四半期報告書-第69期第1四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)

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2022/05/12 9:07
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【項目】
42項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間の主要な取組み
今期も、世界的な新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)により様々な影響が懸念されますが、世界では社会経済活動の正常化に向けた取り組みが進みつつあります。昨年の感染症による生産影響を受け、当第1四半期連結累計期間には商品不足が生じることは計画へ反映しておりました。各地での物流の混乱影響や、上海などでのロックダウン影響もありましたが、売上高は前年同期比並みで推移しました。但し、計画を過達しました。
そのような状況の中、ロシア・ウクライナ情勢をめぐる混乱が起きておりますが、アシックスのロシア・ウクライナ事業の規模は小さく、業績への影響は軽微でした。
◇ デジタル
全世界におけるECの売上高は前年同期比13%増と引き続き伸長しました。OneASICS会員数は約580万人に増加し、前年に買収したオーストラリアのRegister Nowも貢献して、全世界での取り扱い大会数は前年の540から722へ増加しました。
下記の取組みを行いました。
①アシックスは、このたび、Zwift, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Eric Min 以下、Zwift(ズイフト))と、オンライン上でのより魅力的なランニング体験の創出を目指し、パートナーシップを締結しました。
取組みの第一弾として、2022年6月に「Zwift」のワークアウトメニューに、アシックス独自のランニングトレーニングプログラムを追加します。このプログラム参加者は、自身のアバターがアシックスの契約アスリートのアバターと一緒にトレーニングできるほか、アシックスの最新シューズを着用できる予定です。
②日本において、トライアスリートのパフォーマンス向上を目的に、さまざまな体験が得られる新しいサービス「ASICS Premium Triathlon Program(アシックスプレミアムトライアスロンプログラム)」を展開いたします。プログラム期間は3月14日から5月15日までを予定しております。
本プログラムは、トライアスロンスタンダードディスタンス(スイム1.5km・バイク40km・ラン10kmの合計51.5km)の完走経験者や、パフォーマンス向上に意欲のある方、ランニングパートに苦手意識のある方を対象としたプログラムです。こちらは、“なりたい自分になる”をサポートするもので、参加者の「成長・継続」につながる内容を軸としております。
◇パフォーマンスランニング
売上高は、前年の工場稼働停止による供給不足や物流の混乱が著しい中でも、北米、中華圏、オセアニアなどで前年同期比2桁増収し、計画以上に推移しました。また、成長市場として位置付けている東南・南アジアも前年同期比で32%超の増加でした。
下記の取組みを行いました。
①ランニングシューズ「GEL-NIMBUS 24」を発売
クッション性を重視したランニングシューズのロングセラーモデル「GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)」シリーズから、よりソフトな履き心地を提供する最新モデル「GEL-NIMBUS 24」4品番を、2月から発売しました。こちらは、新たに開発したクッションフォーム材「FF BLAST PLUS(エフエフブラストプラス)」を採用し、軽量でやわらかなクッション性を実現しています。
②ランニングシューズ「GT-2000 10」を発売
スムーズなライディングとソフトな接地感を両立させたランニングシューズ「GT-2000 10(ジーティー2000 10)」2品番を、2月から発売しました。サブ4からサブ5(4時間から5時間未満の完走)を目指すランナーのほか、トップランナーのトレーニング用としてもおすすめの商品です。
足にかかる負担を軽減する機能を搭載し、多くのランナーをサポートしてきた「GT-2000」シリーズの最新作となり、今回はこれまでの優れたサポート性や快適性を残しつつ、着地から蹴り出しまでのスムーズな移行を追求し、スピードをより出しやすいモデルへと進化させました。
◇オニツカタイガー
オニツカタイガーは、上海などでのロックダウン影響が大きかった中華圏では減収となりましたが、中国に次ぐ成長マーケットである東南・南アジアでは売上高は14億円となり、前年同期比2倍超の増収となりました。
下記の取組みを行いました。
2022年2月に、ミラノファッションウィークにて、22年秋冬コレクションを発表しました。21年秋冬、22年春夏とデジタルショーにて発表してきましたが、今回はランウェイ形式によるフィジカルショーを行いました。 加えて、寅年を記念した年間プロジェクト「Year Of Onitsuka Tiger」を実施しています。ブランドを象徴するアイコンであるトラをモチーフに、韮沢靖氏とのコラボレーションを第一弾として発表しました。
◇サステナビリティ
サプライチェーンを通じて気候変動対策に取組み、温室効果ガス排出量の削減活動を実施していることが評価され、国際NPOであるCDPから上位企業8%が獲得する「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に3年連続で選定されました。
また、2022年春夏発売の新商品のうち、パフォーマンスランニングカテゴリーの95%以上にリサイクル材料を使用する取組みを行っていきます。
日本においては、商品購入時にお渡しするショルダーショッパー(肩掛けタイプのショッピングバッグ)にて、株式会社カネカ(以下「カネカ」)が開発した環境配慮型素材「カネカ生分解性ポリマーGreen Planet®」(以下「Green Planet」)を本体部分に採用したタイプを作製いたしました。「Green Planet」は、植物油などのバイオマスを原料とし、微生物発酵プロセスによって生産される100%植物由来の生分解性ポリマーです。自然界の海水や土壌に存在する微生物により分解され、最終的には炭酸ガスと水になります。こちらは、当社が協賛する国内のマラソン大会やスポーツイベントで当社商品を購入いただいた際にお渡ししていきます。
今後も引き続き、事業のあらゆる場面でサステナビリティに配慮した取組みを推進し、持続可能な社会の実現に向け、さらなる貢献に努めます。
◇ROAツリーマネジメント
中期経営計画の目標指標の一つであるROAですが、円安による在庫の増加や物流混乱による洋上在庫の増加などもあり、ROAは前年同期比で12.4%から9.8%と約3%低下しました。但し、前期比では2.8%から約7%向上しました。
また、CCCは前年同期比で162日から165日と3日間の悪化、前期比は134日から31日間の悪化となりました。
ROA(年率換算)=2022年12月期第1四半期純利益×4
(2021年12月期期末総資産+2022年12月期第1四半期末総資産)÷2

