四半期報告書-第78期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、景気が急速に悪化し、厳しい状況で推移しました。経済活動は段階的に再開されたものの、新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しが立たないことから、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループでは、新型コロナウイルスへの感染リスクを軽減させるため、テレワークや時差出勤などの対策を講じながら事業活動を継続してまいりました。
当社グループを取り巻く事業環境につきましては、依然として新型コロナウイルスの感染拡大が建設関連投資や貨物輸送に影響を及ぼす一方、製造業の設備投資が抑制される中で半導体関連の設備投資が堅調に推移しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は630億25百万円(前年同期比12.3%減)、営業利益は10億69百万円(前年同期比29.0%減)、経常利益は10億70百万円(前年同期比31.7%減)、特別利益に固定資産売却益3億21百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億14百万円(前年同期比10.4%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、各事業のセグメント利益又はセグメント損失の測定方法を変更しております。以下の前第3四半期連結累計期間との比較分析において、前第3四半期連結累計期間のセグメント利益又はセグメント損失は変更後の測定方法に基づいております。
(電機関連事業)
電機関連事業では、生産設備関連において半導体関連の設備投資が活況であり、レーザ加工機等の販売が好調に推移しました。建築設備関連は需要低迷が続いており、制御機器等の販売が減少しました。
以上の結果、売上高は177億36百万円(前年同期比2.0%増)、セグメント利益は6億27百万円(前年同期比23.0%減)となりました。
(機械関連事業)
機械関連事業では、農業施設関連は順調に推移しましたが、産業機械関連における設備投資計画の中止や延期が大きく影響し、低調な推移となりました。
以上の結果、売上高は45億9百万円(前年同期比29.6%減)、セグメント損失1億52百万円(前年同期はセグメント損失1億15百万円)となりました。
(建材・燃料関連事業)
建材関連事業では、道路・橋梁関連資材の受渡しは順調でしたが、民間建築工事の需要が回復せず、建築関連資材は低調な推移となりました。燃料関連事業では、SS(サービスステーション)でのガソリン販売量は前年を下回ったものの、潤滑油・灯油・海上燃料等の拡販に取り組み、収益面は底堅く推移しました。
以上の結果、売上高は273億97百万円(前年同期比14.4%減)、セグメント利益は4億98百万円(前年同期比8.0%減)となりました。
(海運関連事業)
海運関連事業では、連結子会社のナラサキスタックス(株)において、国内の貨物取扱量は一部に回復の動きが見られるものの、鋼材・木材等建築関係貨物の取扱いが落ち込んでいることなどから、苦戦しました。
以上の結果、売上高は110億59百万円(前年同期比12.5%減)、セグメント利益は59百万円(前年同期比65.6%減)となりました。
(建設機械関連事業)
建設機械関連事業では、先行きの不透明感から設備投資が中止や延期となり、コンクリート関連機械の販売が伸び悩みました。
以上の結果、売上高は23億22百万円(前年同期比31.4%減)、セグメント利益は57百万円(前年同期比45.2%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は485億52百万円となり、前連結会計年度末に比べて14億74百万円の増加となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金、流動資産のその他の増加等により流動資産が16億93百万円増加したことによるものであります。
負債は314億77百万円となり、前連結会計年度末に比べて11億99百万円の増加となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加16億55百万円、賞与引当金の減少3億16百万円であります。
純資産は170億74百万円となり、前連結会計年度末に比べて2億74百万円の増加となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて0.5ポイント減少し、34.3%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、景気が急速に悪化し、厳しい状況で推移しました。経済活動は段階的に再開されたものの、新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しが立たないことから、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループでは、新型コロナウイルスへの感染リスクを軽減させるため、テレワークや時差出勤などの対策を講じながら事業活動を継続してまいりました。
当社グループを取り巻く事業環境につきましては、依然として新型コロナウイルスの感染拡大が建設関連投資や貨物輸送に影響を及ぼす一方、製造業の設備投資が抑制される中で半導体関連の設備投資が堅調に推移しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は630億25百万円(前年同期比12.3%減)、営業利益は10億69百万円(前年同期比29.0%減)、経常利益は10億70百万円(前年同期比31.7%減)、特別利益に固定資産売却益3億21百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億14百万円(前年同期比10.4%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、各事業のセグメント利益又はセグメント損失の測定方法を変更しております。以下の前第3四半期連結累計期間との比較分析において、前第3四半期連結累計期間のセグメント利益又はセグメント損失は変更後の測定方法に基づいております。
(電機関連事業)
電機関連事業では、生産設備関連において半導体関連の設備投資が活況であり、レーザ加工機等の販売が好調に推移しました。建築設備関連は需要低迷が続いており、制御機器等の販売が減少しました。
以上の結果、売上高は177億36百万円(前年同期比2.0%増)、セグメント利益は6億27百万円(前年同期比23.0%減)となりました。
(機械関連事業)
機械関連事業では、農業施設関連は順調に推移しましたが、産業機械関連における設備投資計画の中止や延期が大きく影響し、低調な推移となりました。
以上の結果、売上高は45億9百万円(前年同期比29.6%減)、セグメント損失1億52百万円(前年同期はセグメント損失1億15百万円)となりました。
(建材・燃料関連事業)
建材関連事業では、道路・橋梁関連資材の受渡しは順調でしたが、民間建築工事の需要が回復せず、建築関連資材は低調な推移となりました。燃料関連事業では、SS(サービスステーション)でのガソリン販売量は前年を下回ったものの、潤滑油・灯油・海上燃料等の拡販に取り組み、収益面は底堅く推移しました。
以上の結果、売上高は273億97百万円(前年同期比14.4%減)、セグメント利益は4億98百万円(前年同期比8.0%減)となりました。
(海運関連事業)
海運関連事業では、連結子会社のナラサキスタックス(株)において、国内の貨物取扱量は一部に回復の動きが見られるものの、鋼材・木材等建築関係貨物の取扱いが落ち込んでいることなどから、苦戦しました。
以上の結果、売上高は110億59百万円(前年同期比12.5%減)、セグメント利益は59百万円(前年同期比65.6%減)となりました。
(建設機械関連事業)
建設機械関連事業では、先行きの不透明感から設備投資が中止や延期となり、コンクリート関連機械の販売が伸び悩みました。
以上の結果、売上高は23億22百万円(前年同期比31.4%減)、セグメント利益は57百万円(前年同期比45.2%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は485億52百万円となり、前連結会計年度末に比べて14億74百万円の増加となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金、流動資産のその他の増加等により流動資産が16億93百万円増加したことによるものであります。
負債は314億77百万円となり、前連結会計年度末に比べて11億99百万円の増加となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加16億55百万円、賞与引当金の減少3億16百万円であります。
純資産は170億74百万円となり、前連結会計年度末に比べて2億74百万円の増加となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて0.5ポイント減少し、34.3%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。