四半期報告書-第76期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に引き続き緩やかな回復基調で推移しましたが、米中貿易摩擦問題の世界経済への影響が懸念されるなど先行きの不透明な状況が続きました。
このような状況の中、当社グループは持続的成長と企業価値向上の実現に向けて、中期経営計画の基本方針に基づきグループ総合力の発揮、財務体質の改善等に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は735億54百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は15億26百万円(前年同期比6.7%増)、経常利益は16億8百万円(前年同期比9.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億34百万円(前年同期比12.8%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(電機関連事業)
電機関連事業では、生産設備関連においてレーザ加工機の受注・販売が堅調に推移するとともに、首都圏の建築設備需要を取込み制御機器等の機器製品の販売が伸長しましたが、半導体関連の設備投資の減少に伴いFA機器製品の販売が苦戦いたしました。
以上の結果、売上高は174億89百万円(前年同期比1.6%減)、セグメント利益は8億32百万円(前年同期比3.5%減)となりました。
(機械関連事業)
機械関連事業では、農業施設における農産加工設備等の受渡し、産業機械における食品製造設備等の受渡しが順調に推移しましたが、原価増加による収益への影響を吸収するには至りませんでした。
以上の結果、売上高は64億86百万円(前年同期比4.3%増)、セグメント損失76百万円(前年同期はセグメント利益18百万円)となりました。
(建材・燃料関連事業)
建材関連事業では、建築需要の増加に伴い建築資材において外壁工事や杭工事等の受渡しが順調に推移しました。燃料関連事業では、原油価格の高値が続いたことによりガソリン等の販売量が伸び悩んだものの、安定した市況により収益面は好調に推移しました。
以上の結果、売上高は328億97百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は5億15百万円(前年同期比59.8%増)となりました。
(海運関連事業)
連結子会社のナラサキスタックス㈱では、鋼材を中心に貨物の取扱いが総じて順調に推移しましたが、胆振東部地震等の自然災害や人手不足等の影響が原価増加の要因となりました。
以上の結果、売上高は134億98百万円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益は1億83百万円(前年同期比
11.3%減)となりました。
(建設機械関連事業)
建設機械関連事業では、首都圏を中心とした再開発工事が引き続き堅調であり、コンクリートポンプ車等の販売が順調に推移しました。
以上の結果、売上高は31億81百万円(前年同期比12.6%増)、セグメント利益は1億27百万円(前年同期比67.5%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は511億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億4百万円の減少となりました。主な要因は、現金及び預金の減少11億44百万円、受取手形及び売掛金の減少5億34百万円、流動資産「その他」に含まれる前渡金の増加19億35百万円であります。
負債は361億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億5百万円の減少となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の減少13億58百万円であります。
純資産は150億60百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億1百万円の増加となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.4ポイント増加し、28.7%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に引き続き緩やかな回復基調で推移しましたが、米中貿易摩擦問題の世界経済への影響が懸念されるなど先行きの不透明な状況が続きました。
このような状況の中、当社グループは持続的成長と企業価値向上の実現に向けて、中期経営計画の基本方針に基づきグループ総合力の発揮、財務体質の改善等に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は735億54百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は15億26百万円(前年同期比6.7%増)、経常利益は16億8百万円(前年同期比9.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億34百万円(前年同期比12.8%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(電機関連事業)
電機関連事業では、生産設備関連においてレーザ加工機の受注・販売が堅調に推移するとともに、首都圏の建築設備需要を取込み制御機器等の機器製品の販売が伸長しましたが、半導体関連の設備投資の減少に伴いFA機器製品の販売が苦戦いたしました。
以上の結果、売上高は174億89百万円(前年同期比1.6%減)、セグメント利益は8億32百万円(前年同期比3.5%減)となりました。
(機械関連事業)
機械関連事業では、農業施設における農産加工設備等の受渡し、産業機械における食品製造設備等の受渡しが順調に推移しましたが、原価増加による収益への影響を吸収するには至りませんでした。
以上の結果、売上高は64億86百万円(前年同期比4.3%増)、セグメント損失76百万円(前年同期はセグメント利益18百万円)となりました。
(建材・燃料関連事業)
建材関連事業では、建築需要の増加に伴い建築資材において外壁工事や杭工事等の受渡しが順調に推移しました。燃料関連事業では、原油価格の高値が続いたことによりガソリン等の販売量が伸び悩んだものの、安定した市況により収益面は好調に推移しました。
以上の結果、売上高は328億97百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は5億15百万円(前年同期比59.8%増)となりました。
(海運関連事業)
連結子会社のナラサキスタックス㈱では、鋼材を中心に貨物の取扱いが総じて順調に推移しましたが、胆振東部地震等の自然災害や人手不足等の影響が原価増加の要因となりました。
以上の結果、売上高は134億98百万円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益は1億83百万円(前年同期比
11.3%減)となりました。
(建設機械関連事業)
建設機械関連事業では、首都圏を中心とした再開発工事が引き続き堅調であり、コンクリートポンプ車等の販売が順調に推移しました。
以上の結果、売上高は31億81百万円(前年同期比12.6%増)、セグメント利益は1億27百万円(前年同期比67.5%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は511億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億4百万円の減少となりました。主な要因は、現金及び預金の減少11億44百万円、受取手形及び売掛金の減少5億34百万円、流動資産「その他」に含まれる前渡金の増加19億35百万円であります。
負債は361億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億5百万円の減少となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の減少13億58百万円であります。
純資産は150億60百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億1百万円の増加となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.4ポイント増加し、28.7%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。