四半期報告書-第39期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は11,174百万円(前年同期比10.4%減)、営業利益は1,744百万円(同12.8%減)、経常利益は1,835百万円(同0.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,198百万円(同0.6%減)となりました。2020年10月26日に公表いたしました上方修正後の業績予想に対し、計画通りの進捗となっております。
時代は我々の製品を必要としていると確信しております。
コロナ禍にあって、腸は免疫力の70%を担っていることから、腸活への関心が非常に高まっております。日本トリムの整水器は胃腸症状の改善効果のある管理医療機器です。日常生活で必ず摂る水を電解水素水に変えることで胃腸症状の改善が期待できる整水器への需要は、今後高まっていくものと考えております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、健康意識の高まりから地場有力企業への整水器導入が進む一方、ストックビジネスであるカートリッジ販売の成長による下支えもあり、計画に対して順調に進展いたしました。期初以降、コロナ禍においては対面販売の制約による業績への影響はありましたが、地域の中小企業への展開強化による直販部門の回復や卸部門の伸長もあり、当第3四半期連結会計期間の整水器売上高は前年同期比8.5%増とプラスに転じております。セミナーを実施する際は三密対策などの感染予防策を徹底し、開催先の了解のもと実施しております。
先の1月7日に緊急事態宣言が再度発令され、先行きは未だ不透明な部分がございますが、対面販売とは異なる新たな販売軸を確立すべく注力しております、Web販売チャネルは順調に立ち上がってきており、引き続き業績伸長に向け取り組んでまいります。
再生医療分野のステムセル研究所では、コロナ禍による営業上の影響は依然としてあるものの、新しいマーケティング・チャネルとして注力しておりますデジタル・マーケティングが着実に成果を上げてきており、1月時点の資料請求数(先行KPI)が過去最高を大幅に上回るペースで推移しております。
同社では、2020年12月に大阪大学発でiPS細胞由来心筋シートの薬事承認を目指す再生医療ベンチャー、クオリプス株式会社(本社:東京都中央区)へ大手製薬会社等とともに出資しております。また、フェムテック(女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できるサービス)分野で、社会的卵子保管事業を行う株式会社グレイスグループ(本社:東京都港区)と資本・業務提携するなど、将来の企業価値向上のための事業拡充に向けた取り組みも精力的に実施しております。
同社は2020年12月8日に再度、東京証券取引所に上場申請しております。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
[ウォーターヘルスケア事業]
整水器販売事業においては、期初は緊急事態宣言下で職域販売がかなりの制約を受けたものの、社員の健康・衛生の観点から、健康経営を軸とした整水器の提案が実り、全国各地の地場企業・法人への一括導入などにより、当第3四半期連結会計期間において、整水器売上高は対前年同期比でプラスに転じております。今回のコロナ禍で先の見通しが立たない中、対面販売が制約された場合でも整水器を普及出来るよう、12月8日にはWeb限定で「トリムイオンCURE」をリニューアル発売いたしました。Webマーケティング・チャネルの早期構築に向け、Webコンテンツ制作などに積極的な先行投資を実施しており、現在、整水器のお問い合わせ数や資料請求数、成約数は順調に増加しております。急増する需要に対応するべく社内体制の構築も進めております。Web販売を進める過程で、広告配信だけでなく、整水器と浄水器の違いや電解水素水の特長について丁寧に説明するメディア制作などの販促整備も重点的に行った結果、従来の職域販売などにもプラスに作用し、新規顧客の開拓に繋がるなど、強力な後押しにもなっております。
卸・OEM販売においては、2020年5月及び11月に大手販売会社と新たに取引を開始し、さらなる新規取引先開拓に取り組んでおります。
ストックビジネスである浄水カートリッジにつきましては、緊急事態宣言の有無に関わらず安定して成長しており、当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同期比6.6%増と順調に進捗しております。
