四半期報告書-第25期第2四半期(令和2年2月1日-令和2年4月30日)
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年11月1日から2020年4月30日)におけるわが国経済は、2019年10月の消費税増税の影響から年末にかけて消費に弱さが見えていたところに、2020年2月以降、新型コロナウイルスの感染拡大による、社会、経済活動の急速かつ大幅な減退に見舞われました。
外食産業におきましても、2020年2月以降、新型コロナウイルスの感染者拡大防止へ向け、各種イベントの中止や外出自粛要請が行われ、2020年4月の政府による「緊急事態宣言」の発令後は飲食店に対する営業時間の短縮要請が加わり、過去に例のない厳しい状況となりました。
このような状況のもと当社では、2020年2月に、天然魚を使用した「旬の海鮮丼(税抜500円)」や「季節の天丼(税抜500円)」をラインナップした「感動のくらランチ」を発売。圧倒的なコストパフォーマンスによって、ランチタイムのお客様に大変ご好評をいただき、平日昼間の売上高を拡大することができました。
新型コロナウイルス感染症拡大による影響が本格化した後は、外出を控え、家庭で過ごすことが多くなった消費者のライフスタイルの変化に迅速に対応し、「おうちでくら寿司セット」や「お子様セット」など、ご家庭で楽しく過ごせる新メニューの投入や、「ネットで社長のジャンケン大会」によりお持ち帰りへの注目を高めるなどの新施策を展開、4月のお持ち帰り売上高を前年比約2倍に拡大いたしました。一方で店舗運営におきましては、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、レジ前、テーブル間に抗菌ビニールシートの設置や、カウンター席の間仕切りに加え、テーブル入れ替わり時の消毒を備品の一つ一つにまで徹底するなど、これまで以上に衛生管理や店舗スタッフの健康管理、店内の消毒などを強化いたしました。
店舗開発につきましては、国内16店舗、米国2店舗、台湾4店舗の計22店舗を出店。当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、全て直営で507店舗(「無添蔵」4店舗、「くら天然魚市場」1店舗、米国25店舗、台湾24店舗を含む)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は653億42百万円、経常損失86百万円となり、また、特別損失として店舗の減損損失365百万円、繰延税金資産の取崩592百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は9億59百万円となりました。
なお、当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産総額は、722億52百万円となり、前連結会計年度末と比較して40億36百万円の増加となりました。これは、主に現金及び預金が70億5百万円減少した一方で、有形固定資産が112億2百万円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して54億82百万円増加し、264億87百万円となりました。これは、主にリース債務が78億95百万円増加した一方で、買掛金が17億94百万円、未払法人税等が9億98百万円減少したこと等によるものであります。
純資産につきましては、利益剰余金が17億49百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して14億45百万円減少し、457億65百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが7億34百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが46億56百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが18億73百万円の支出となりました。この結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)残高は、期首より70億5百万円減少し、139億60百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は7億34百万円(前年同期は28億28百万円の収入)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純損失が4億29百万円となり、減価償却費が25億52百万円あった一方で、仕入債務の減少が18億7百万円、法人税等の支払額が10億37百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は46億56百万円(前年同期比90.0%増)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が39億58百万円、貸付けによる支出が3億13百万円、差入保証金の差入による支出が2億86百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は18億73百万円(前年同期比175.0%増)となりました。これは、リース債務の返済による支出が10億86百万円、配当金の支払が7億87百万円あったことによるものであります。
(4)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間(2019年11月1日から2020年4月30日)におけるわが国経済は、2019年10月の消費税増税の影響から年末にかけて消費に弱さが見えていたところに、2020年2月以降、新型コロナウイルスの感染拡大による、社会、経済活動の急速かつ大幅な減退に見舞われました。
外食産業におきましても、2020年2月以降、新型コロナウイルスの感染者拡大防止へ向け、各種イベントの中止や外出自粛要請が行われ、2020年4月の政府による「緊急事態宣言」の発令後は飲食店に対する営業時間の短縮要請が加わり、過去に例のない厳しい状況となりました。
このような状況のもと当社では、2020年2月に、天然魚を使用した「旬の海鮮丼(税抜500円)」や「季節の天丼(税抜500円)」をラインナップした「感動のくらランチ」を発売。圧倒的なコストパフォーマンスによって、ランチタイムのお客様に大変ご好評をいただき、平日昼間の売上高を拡大することができました。
新型コロナウイルス感染症拡大による影響が本格化した後は、外出を控え、家庭で過ごすことが多くなった消費者のライフスタイルの変化に迅速に対応し、「おうちでくら寿司セット」や「お子様セット」など、ご家庭で楽しく過ごせる新メニューの投入や、「ネットで社長のジャンケン大会」によりお持ち帰りへの注目を高めるなどの新施策を展開、4月のお持ち帰り売上高を前年比約2倍に拡大いたしました。一方で店舗運営におきましては、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、レジ前、テーブル間に抗菌ビニールシートの設置や、カウンター席の間仕切りに加え、テーブル入れ替わり時の消毒を備品の一つ一つにまで徹底するなど、これまで以上に衛生管理や店舗スタッフの健康管理、店内の消毒などを強化いたしました。
店舗開発につきましては、国内16店舗、米国2店舗、台湾4店舗の計22店舗を出店。当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、全て直営で507店舗(「無添蔵」4店舗、「くら天然魚市場」1店舗、米国25店舗、台湾24店舗を含む)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は653億42百万円、経常損失86百万円となり、また、特別損失として店舗の減損損失365百万円、繰延税金資産の取崩592百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は9億59百万円となりました。
なお、当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産総額は、722億52百万円となり、前連結会計年度末と比較して40億36百万円の増加となりました。これは、主に現金及び預金が70億5百万円減少した一方で、有形固定資産が112億2百万円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して54億82百万円増加し、264億87百万円となりました。これは、主にリース債務が78億95百万円増加した一方で、買掛金が17億94百万円、未払法人税等が9億98百万円減少したこと等によるものであります。
純資産につきましては、利益剰余金が17億49百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して14億45百万円減少し、457億65百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが7億34百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが46億56百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが18億73百万円の支出となりました。この結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)残高は、期首より70億5百万円減少し、139億60百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は7億34百万円(前年同期は28億28百万円の収入)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純損失が4億29百万円となり、減価償却費が25億52百万円あった一方で、仕入債務の減少が18億7百万円、法人税等の支払額が10億37百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は46億56百万円(前年同期比90.0%増)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が39億58百万円、貸付けによる支出が3億13百万円、差入保証金の差入による支出が2億86百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は18億73百万円(前年同期比175.0%増)となりました。これは、リース債務の返済による支出が10億86百万円、配当金の支払が7億87百万円あったことによるものであります。
(4)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。