半期報告書-第56期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2024/11/11 15:00
【資料】
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【項目】
38項目
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当中間連結会計期間における当社グループを取り巻く経営環境は、半導体不足による影響が緩和されつつあるものの、部品納期の長期化や資源高の影響を受けており、ウクライナや中東情勢の緊張が長期化し、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
また、日本経済は、部品納期の長期化や資源高の影響を受けているものの、景気は緩やかながら回復の傾向を見せており、電気自動車を中心として企業の設備投資は再検討されております。なお、当社グループが主力取引先としている中国及び東南アジアの自動車及びタイヤ業界の設備投資については、当中間連結会計期間において堅調に推移しており、当社の主力顧客である日系企業や中国企業の欧州や東南アジア等への海外進出が続いております。
国内自動車関連メーカーの設備投資につきましては、電動化の推進やカーボンニュートラルなどの世界的潮流への対応に注力するなか、電気自動車等の環境や省エネに配慮した自動車部品に対する製造・研究開発分野への投資が続いております。
このような経営環境のなかで当社グループは、生産ライン用の試験装置であるバランシングマシンとともに、研究開発用でありイニシャルコストとランニングコストの低減が見込める電気サーボモータ式試験機の営業活動を、国内及びアジアを中心に積極的に展開しております。この結果、中国をはじめとするアジアのタイヤメーカー向けの生産ライン用タイヤ関連試験機の大型受注や、国内部品メーカー向けの電気サーボモータ式試験機等の受注を獲得いたしました。
これらの結果、当中間連結会計期間の経営成績につきましては、売上高56億6千9百万円(前中間連結会計期間比38.0%増)、営業利益2億3千9百万円(前中間連結会計期間は8億7千7百万円の損失)、経常利益1億5千2百万円(前中間連結会計期間は5億5千8百万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益2千5百万円(前中間連結会計期間は5億3千万円の損失)となりました。
売上高につきましては、部品等の供給不足に伴う製品製造期間の長期化や、客先との納期調整は継続しているものの、アジアのタイヤメーカーを中心としたバランシングマシンの売上検収が増加したことにより前中間連結会計期間と比較して増加しております。利益面につきましては、前中間連結会計期間と比較してバランシングマシンの売上伸長により利益を計上しております。
セグメントの経営成績は以下のとおりであります。
[日本(国際計測器株式会社)]
海外向けバランシングマシンの出荷・検収が増加したため、全体として出荷・検収は増加いたしました。
その結果、売上高は増加し、経常利益となりました。
売上高 47億8千2百万円(前中間連結会計期間比44.2%増)
経常利益 3億4千6百万円(前中間連結会計期間は4億6千8百万円の損失)
[日本(東伸工業株式会社)]
電力業界からのクリープ試験装置や腐食環境試験装置などの受注が増加し、材料試験機の出荷・検収が増加いたしました。
その結果、売上高は増加し、経常損失は前中間連結会計期間と比較して減少しました。
売上高 1億4百万円(前中間連結会計期間比32.2%増)
経常損失 3千4百万円(前中間連結会計期間は3千5百万円の損失)
[米国]
外資系自動車関連メーカーへの電気サーボモータ式試験機の出荷・検収が減少いたしました。
その結果、売上高は減少し、経常損失となりました。
売上高 2億7千万円(前中間連結会計期間比39.5%減)
経常損失 1億7千6百万円(前中間連結会計期間は1億1千8百万円の損失)
[韓国]
韓国大手自動車関連メーカーへのバランシングマシン及びシャフト歪自動矯正機の出荷・検収が増加いたしました。
その結果、売上高は増加し、経常利益は前中間連結会計期間と比較して増加いたしました。
売上高 10億5千8百万円(前中間連結会計期間比108.9%増)
経常利益 1億9千2百万円(前中間連結会計期間比150.6%増)
[中国]
中国国内のタイヤメーカーへのバランシングマシンの出荷・検収が減少いたしました。
その結果、売上高は減少したものの、経常利益となりました。
売上高 2億8百万円(前中間連結会計期間比37.7%減)
経常利益 2百万円(前中間連結会計期間は2千1百万円の損失)
②財政状態の分析
(資産の部)
当社グループの当中間連結会計期間末の資産合計は、212億1千万円(前連結会計年度末比6億9千2百万円増)となりました。これは、売上債権の回収により受取手形及び売掛金が減少(前連結会計年度末比12億4千6百万円減)したものの、現金及び預金が増加(前連結会計年度末比12億6千6百万円増)したことや、中間連結会計期間以降に出荷予定の仕掛案件の進捗により仕掛品が増加(前連結会計年度末比10億6千2百万円増)したことが主たる要因であります。
(負債の部)
当社グループの当中間連結会計期間末の負債合計は、103億3百万円(前連結会計年度末比8億1百万円増)となりました。これは、約定返済により長期借入金が減少(前連結会計年度末比2億7千万円減)したものの、仕入が増加したことにより支払手形及び買掛金が増加(前連結会計年度末比3億3千1百万円増)したことや、受注の増加により前受金が増加(前連結会計年度末比6億6千3百万円増)したことが主たる要因であります。
(純資産の部)
当社グループの当中間連結会計期間末の純資産合計は、109億7百万円(前連結会計年度末比1億8百万円減)となりました。これは、為替換算調整勘定が増加(前連結会計年度末比8千7百万円増)したものの、配当金を支払ったことなどにより利益剰余金が減少(前連結会計年度末比1億1千2百万円減)したことが主たる要因であります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間のキャッシュ・フローについては、営業活動により17億3千万円増加し、投資活動により3億4千7百万円減少し、財務活動により4億6千2百万円減少した結果、現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ9億2千9百万円増加し、61億6千3百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、17億3千万円の収入(前中間連結会計期間比3億6千4百万円の収入増加)となりました。これは、仕掛案件の進捗により棚卸資産が8億7百万円増加したものの、仕入債務が3億1千5百万円増加したことや受注の増加により前受金が5億7千9百万円増加したこと及び利息及び配当金の受取額が1億1百万円あったことや売上債権の回収により売上債権が12億8千4百万円減少したことなどによるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、3億4千7百万円の支出(前中間連結会計期間比5千7百万円の支出減少)となりました。これは、定期預金の満期が到来したことにより定期預金の払戻による収入が12億1千万円あったものの、資金運用のために定期預金の預入による支出が15億2千2百万円あったことなどによるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、4億6千2百万円の支出(前中間連結会計期間比1億7千1百万円の支出減少)となりました。これは、長期借入金の返済による2億4千5百万円の支出があったことや配当金を1億3千7百万円支払ったことなどによるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。
(4) 研究開発活動
当中間連結会計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は1千3百万円であります。

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