研究開発では、2020年12月、電解水素水の飲用がストレス耐性を強くするという論文を科学誌「BBRC(Biochemical and Biophysical Research Communications)」に理化学研究所と共同発表いたしました。ストレス(心理的、肉体的)は、様々な体の不調の要因となり、精神疾患、慢性疲労症候群、感染症そして生活習慣病等を引き起こしやすくなると考えられており、そのストレスに対して耐性を持つことは、健康寿命延伸に繋がります。現在のコロナ禍による高ストレス環境下においても、健康保持・増進への寄与が期待されます。当期は既に発表済の理化学研究所、東京大学大学院、立命館大学との共同論文3報とあわせ、合計9報の論文投稿を計画しており、今まで以上にエビデンスを強化し、整水器販売に繋げてまいります。
2020年12月には、次亜塩素酸水生成器・TRIM JIAの先行販売を開始いたしております。次亜塩素酸水に参入する企業が増える中、当製品は次亜塩素酸水に関するJIS規格(JIS B 8701)に適合した初の製品で、安全性と有効性が確認された製品として他社製品と差別化してまいります。3月から本格的に展開する計画です。
インドネシアのボトルドウォーター事業では、コロナ禍による外出規制による影響で、コンビニエンスストアや飲食店を中心に展開しているペットボトルの売上が減少したものの、巣ごもり需要から各家庭へのガロン宅配販売は着実に伸長しております。その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同期比11.2%減となりましたが、製造原価の改善やマーケティング費用の抑制により営業利益は62百万円(前年同期は65百万円の損失)となりました。現地ではなお、コロナ感染者数は拡大しておりますが、そのような中でもコロナ後の需要拡大に対応できる体制強化も含め、引き続き現地パートナーのシナルマスグループとタッグを組んで普及拡大していきます。
以上の結果、ウォーターヘルスケア事業の売上高は9,930百万円(前年同期比10.0%減)、セグメント利益は1,659百万円(同3.6%減)となりました。
[医療関連事業]
電解水透析事業では、11月に開催されました日本透析医学会においてWebセミナーを開催し、オンデマンド配信もあわせて約1,600回の視聴回数を得ており、透析医療従事者への認知、関心の高まりが現れた結果となりました。当期はコロナ禍において依然として病院への立ち入りが制限されている点で影響を受けているものの、Webマーケティングも活用し、普及拡大を進めております。あわせてエビデンス強化・発信に取り組んでまいります。
再生医療分野におきましては、2020年9月に高知大学医学部附属病院におけるさい帯血によるきょうだい間の脳性麻痺治療の臨床研究(PhaseⅠ)が承認されました。また、2020年11月には大阪市立大学医学部附属病院における低酸素性虚血性脳症に対する臨床研究(PhaseⅡ)が開始されております。共に日本初のさい帯血を用いた臨床研究であり、今後のさい帯血の保管意義向上に大きく寄与することが見込まれております。ステムセル研究所では、東京大学医科学研究所の技術を用いた、日本初の「自家さい帯保管サービス」の来期のサービス開始を予定しており、同サービス及び今後のさい帯血の保管数の増加に対応すべく、横浜市に新CPC(細胞処理センター)を建設中で、来期はじめの稼働を予定しております。
その他、上述のクオリプス株式会社への出資や株式会社グレイスグループとの資本・業務提携を始め、他の細胞の保管事業、細胞医薬品開発、グローバル展開も視野に、事業の拡充に取り組んでおります。
中国の病院事業では、11月に公的保険適用の承認が下り、現在は運用の開始に向けて準備を進めております。今後は運営体制を強化し、集客増加と中国国内全土へのモデル拡大を目指してまいります。
以上の結果、医療関連事業の売上高は1,243百万円(前年同期比13.1%減)、セグメント利益は85百万円(同69.4%減)となりました。
② 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産は25,268百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,851百万円増加(前期比12.7%増)いたしました。主な要因は、現金及び預金が2,842百万円増加したことによるものであります。
負債は7,813百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,520百万円増加(同47.6%増)いたしました。主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が1,997百万円、前受金が276百万円増加したことによるものであります。
純資産は17,454百万円となり、前連結会計年度末に比べ331百万円増加(同1.9%増)いたしました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益1,198百万円を計上した一方で、配当金551百万円の支払及び自己株式327百万円の取得を行ったことによるものであります。