①売上高
北米地域は好調に推移したものの、一部工場の稼働停止などによる生産混乱の影響が残ったこともあり、売上高は105,329百万円と前年同期比1.1%の減収となりました。
②売上総利益
上記減収の影響により、52,601百万円と前年同期比1.1%の減益となりました。
③営業利益
上記減収の影響に加え、支払手数料の増加などにより10,057百万円と前年同期比31.1%の減益となりました。
④経常利益
上記減収減益の影響などにより、11,000百万円と前年同期比25.3%の減益となりました。
⑤親会社株主に帰属する四半期純利益
上記減収減益の影響などにより、8,725百万円と前年同期比16.8%の減益となりました。
カテゴリー別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、一部カテゴリーについて算出方法を変更したことに伴い、前第1四半期連結累計期間の実績を組み替えて表示しております。
(単位:百万円)

(カテゴリー)売上高カテゴリー利益
前第1四半期
連結累計期間
当第1四半期
連結累計期間
増減額
(△は減)
前第1四半期
連結累計期間
当第1四半期
連結累計期間
増減額
(△は減)
パフォーマンスランニング54,46858,7794,31114,35613,285△1,070
コアパフォーマンススポーツ13,57010,223△3,3463,0551,540△1,515
スポーツスタイル8,8468,117△7281,6961,345△351
アパレル・エクィップメント8,7338,7330581175△406
オニツカタイガー9,8798,735△1,1432,0401,852△187

