四半期報告書-第24期第1四半期(平成30年11月1日-平成31年1月31日)

【提出】
2019/03/15 15:09
【資料】
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【項目】
25項目
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2018年11月1日から2019年1月31日)におけるわが国経済は、海外を中心としたリスクの高まりにより企業業績に陰りが見受けられ、長期間にわたる景気回復基調は足踏み状態となりました。
外食産業におきましては、引き続き人件費・原材料費等のコスト上昇や中食などの業態を超えた顧客獲得競争の激化により厳しい環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループは『食の戦前回帰』を企業理念とし、添加物を含まない、素材そのものの味わいを求め、「食」が安心・安全だった戦前のバランスの取れた理想的で健康的な食生活を取り戻すという理念のもと、創業以来全食材から『四大添加物(化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料)』を完全に排除した商品を開発・提供してまいりました。うどんや茶碗蒸しに使うだしはコストと手間をかけ基本に忠実に1日数回、各店舗で昆布やカツオなどからとっております。上品でくせの無い、加工品では出すことのできない鮮度の高い天然のだしは、お子様にも安心な、自然でやさしい味わいと、多くのお客様にご好評をいただいております。
販売促進として、「極上かにとのどぐろフェア」、「極上とろフェア」などのフェアを毎月実施致しました。また、フェアに合わせて人気アニメ「ドラゴンボール超」のグッズが当たるキャンペーンを実施致しました。
店舗開発につきましては、国内5店舗、米国1店舗、台湾2店舗の計8店舗を出店いたしました。米国、台湾とも引き続き戦略的な出店を行い、日本の食文化の海外発信に努めてまいります。
当第1四半期連結会計期間末の店舗数は、全て直営で462店舗(「無添蔵」4店舗、「くら天然魚市場」1店舗、米国19店舗、台湾16店舗を含む)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高335億4百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益12億10百万円(同30.7%減)、経常利益13億93百万円(同23.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億30百万円(同29.0%減)となりました。
当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産総額は、590億12百万円となり、前連結会計年度末と比較して56百万円減少いたしました。これは、主に現金及び預金が7億48百万円減少した一方で、有形固定資産が4億94百万円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して3億75百万円減少し、194億17百万円となりました。これは、主に買掛金が1億52百万円、未払金が92百万円、流動負債のその他が2億96百万円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が8億73百万円減少したこと等によるものであります。
純資産につきましては、利益剰余金が2億30百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して3億20百万円増加し、395億95百万円となりました。
(3)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。