四半期報告書-第17期第1四半期(平成26年3月1日-平成26年5月31日)

【提出】
2014/07/11 15:58
【資料】
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【項目】
22項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策等を背景に緩やかな回復傾向が続きましたが、物価上昇や消費税増税による消費減退が懸念されるなど先行きは不透明な状況のまま推移いたしました。
外食産業におきましては、外食機会増加やデフレ脱却の兆しがあるものの顧客確保のための企業間競争は激しさを増し、原材料価格の高騰や採用難による収益圧迫が懸念されるなど取り巻く環境は引き続き厳しいものとなっております。
このような状況のもと、当社は2014年度から2016年度を「足場固めの3年間」と定め、目前に控えた100店舗体制を支える強い企業基盤の構築をめざし「中期経営計画(2014年~2016年)」を策定いたしました。その初年度となる当事業年度におきましては、経営方針を「動(DO)」とし、役割と責任の所在を明確にしてプロとして自らが率先して行動することにより、「優秀な人財の確保」「既存店の改装・改修の実施」「販売価格の死守」を骨子とした施策を展開し、基盤構築に向け着実に歩を進めております。
さらに、店舗力向上を図ったQ・S・C・Aの磨き上げの徹底、メンバーズカードへの入会促進やSNS活用による販売促進策等、当社が継続的に実施しておりますこれら施策についても引き続き注力してまいりました結果、既存店の対前年比につきましては、売上高101.7%、客数102.4%となりました。
これらの結果、当第1四半期累計期間の売上高は2,288百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は195百万円(前年同期比17.4%減)、経常利益は194百万円(前年同期比19.3%減)、四半期純利益は116百万円(前年同期比20.1%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて157百万円増加し、4,459百万円となりました。
流動資産は前事業年度末に比べて221百万円増加し、1,879百万円となりました。これは主に現金及び預金が増加したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べて64百万円減少し、2,580百万円となりました。これは主に減価償却等に伴い有形固定資産が減少したことによるものであります。
負債は前事業年度末に比べて145百万円増加し、1,969百万円となりました。これは主に未払法人税等が減少したものの、買掛金、未払金及び未払費用が増加したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べて11百万円増加し、2,490百万円となりました。これは主に配当金の支払により105百万円減少したものの、四半期純利益116百万円を計上したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。