① パフォーマンスランニング
売上高は、日本を除く全ての地域で好調に推移し、58,779百万円と前年同期比7.9%の増収となりました。カテゴリー利益につきましては、粗利益率の低下などにより、13,285百万円と前年同期比7.5%の減益となりました。
② コアパフォーマンススポーツ
売上高は、一部工場の稼働停止などの影響により、10,223百万円と前年同期比24.7%の減収となりました。カテゴリー利益につきましては、上記減収の影響などにより、1,540百万円と前年同期比49.6%の減益となりました。
③ スポーツスタイル
売上高は、一部工場の稼働停止などの影響により、8,117百万円と前年同期比8.2%の減収となりました。カテゴリー利益につきましては、粗利益率は改善したものの、上記減収の影響などにより、1,345百万円と前年同期比20.7%の減益となりました。
④ アパレル・エクィップメント
売上高は、日本を除く全ての地域で好調に推移し、8,733百万円と前年同期比並みとなりました。カテゴリー利益につきましては、粗利益率の低下に加え、販売費及び一般管理費の増加により、175百万円と前年同期比69.9%の減益となりました。
⑤ オニツカタイガー
売上高は、上海などでのロックダウンの影響を受け、中華圏地域が減収したことにより、8,735百万円と前年同期比11.6%の減収となりました。カテゴリー利益につきましては、粗利益率は改善したものの、上記減収の影響などにより、1,852百万円と前年同期比9.2%の減益となりました。
報告セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
① 日本地域
売上高は、全カテゴリーが低調であったことにより、26,933百万円と前年同期比11.7%の減収となりました。
セグメント利益につきましては、上記減収の影響などにより、1,447百万円と前年同期比42.6%の減益となりました。
② 北米地域
売上高は、パフォーマンスランニングやコアパフォーマンススポーツが好調であったことにより、21,112百万円と前年同期比12.2%の増収となりました。
セグメント損失につきましては、物流費の高騰による粗利益率の悪化やEC売上増加に伴う販売費及び一般管理費の増加などにより774百万円となりました。
③ 欧州地域
売上高は、スポーツスタイルやオニツカタイガーが低調であったことにより、30,894百万円と前年同期比0.7%の減収となりました。
セグメント利益につきましては、粗利益率の悪化や広告宣伝費の増加などにより、4,052百万円と前年同期比26.3%の減益となりました。
④ 中華圏地域
売上高は、パフォーマンスランニングが好調であったものの、オニツカタイガーが低調であったことにより、13,579百万円と前年同期比並みとなりました。
セグメント利益につきましては、ホールセールやリテール向け商品の粗利益率の改善などにより、3,621百万円と前年同期比4.3%の増益となりました。
⑤ オセアニア地域
売上高は、パフォーマンスランニングを除く全てのカテゴリーが低調だったことにより、7,364百万円と前年同期比4.1%の減収となりました。
セグメント利益につきましては、粗利益率の改善などにより、1,447百万円と前年同期比2.2%の増益となりました。
⑥ 東南・南アジア地域
売上高は、パフォーマンスランニングやオニツカタイガーが好調であったことにより、3,641百万円と前年同期比45.3%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響に加え、粗利益率の改善などにより、629百万円と前年同期比280.6%の大幅増益となりました。
⑦ その他地域
売上高は、パフォーマンスランニングやスポーツスタイルが好調であったことにより、9,227百万円と前年同期比23.0%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、715百万円と前年同期比73.9%の増益となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の財政状態といたしましては、総資産367,713百万円(前連結会計年度末比6.3%増)、負債の部合計205,488百万円(前連結会計年度末比3.1%増)、純資産の部合計162,224百万円(前連結会計年度末比10.7%増)でした。
①流動資産
受取手形及び売掛金の増加などにより、260,187百万円(前連結会計年度末比7.0%増)となりました。
②固定資産
ソフトウエアの増加などにより、107,525百万円(前連結会計年度末比4.8%増)となりました。
③流動負債
支払手形及び買掛金の増加などにより、93,732百万円(前連結会計年度末比6.9%増)となりました。
④固定負債
繰延税金負債の増加などにより、111,756百万円(前連結会計年度末比0.2%増)となりました。
⑤純資産
為替換算調整勘定の増加などにより、162,224百万円(前連結会計年度末比10.7%増)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営成績の現状と見通し
2022年12月期連結業績予想につきましては、2022年2月10日に公表しました連結業績予想から変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は1,209百万円(前年同期比11.4%増)であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)従業員の状況
当第1四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)生産、受注及び販売の状況
①生産及び販売の状況
当第1四半期連結累計期間において、生産及び販売実績の著しい増減はありません。
②受注の状況
当第1四半期連結累計期間における受注実績は、前第1四半期連結累計期間において、感染症の影響により落ち込んだ受注が回復したことによるものであります。
(9)設備の状況
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

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