四半期報告書-第24期第2四半期(平成31年2月1日-平成31年4月30日)
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2018年11月1日から2019年4月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかな景気回復基調となりました。
外食産業におきましては、競合他社の積極的な出店による影響や、労働需給ひっ迫に伴う人件費の上昇に加え、中食市場の伸長もあり、引き続き厳しい環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループは『食の戦前回帰』を企業理念とし、添加物を含まない、素材そのものの味わいを求め、「食」が安心・安全だった戦前のバランスの取れた理想的で健康的な食生活を取り戻すという理念のもと、創業以来全食材から『四大添加物(化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料)』を完全に排除した商品を開発・提供してまいりました。うどんや茶碗蒸しに使うだしはコストと手間をかけ基本に忠実に1日数回、各店舗で昆布やカツオなどからとっております。上品でくせの無い、加工品では出すことのできない鮮度の高い天然のだしは、お子様にも安心な、自然でやさしい味わいと、多くのお客様にご好評をいただいております。また、出来立ての商品をすばやく提供できる「オーダーレーン」、特許取得済の菌やウイルスから商品を守り、鮮度を保つ寿司キャップ「鮮度くん」などを活用し、お客様に安心・安全にお食事いただけるよう「見えないところを大切に」商品提供しております。このような取り組みは『無添(むてん)くら寿司』のブランド構築に繋がるものと考えております。
当第2四半期連結累計期間におきましても、お客様の満足度を高めるべくさまざまな商品提案を行いました。
2019年3月には、「さかな100%プロジェクト」(天然魚を無駄なく活用する取り組み)から生まれたハンバーガー、KURA BURGER(税抜250円)を大手回転すしチェーンとして初めて発売いたしました。
販売促進面におきましては、2019年2月に「かにとふぐとのどぐろフェア」、3月に「旬の極みシリーズ第一弾、天然くえvs大とろフェア」、4月には「旬の極みシリーズ第二弾、厚切り桜鯛」などを実施いたしました。また、フェアに合わせてお皿5枚で1回ゲームができる「ビッくらポン!」の景品として人気アニメ「名探偵コナン」などのグッズが当たるキャンペーンを実施いたしました。
店舗開発につきましては、国内9店舗、米国3店舗、台湾2店舗の計14店舗を出店いたしました。米国、台湾とも引き続き戦略的な出店を行い、日本の食文化の海外発信に努めてまいります。
当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、全て直営で467店舗(「無添蔵」4店舗、「くら天然魚市場」1店舗、米国20店舗、台湾16店舗を含む)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は663億92百万円、経常利益27億23百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億13百万円となりました。
なお、当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産総額は、609億53百万円となり、前連結会計年度末と比較して18億85百万円の増加となりました。これは、主に原材料及び貯蔵品が3億76百万円、その他の流動資産が5億9百万円、有形固定資産が7億22百万円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して4百万円増加し、197億97百万円となりました。これは、主に買掛金が4億72百万円増加した一方で、未払法人税等が3億43百万円、リース債務が1億39百万円減少したこと等によるものであります。
純資産につきましては、資本剰余金が3億16百万円、利益剰余金が11億20百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して18億80百万円増加し、411億55百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが28億28百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが24億51万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが6億81百万円の支出となりました。この結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)残高は、期首より3億8百万円減少し、161億43百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は28億28百万円(前年同期比47.5%減)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が26億98百万円となり、減価償却費が19億36百万円あった一方で、未払消費税等の減少が2億19百万円、法人税等の支払が12億23百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は24億51百万円(前年同期比31.1%増)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が18億74百万円、貸付けによる支出が3億58百万円、差入保証金の差入による支出が1億60百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は6億81百万円(前年同期比51.1%減)となりました。これは、リース債務の返済による支出が8億15百万円、配当金の支払が5億90百万円あった一方で、連結子会社の第三者割当増資による収入が7億25百万円あったことによるものであります。
(4)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間(2018年11月1日から2019年4月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかな景気回復基調となりました。
外食産業におきましては、競合他社の積極的な出店による影響や、労働需給ひっ迫に伴う人件費の上昇に加え、中食市場の伸長もあり、引き続き厳しい環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループは『食の戦前回帰』を企業理念とし、添加物を含まない、素材そのものの味わいを求め、「食」が安心・安全だった戦前のバランスの取れた理想的で健康的な食生活を取り戻すという理念のもと、創業以来全食材から『四大添加物(化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料)』を完全に排除した商品を開発・提供してまいりました。うどんや茶碗蒸しに使うだしはコストと手間をかけ基本に忠実に1日数回、各店舗で昆布やカツオなどからとっております。上品でくせの無い、加工品では出すことのできない鮮度の高い天然のだしは、お子様にも安心な、自然でやさしい味わいと、多くのお客様にご好評をいただいております。また、出来立ての商品をすばやく提供できる「オーダーレーン」、特許取得済の菌やウイルスから商品を守り、鮮度を保つ寿司キャップ「鮮度くん」などを活用し、お客様に安心・安全にお食事いただけるよう「見えないところを大切に」商品提供しております。このような取り組みは『無添(むてん)くら寿司』のブランド構築に繋がるものと考えております。
当第2四半期連結累計期間におきましても、お客様の満足度を高めるべくさまざまな商品提案を行いました。
2019年3月には、「さかな100%プロジェクト」(天然魚を無駄なく活用する取り組み)から生まれたハンバーガー、KURA BURGER(税抜250円)を大手回転すしチェーンとして初めて発売いたしました。
販売促進面におきましては、2019年2月に「かにとふぐとのどぐろフェア」、3月に「旬の極みシリーズ第一弾、天然くえvs大とろフェア」、4月には「旬の極みシリーズ第二弾、厚切り桜鯛」などを実施いたしました。また、フェアに合わせてお皿5枚で1回ゲームができる「ビッくらポン!」の景品として人気アニメ「名探偵コナン」などのグッズが当たるキャンペーンを実施いたしました。
店舗開発につきましては、国内9店舗、米国3店舗、台湾2店舗の計14店舗を出店いたしました。米国、台湾とも引き続き戦略的な出店を行い、日本の食文化の海外発信に努めてまいります。
当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、全て直営で467店舗(「無添蔵」4店舗、「くら天然魚市場」1店舗、米国20店舗、台湾16店舗を含む)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は663億92百万円、経常利益27億23百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億13百万円となりました。
なお、当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産総額は、609億53百万円となり、前連結会計年度末と比較して18億85百万円の増加となりました。これは、主に原材料及び貯蔵品が3億76百万円、その他の流動資産が5億9百万円、有形固定資産が7億22百万円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して4百万円増加し、197億97百万円となりました。これは、主に買掛金が4億72百万円増加した一方で、未払法人税等が3億43百万円、リース債務が1億39百万円減少したこと等によるものであります。
純資産につきましては、資本剰余金が3億16百万円、利益剰余金が11億20百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して18億80百万円増加し、411億55百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが28億28百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが24億51万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが6億81百万円の支出となりました。この結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)残高は、期首より3億8百万円減少し、161億43百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は28億28百万円(前年同期比47.5%減)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が26億98百万円となり、減価償却費が19億36百万円あった一方で、未払消費税等の減少が2億19百万円、法人税等の支払が12億23百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は24億51百万円(前年同期比31.1%増)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が18億74百万円、貸付けによる支出が3億58百万円、差入保証金の差入による支出が1億60百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は6億81百万円(前年同期比51.1%減)となりました。これは、リース債務の返済による支出が8億15百万円、配当金の支払が5億90百万円あった一方で、連結子会社の第三者割当増資による収入が7億25百万円あったことによるものであります。
(4)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。