(2) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は148百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は11,174百万円(前年同期比10.4%減)、営業利益は1,744百万円(同12.8%減)、経常利益は1,835百万円(同0.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,198百万円(同0.6%減)となりました。2020年10月26日に公表いたしました上方修正後の業績予想に対し、計画通りの進捗となっております。
時代は我々の製品を必要としていると確信しております。
コロナ禍にあって、腸は免疫力の70%を担っていることから、腸活への関心が非常に高まっております。日本トリムの整水器は胃腸症状の改善効果のある管理医療機器です。日常生活で必ず摂る水を電解水素水に変えることで胃腸症状の改善が期待できる整水器への需要は、今後高まっていくものと考えております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、健康意識の高まりから地場有力企業への整水器導入が進む一方、ストックビジネスであるカートリッジ販売の成長による下支えもあり、計画に対して順調に進展いたしました。期初以降、コロナ禍においては対面販売の制約による業績への影響はありましたが、地域の中小企業への展開強化による直販部門の回復や卸部門の伸長もあり、当第3四半期連結会計期間の整水器売上高は前年同期比8.5%増とプラスに転じております。セミナーを実施する際は三密対策などの感染予防策を徹底し、開催先の了解のもと実施しております。
先の1月7日に緊急事態宣言が再度発令され、先行きは未だ不透明な部分がございますが、対面販売とは異なる新たな販売軸を確立すべく注力しております、Web販売チャネルは順調に立ち上がってきており、引き続き業績伸長に向け取り組んでまいります。
再生医療分野のステムセル研究所では、コロナ禍による営業上の影響は依然としてあるものの、新しいマーケティング・チャネルとして注力しておりますデジタル・マーケティングが着実に成果を上げてきており、1月時点の資料請求数(先行KPI)が過去最高を大幅に上回るペースで推移しております。
同社では、2020年12月に大阪大学発でiPS細胞由来心筋シートの薬事承認を目指す再生医療ベンチャー、クオリプス株式会社(本社:東京都中央区)へ大手製薬会社等とともに出資しております。また、フェムテック(女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できるサービス)分野で、社会的卵子保管事業を行う株式会社グレイスグループ(本社:東京都港区)と資本・業務提携するなど、将来の企業価値向上のための事業拡充に向けた取り組みも精力的に実施しております。
同社は2020年12月8日に再度、東京証券取引所に上場申請しております。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
[ウォーターヘルスケア事業]
整水器販売事業においては、期初は緊急事態宣言下で職域販売がかなりの制約を受けたものの、社員の健康・衛生の観点から、健康経営を軸とした整水器の提案が実り、全国各地の地場企業・法人への一括導入などにより、当第3四半期連結会計期間において、整水器売上高は対前年同期比でプラスに転じております。今回のコロナ禍で先の見通しが立たない中、対面販売が制約された場合でも整水器を普及出来るよう、12月8日にはWeb限定で「トリムイオンCURE」をリニューアル発売いたしました。Webマーケティング・チャネルの早期構築に向け、Webコンテンツ制作などに積極的な先行投資を実施しており、現在、整水器のお問い合わせ数や資料請求数、成約数は順調に増加しております。急増する需要に対応するべく社内体制の構築も進めております。Web販売を進める過程で、広告配信だけでなく、整水器と浄水器の違いや電解水素水の特長について丁寧に説明するメディア制作などの販促整備も重点的に行った結果、従来の職域販売などにもプラスに作用し、新規顧客の開拓に繋がるなど、強力な後押しにもなっております。
卸・OEM販売においては、2020年5月及び11月に大手販売会社と新たに取引を開始し、さらなる新規取引先開拓に取り組んでおります。
ストックビジネスである浄水カートリッジにつきましては、緊急事態宣言の有無に関わらず安定して成長しており、当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同期比6.6%増と順調に進捗しております。
研究開発では、2020年12月、電解水素水の飲用がストレス耐性を強くするという論文を科学誌「BBRC(Biochemical and Biophysical Research Communications)」に理化学研究所と共同発表いたしました。ストレス(心理的、肉体的)は、様々な体の不調の要因となり、精神疾患、慢性疲労症候群、感染症そして生活習慣病等を引き起こしやすくなると考えられており、そのストレスに対して耐性を持つことは、健康寿命延伸に繋がります。現在のコロナ禍による高ストレス環境下においても、健康保持・増進への寄与が期待されます。当期は既に発表済の理化学研究所、東京大学大学院、立命館大学との共同論文3報とあわせ、合計9報の論文投稿を計画しており、今まで以上にエビデンスを強化し、整水器販売に繋げてまいります。
