四半期報告書-第69期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

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2022/08/15 9:08
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43項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間の主要な取組み
今期も、世界的な新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)によりさまざまな影響が懸念されますが、世界では社会経済活動の正常化に向けた取組みが進みつつあります。売上高は大幅伸長しました。上海などでのロックダウン影響もありましたが、物流の混乱影響も改善傾向にあり、前年同期比で7.4%の成長となり、計画も大幅に過達しました。
そのような状況の中、ロシア・ウクライナ情勢をめぐる混乱が起きておりますが、アシックスのロシア・ウクライナ事業の規模は小さく、業績への影響は軽微でした。
◇デジタル
①全世界におけるECの売上高は前年同期比18.4%増と引き続き伸長しました。
レースロースターのレース登録プラットフォームを通じたOneASICSへの入会も可能となったことやECサイトからの入会が増加したこともあり、OneASICS会員数は620万人(前期末は540万人)となりました。また、前年に買収したオーストラリアのレジスターナウも貢献して、全世界での取り扱い大会数は前年の1,324から1,970へ増加しました。加えて、北米を中心にレースロースターで取り扱うマラソン大会をランニングアプリのランキーパーへ掲載し、双方の連携も進めております。このような取組みを通じて、今後もアシックスが推進する「ランニングエコシステム」の構築も着実に進めてまいります。
②経済産業省と株式会社東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)銘柄2022」にアシックスがはじめて選定されました。
「DX銘柄」とは、株式会社東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を、業種ごとに最大1~2社ずつ
紹介するものです。
アシックスは、「中期経営計画2023」に基づいた「デジタルを活用したタッチポイント拡大によるオムニチャネルビジネスの成長加速」や、「ランニングエコシステムと新規タッチポイント・サービス事業の立ち上げ」など
さまざまな取組みが評価されました。
◇パフォーマンスランニング
①売上高は前年同期比2桁増収となり、計画も超過しました。生産影響は改善し、主に欧州地域、中華圏地域、
オセアニア地域などで増収となりました。ロックダウンのあった中華圏地域での第2四半期会計期間の前年同期比
は約35%成長しました。
②トップアスリート向けのランニングシューズ「METASPEED(メタスピード)」シリーズの最新作、「METASPEED
SKY+(メタスピードスカイプラス)」と、「METASPEED EDGE+(メタスピードエッジプラス)」の2種類を6月に発売しました。
今回はアスリートの声をもとに各部位の形状や構造を調整するなど機能を進化させ、アスリートへさらに2つの選択肢を提供します。
「METASPEED」シリーズは、2021年3月の発売以来、これまでにアスリートのパーソナルベストを389(2022年8月9日時点)記録しています。
③4月24日に世界陸連公式レース「META:Time:Trials(メタ・タイム・トライアル 主催:アシックス)」を
スペインのマラガで開催しました。アシックスの誇るトップアスリート73人が「METASPEED+」シリーズを着用し、29のパーソナルベスト、4つのナショナルレコードが生まれる結果となりました。
日本でも「META:Time:Trials JAPAN Series(メタ・タイム・トライアル ジャパンシリーズ)」を開催
しました。レースは全国6地区(北海道、関東、中部、関西、中国、福岡 期間:6月26日~7月31日)と
バーチャル(開催期間:5月24日~7月31日)で行い、9月24日に当レースでの上位入賞者を対象とした決勝大会を東京で実施する予定です。
◇オニツカタイガー
①オニツカタイガーは、上海などでのロックダウン影響もあり前年同期比、計画比ともに減収となりました。
しかしながら、東南・南アジア地域での売上は30億円(前年同期比2倍超)となったことに加え、日本地域でも
増収となりました。
②5月12日に北米のONITSUKA TIGER RODEO DRIVE STOREにて、Spring Summer 2022 Collectionおよびストアを中心
にブランドの認知度・価値向上を目的としたストアイベントを開催しました。イベントではファッションメディア「FLAUNT」とタイアップして、寅年を記念した年間プロジェクトYear Of Onitsuka Tigerをコンセプトとした
ブランドイベントを実施し、数多くのメディア露出を獲得しました。
引き続き北米でもオニツカタイガーの認知度向上に向けた施策に取り組んでまいります。
◇サステナビリティ
「サステナビリティレポート 2021」を公開しました。2021年度のサステナビリティ活動のほか、中長期サステナビリティ目標達成に向けた進捗状況について報告しています。同レポートでの特記事項は以下のとおりです。
・女性管理職比率がグローバルで33.7%に
・当社事業所でのCO2排出量を28.0%、サプライチェーンでのCO2排出量を19.7%削減(2015年比)
・環境パフォーマンスに関して一定の水準(1.5℃目標設定や再生可能エネルギー調達計画策定など)を満たした持続
可能なサプライヤーから優先的に製品を調達するため、グリーン調達方針を策定。今後、戦略サプライヤーに対し
て段階的に導入していく
2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指すなど、引き続き、人々の心身の健康と健やかな
地球環境の実現に向けて、環境と社会に配慮した事業活動に取り組んでまいります。
◇ROAツリーマネジメント
中期経営計画の目標指標のひとつであるROAですが、販管費率は上昇したものの、効率的に利益を生み出し、ROAは前年同期比で7.2%から7.3%と0.1%向上し、前期末比でも2.8%から約5%向上しました。
また、CCCは前年同期比で165日から174日と9日間の悪化、前期末比は134日から40日間の悪化となりました。
ROA(年率換算)=2022年12月期第2四半期純利益×2
(2021年12月期期末総資産+2022年12月期第2四半期末総資産)÷2

