四半期報告書-第81期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和に伴い社会経済活動の正常化が進み、緩やかな回復基調で推移しました。一方、国際情勢の緊迫化、資源・エネルギー価格の高騰、急激な円安の進行や物価上昇などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続きました。
このような状況の中、当社グループは中期経営計画“Dash Forward 2023”の最終年度を迎えました。事業環境が劇的に変化する中、「全社員が自らの感性を磨き、変革を進めるとともに、新分野/新事業の創造を図り、企業として成長し続ける」ことをテーマに、中期経営計画に掲げた基本戦略を着実に実行することにより、企業としての質を一段と高めてまいります。また、コンプライアンスの徹底並びにコーポレートガバナンスの充実を引き続き経営の最重要課題と位置付け、すべてのステークホルダーの皆様や社会から信頼される企業グループを築き上げてまいります。
当第1四半期連結累計期間の売上高は214億74百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は2億15百万円(前年同期比27.1%増)、経常利益は2億63百万円(前年同期比22.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億62百万円(前年同期比21.5%増)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。
(電機関連事業)
建築設備分野では旺盛な需要が続いており、また、製品の供給不足が改善傾向にあることから、制御機器、空調機器などの販売が順調に推移しました。一方、生産設備分野では半導体・電子部品の停滞により需要が落ち込み、低調に推移しました。
以上の結果、売上高は52億97百万円(前年同期比3.4%減)、セグメント利益は1億23百万円(前年同期比26.0%減)となりました。
(機械関連事業)
農業施設分野、産業機械分野では効率化・省人化投資等の受注が伸長しました。また、農業施設分野における大型案件などの受渡しが順調に推移しました。
以上の結果、売上高は19億86百万円(前年同期比172.8%増)、セグメント利益は2百万円(前年同期はセグメント損失1億24百万円)となりました。
(建設・エネルギー関連事業)
建材分野では、道路・橋梁資材や北海道新幹線工事等のセメント、生コンの出荷が順調に推移しましたが、建築工事の遅延により外壁等の受渡しは低調でした。建設機械分野では、コンクリート関連機械の長納期化や製品価格の上昇により、新規引合いが減少しました。エネルギー分野では、ガソリンなどの販売量が増加した一方、収益面において価格競争の影響を受けました。
以上の結果、売上高は102億5百万円(前年同期比4.0%増)、セグメント利益は35百万円(前年同期比44.4%減)となりました。
(海運関連事業)
連結子会社のナラサキスタックス(株)では、札幌地区の再開発工事の遅れ等により鋼材などの荷動きが鈍く、新規貨物の獲得に努めたものの、貨物取扱量は伸び悩みました。
以上の結果、売上高は39億86百万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益は53百万円(前年同期比15.0%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は492億99百万円となり、前連結会計年度末に比べて29億76百万円の減少となりました。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産の減少30億8百万円、現金及び預金の減少19億37百万円、電子記録債権の増加15億90百万円であります。
負債は281億28百万円となり、前連結会計年度末に比べて28億81百万円の減少となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の減少27億79百万円であります。
純資産は211億71百万円となり、前連結会計年度末に比べて94百万円の減少となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて2.2ポイント増加し、41.9%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和に伴い社会経済活動の正常化が進み、緩やかな回復基調で推移しました。一方、国際情勢の緊迫化、資源・エネルギー価格の高騰、急激な円安の進行や物価上昇などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続きました。
このような状況の中、当社グループは中期経営計画“Dash Forward 2023”の最終年度を迎えました。事業環境が劇的に変化する中、「全社員が自らの感性を磨き、変革を進めるとともに、新分野/新事業の創造を図り、企業として成長し続ける」ことをテーマに、中期経営計画に掲げた基本戦略を着実に実行することにより、企業としての質を一段と高めてまいります。また、コンプライアンスの徹底並びにコーポレートガバナンスの充実を引き続き経営の最重要課題と位置付け、すべてのステークホルダーの皆様や社会から信頼される企業グループを築き上げてまいります。
当第1四半期連結累計期間の売上高は214億74百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は2億15百万円(前年同期比27.1%増)、経常利益は2億63百万円(前年同期比22.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億62百万円(前年同期比21.5%増)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。
(電機関連事業)
建築設備分野では旺盛な需要が続いており、また、製品の供給不足が改善傾向にあることから、制御機器、空調機器などの販売が順調に推移しました。一方、生産設備分野では半導体・電子部品の停滞により需要が落ち込み、低調に推移しました。
以上の結果、売上高は52億97百万円(前年同期比3.4%減)、セグメント利益は1億23百万円(前年同期比26.0%減)となりました。
(機械関連事業)
農業施設分野、産業機械分野では効率化・省人化投資等の受注が伸長しました。また、農業施設分野における大型案件などの受渡しが順調に推移しました。
以上の結果、売上高は19億86百万円(前年同期比172.8%増)、セグメント利益は2百万円(前年同期はセグメント損失1億24百万円)となりました。
(建設・エネルギー関連事業)
建材分野では、道路・橋梁資材や北海道新幹線工事等のセメント、生コンの出荷が順調に推移しましたが、建築工事の遅延により外壁等の受渡しは低調でした。建設機械分野では、コンクリート関連機械の長納期化や製品価格の上昇により、新規引合いが減少しました。エネルギー分野では、ガソリンなどの販売量が増加した一方、収益面において価格競争の影響を受けました。
以上の結果、売上高は102億5百万円(前年同期比4.0%増)、セグメント利益は35百万円(前年同期比44.4%減)となりました。
(海運関連事業)
連結子会社のナラサキスタックス(株)では、札幌地区の再開発工事の遅れ等により鋼材などの荷動きが鈍く、新規貨物の獲得に努めたものの、貨物取扱量は伸び悩みました。
以上の結果、売上高は39億86百万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益は53百万円(前年同期比15.0%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は492億99百万円となり、前連結会計年度末に比べて29億76百万円の減少となりました。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産の減少30億8百万円、現金及び預金の減少19億37百万円、電子記録債権の増加15億90百万円であります。
負債は281億28百万円となり、前連結会計年度末に比べて28億81百万円の減少となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の減少27億79百万円であります。
純資産は211億71百万円となり、前連結会計年度末に比べて94百万円の減少となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて2.2ポイント増加し、41.9%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。