2020年12月には、次亜塩素酸水生成器・TRIM JIAの先行販売を開始いたしております。次亜塩素酸水に参入する企業が増える中、当製品は次亜塩素酸水に関するJIS規格(JIS B 8701)に適合した初の製品で、安全性と有効性が確認された製品として他社製品と差別化してまいります。3月から本格的に展開する計画です。
インドネシアのボトルドウォーター事業では、コロナ禍による外出規制による影響で、コンビニエンスストアや飲食店を中心に展開しているペットボトルの売上が減少したものの、巣ごもり需要から各家庭へのガロン宅配販売は着実に伸長しております。その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同期比11.2%減となりましたが、製造原価の改善やマーケティング費用の抑制により営業利益は62百万円(前年同期は65百万円の損失)となりました。現地ではなお、コロナ感染者数は拡大しておりますが、そのような中でもコロナ後の需要拡大に対応できる体制強化も含め、引き続き現地パートナーのシナルマスグループとタッグを組んで普及拡大していきます。
以上の結果、ウォーターヘルスケア事業の売上高は9,930百万円(前年同期比10.0%減)、セグメント利益は1,659百万円(同3.6%減)となりました。
[医療関連事業]
電解水透析事業では、11月に開催されました日本透析医学会においてWebセミナーを開催し、オンデマンド配信もあわせて約1,600回の視聴回数を得ており、透析医療従事者への認知、関心の高まりが現れた結果となりました。当期はコロナ禍において依然として病院への立ち入りが制限されている点で影響を受けているものの、Webマーケティングも活用し、普及拡大を進めております。あわせてエビデンス強化・発信に取り組んでまいります。
再生医療分野におきましては、2020年9月に高知大学医学部附属病院におけるさい帯血によるきょうだい間の脳性麻痺治療の臨床研究(PhaseⅠ)が承認されました。また、2020年11月には大阪市立大学医学部附属病院における低酸素性虚血性脳症に対する臨床研究(PhaseⅡ)が開始されております。共に日本初のさい帯血を用いた臨床研究であり、今後のさい帯血の保管意義向上に大きく寄与することが見込まれております。ステムセル研究所では、東京大学医科学研究所の技術を用いた、日本初の「自家さい帯保管サービス」の来期のサービス開始を予定しており、同サービス及び今後のさい帯血の保管数の増加に対応すべく、横浜市に新CPC(細胞処理センター)を建設中で、来期はじめの稼働を予定しております。
その他、上述のクオリプス株式会社への出資や株式会社グレイスグループとの資本・業務提携を始め、他の細胞の保管事業、細胞医薬品開発、グローバル展開も視野に、事業の拡充に取り組んでおります。
中国の病院事業では、11月に公的保険適用の承認が下り、現在は運用の開始に向けて準備を進めております。今後は運営体制を強化し、集客増加と中国国内全土へのモデル拡大を目指してまいります。
以上の結果、医療関連事業の売上高は1,243百万円(前年同期比13.1%減)、セグメント利益は85百万円(同69.4%減)となりました。
② 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産は25,268百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,851百万円増加(前期比12.7%増)いたしました。主な要因は、現金及び預金が2,842百万円増加したことによるものであります。
負債は7,813百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,520百万円増加(同47.6%増)いたしました。主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が1,997百万円、前受金が276百万円増加したことによるものであります。
純資産は17,454百万円となり、前連結会計年度末に比べ331百万円増加(同1.9%増)いたしました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益1,198百万円を計上した一方で、配当金551百万円の支払及び自己株式327百万円の取得を行ったことによるものであります。
(2) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は148百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。