① 売上高
一部工場の稼働停止などによる生産混乱の影響はあったものの、為替影響に加え、一部地域でパフォーマンスランニングが好調に推移したこともあり、売上高は225,080百万円と前年同期比7.4%の増収となりました。
② 売上総利益
上記増収の影響により、111,486百万円と前年同期比5.7%の増益となりました。
③ 営業利益
上記増収の影響はあったものの、支払手数料の増加などにより19,166百万円と前年同期比20.1%の減益となりました。
④ 経常利益
上記減益の影響などにより、18,979百万円と前年同期比23.4%の減益となりました。
⑤ 親会社株主に帰属する四半期純利益
感染症の影響による特別損失計上額が減少したことにより、13,562百万円と前年同期比9.8%の増益となりました。
カテゴリー別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、一部カテゴリーについて算出方法を変更したことに伴い、前第2四半期連結累計期間の実績を組み替えて表示しております。
(単位:百万円)

(カテゴリー)売上高カテゴリー利益
前第2四半期
連結累計期間
当第2四半期
連結累計期間
増減額
(△は減)
前第2四半期
連結累計期間
当第2四半期
連結累計期間
増減額
(△は減)
パフォーマンスランニング108,594123,28414,68926,23425,995△238
コアパフォーマンススポーツ23,42823,520914,5424,026△515
スポーツスタイル17,12718,5321,4052,9673,143176
アパレル・エクィップメント16,70217,16145821926△193
オニツカタイガー21,00719,641△1,3664,1023,622△479

