四半期報告書-第55期第1四半期(平成31年3月1日-令和1年5月31日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年3月1日~2019年5月31日)におけるわが国の経済は、輸出や生産の弱さが続いているものの、雇用・所得環境の改善や個人消費の持ち直しを背景に、全体としては緩やかな回復基調が続いていました。しかしながら、米中貿易摩擦の長期化や中国、欧州の景気減速への懸念が一層強まったことにより、依然として先行き不透明な状況が続いておりました。
このような状況の中、当社グループは経営理念「しあわせ社会学の確立と実践」のもと、主力事業である定期便(コレクション)事業の構造強化と次代を担う新たな事業の育成に取り組んでまいりました。
定期便(コレクション)事業では、引き続き顧客との共感をベースにした価値の提供と継続的な関係性を軸としたクラスターマーケティングへの転換を進めており、当第1四半期連結累計期間も顧客との接点を重視したマーケティング・コミュニケーションを実施しております。
当第1四半期連結累計期間においては、「Live in comfort(リブ イン コンフォート)」及び「MEDE19F(メデ・ジュウキュウ)」などのファッションブランドの受注が好調に推移し、ファッション事業全体の売上げは前年同期を上回りました。また、人気キャラクターとのコラボ商品についても、各種広告メディアで取り上げられたことやアイテム数を増加させたことが奏功し、売上げも前年同期を上回りました。定期便(コレクション)事業全体でも、顧客の購入単価が増加したことで受注は前年を上回って推移いたしましたが、若干の出荷の遅れもあり当第1四半期連結累計期間の売上げは前年同期を下回りました。
新規事業分野では、当社の保有リソースや資産を活用したB2B事業が伸長しました。特に物流及びEC支援事業は、店舗配送支援や当社物流システムとのAPI連携の強化などサービスメニューを拡張したことで、前年同期に比べて売上げを大きく伸長させました。また、当社の定期便プラットフォームに取引先事業者が出品・出稿できる「FELISSIMO PARTNERS(フェリシモパートナーズ)」事業の売上げも伸長したことで、新規事業分野全体の売上げも前年同期を上回りました。
これらの活動の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、6,864百万円(前年同期比 1.9%減)となりました。売上高が前年同期を下回ったのは、主に当期間中の定期便(コレクション)事業の出荷ペースの差によるものです。売上高の減少により返品調整引当金繰入額及び戻入額調整後の売上総利益は3,691百万円(前年同期比 2.0%減)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、送料値上げの影響による販売費の増加や設備費の増加により3,662百万円(前年同期比 2.2%増)となりました。これらの結果、営業利益は29百万円(前年同期比 84.2%減)となりました。
営業外損益では、受取利息等による営業外収益を24百万円計上した一方、為替差損等による営業外費用を21百万円計上したことにより、経常利益は32百万円(前年同期比 85.4%減)となりました。
これらの結果、税金等調整前四半期純利益は40百万円(前年同期比 81.7%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は35百万円(前年同期比 83.7%減)となりました。
② 財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ155百万円減少し、30,503百万円となりました。これは主に商品の増加469百万円に対し、現金及び預金の減少662百万円となったこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末と比べ155百万円減少し、13,693百万円となりました。これは主に電子記録債務の減少217百万円及び支払信託の減少323百万円に対し、支払手形及び買掛金の増加277百万円となったこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ0百万円増加し、16,809百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を35百万円計上した一方、剰余金の配当34百万円を行ったことにより利益剰余金の増加1百万円となったこと等によるものであります。
(2)経営方針、経営戦略並びに事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針、経営戦略並びに事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更等はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
① 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年3月1日~2019年5月31日)におけるわが国の経済は、輸出や生産の弱さが続いているものの、雇用・所得環境の改善や個人消費の持ち直しを背景に、全体としては緩やかな回復基調が続いていました。しかしながら、米中貿易摩擦の長期化や中国、欧州の景気減速への懸念が一層強まったことにより、依然として先行き不透明な状況が続いておりました。
このような状況の中、当社グループは経営理念「しあわせ社会学の確立と実践」のもと、主力事業である定期便(コレクション)事業の構造強化と次代を担う新たな事業の育成に取り組んでまいりました。
定期便(コレクション)事業では、引き続き顧客との共感をベースにした価値の提供と継続的な関係性を軸としたクラスターマーケティングへの転換を進めており、当第1四半期連結累計期間も顧客との接点を重視したマーケティング・コミュニケーションを実施しております。
当第1四半期連結累計期間においては、「Live in comfort(リブ イン コンフォート)」及び「MEDE19F(メデ・ジュウキュウ)」などのファッションブランドの受注が好調に推移し、ファッション事業全体の売上げは前年同期を上回りました。また、人気キャラクターとのコラボ商品についても、各種広告メディアで取り上げられたことやアイテム数を増加させたことが奏功し、売上げも前年同期を上回りました。定期便(コレクション)事業全体でも、顧客の購入単価が増加したことで受注は前年を上回って推移いたしましたが、若干の出荷の遅れもあり当第1四半期連結累計期間の売上げは前年同期を下回りました。
新規事業分野では、当社の保有リソースや資産を活用したB2B事業が伸長しました。特に物流及びEC支援事業は、店舗配送支援や当社物流システムとのAPI連携の強化などサービスメニューを拡張したことで、前年同期に比べて売上げを大きく伸長させました。また、当社の定期便プラットフォームに取引先事業者が出品・出稿できる「FELISSIMO PARTNERS(フェリシモパートナーズ)」事業の売上げも伸長したことで、新規事業分野全体の売上げも前年同期を上回りました。
これらの活動の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、6,864百万円(前年同期比 1.9%減)となりました。売上高が前年同期を下回ったのは、主に当期間中の定期便(コレクション)事業の出荷ペースの差によるものです。売上高の減少により返品調整引当金繰入額及び戻入額調整後の売上総利益は3,691百万円(前年同期比 2.0%減)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、送料値上げの影響による販売費の増加や設備費の増加により3,662百万円(前年同期比 2.2%増)となりました。これらの結果、営業利益は29百万円(前年同期比 84.2%減)となりました。
営業外損益では、受取利息等による営業外収益を24百万円計上した一方、為替差損等による営業外費用を21百万円計上したことにより、経常利益は32百万円(前年同期比 85.4%減)となりました。
これらの結果、税金等調整前四半期純利益は40百万円(前年同期比 81.7%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は35百万円(前年同期比 83.7%減)となりました。
② 財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ155百万円減少し、30,503百万円となりました。これは主に商品の増加469百万円に対し、現金及び預金の減少662百万円となったこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末と比べ155百万円減少し、13,693百万円となりました。これは主に電子記録債務の減少217百万円及び支払信託の減少323百万円に対し、支払手形及び買掛金の増加277百万円となったこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ0百万円増加し、16,809百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を35百万円計上した一方、剰余金の配当34百万円を行ったことにより利益剰余金の増加1百万円となったこと等によるものであります。
(2)経営方針、経営戦略並びに事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針、経営戦略並びに事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更等はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。