャッシュ・フローは、1兆8,542億円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間が1兆9,363億円の減少であったことに比べて、820億円の減少幅の縮小となりました。
財務活動からのキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の財務活動からのキャッシュ・フローは、1,543億円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間が3,020億円の減少であったことに比べて、4,563億円の増加となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、5,271億円です。