① パフォーマンスランニング
売上高は、ほぼ全ての地域で好調に推移し、123,284百万円と前年同期比13.5%の増収となりました。カテゴリー利益につきましては、粗利益率の低下に加え、為替影響による販売費及び一般管理費の増加により、25,995百万円と前年同期比0.9%の減益となりました。
② コアパフォーマンススポーツ
売上高は、一部工場の稼働停止の影響はあったものの、為替影響により、23,520百万円と前年同期比0.4%の増収となりました。カテゴリー利益につきましては、粗利益率の低下に加え、為替影響による販売費及び一般管理費の増加により、4,026百万円と前年同期比11.4%の減益となりました。
③ スポーツスタイル
売上高は、一部工場の稼働停止の影響はあったものの、欧州での好調により、18,532百万円と前年同期比8.2%の増収となりました。カテゴリー利益につきましては、粗利益率の改善などにより、3,143百万円と前年同期比6.0%の増益となりました。
④ アパレル・エクィップメント
売上高は、為替影響により、17,161百万円と前年同期比2.7%の増収となりました。カテゴリー利益につきましては、販売費及び一般管理費の増加などにより、26百万円と前年同期比88.1%の減益となりました。
⑤ オニツカタイガー
売上高は、上海などでのロックダウンの影響を受け、中華圏地域が減収したことにより、19,641百万円と前年同期比6.5%の減収となりました。カテゴリー利益につきましては、粗利益率は改善したものの、上記減収の影響により、3,622百万円と前年同期比11.7%の減益となりました。
報告セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
① 日本地域
売上高は、オニツカタイガーを除く全てのカテゴリーが低調であったことにより、56,503百万円と前年同期比2.2%の減収となりました。
セグメント利益につきましては、上記減収の影響などにより、3,086百万円と前年同期比11.4%の減益となりました。
② 北米地域
売上高は、為替影響により、47,631百万円と前年同期比11.3%の増収となりました。
セグメント損失につきましては、物流費の高騰による粗利益率の悪化やECの売上増加に伴う販売費及び一般管理費の増加などにより562百万円となりました。
③ 欧州地域
売上高は、為替影響により、63,030百万円と前年同期比9.0%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、粗利益率の悪化や広告宣伝費の増加などにより、7,148百万円と前年同期比22.0%の減益となりました。
④ 中華圏地域
売上高は、オニツカタイガーが低調であったものの、パフォーマンスランニングの好調や為替影響により、28,945百万円と前年同期比3.4%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、粗利益率の悪化や為替影響による販売費及び一般管理費の増加などにより、5,962百万円と前年同期比3.0%の減益となりました。
⑤ オセアニア地域
売上高は、スポーツスタイルを除く全てのカテゴリーが好調だったことにより、15,444百万円と前年同期比17.6%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響に加え、粗利益率の改善などにより、2,944百万円と前年同期比44.6%の増益となりました。
⑥ 東南・南アジア地域
売上高は、全てのカテゴリーが好調であったことにより、8,056百万円と前年同期比73.8%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響に加え、粗利益率の改善などにより、1,430百万円と前年同期比683.0%の大幅増益となりました。
⑦ その他地域
売上高は、アパレル・エクィップメントを除く全てのカテゴリーが好調であったことにより、20,286百万円と前年同期比28.9%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、1,442百万円と前年同期比127.3%の大幅増益となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の財政状態といたしましては、総資産402,160百万円(前連結会計年度末比16.3%増)、負債の部合計216,135百万円(前連結会計年度末比8.5%増)、純資産の部合計186,024百万円(前連結会計年度末比26.9%増)でした。
① 流動資産
商品及び製品の増加などにより、288,056百万円(前連結会計年度末比18.5%増)となりました。
② 固定資産
ソフトウエアの増加などにより、114,104百万円(前連結会計年度末比11.2%増)となりました。
③ 流動負債
支払手形及び買掛金の増加などにより、102,328百万円(前連結会計年度末比16.7%増)となりました。
④ 固定負債
繰延税金負債の増加などにより、113,807百万円(前連結会計年度末比2.0%増)となりました。
⑤ 純資産
為替換算調整勘定の増加などにより、186,024百万円(前連結会計年度末比26.9%増)となりました。
また、キャッシュ・フローにおきましては、当第2四半期連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、64,660百万円と前連結会計年度末比30,615百万円減少しました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果使用した資金は16,819百万円となり、前年同期間に比べ26,620百万円の支出増加となりました。
支出の主な内訳は、棚卸資産の増加額21,018百万円、売上債権の増加額18,188百万円、法人税等の支払額8,546百万円であり、収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益18,501百万円、減価償却費7,319百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は5,838百万円となり、前年同期間に比べ712百万円の支出増加となりました。
支出の主な内訳は、無形固定資産の取得による支出3,703百万円、有形固定資産の取得による支出1,271百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は12,537百万円となり、前年同期間に比べ2,283百万円の支出減少となりました。
支出の主な内訳は、短期借入金の純減額5,200百万円、リース債務の返済による支出5,144百万円、配当金の支払額2,191百万円であります。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営成績の現状と見通し
売上高に関しましては、主力のパフォーマンスランニングが北米地域、欧州地域、オセアニア地域に加えて
東南・南アジア地域などでも、第2四半期連結会計期間において高い成長となりました。今後も順調に推移すると見込まれ、また現状の為替市場を勘案した為替レートの見直しもあり前回予想を上回る見込みです。
営業利益および経常利益に関しましても、北米地域、欧州地域などにおける想定以上の物流費高騰の影響はありますが、上記の増収により前回予想を上回る見込みです。
また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、今後も好調な販売会社からのロイヤルティ収入などによる親会社の増益に伴う繰延税金資産計上見直しが見込まれるため、前回予測を上方修正いたします。
なお、本連結業績予想にあたっては、実際の業績などは様々な要因により大きく異なる可能性があります。
売上高営業利益経常利益親会社株主に
帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
2022年度予想百万円
460,000
百万円
27,000
百万円
26,000
百万円
18,000
円 銭
98.32
2021年度実績404,08221,94522,1669,40251.38

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は2,495百万円(前年同期比9.2%増)であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)従業員の状況
当第2四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)生産、受注及び販売の状況
当社グループは、生産実績の割合が僅少であるため記載を省略しております。また、受注状況につきましても、受注生産を行っている割合が僅少であるため記載を省略しております。なお、販売実績につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご確認ください。
(9)設備の状況
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

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