四半期報告書-第18期第1四半期(平成27年3月1日-平成27年5月31日)

【提出】
2015/07/15 10:37
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【項目】
21項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、政府及び日銀の景気対策等により企業収益や雇用情勢に改善がみられ、緩やかな回復傾向が続きましたが、円安に伴う物価上昇等により個人消費の持ち直しの動きに鈍さがみられるなど、先行き不透明な状況が続いております。
外食産業におきましては、原材料価格の高騰や人件費の上昇に加え、業種・業態を超えた顧客獲得競争が激化するなど、経営環境は依然として厳しいものとなっております。
このような状況のもと、当社は2014年度から2016年度を「足場固めの3年間」と定め、昨年度より、目前に控えた100店舗体制を支える強い企業基盤の構築を目指し「中期経営計画(2014年~2016年)」の実現に努めてまいりました。その2年目となる当事業年度におきましては、経営方針を「人」と定め、個々のスキルアップを推進しそれらを結集することで大きな力を生み出すことにより「人財の獲得」「既存店の改装・改修の実施」「メニュー価値創造」を骨子とした施策を展開しております。
また、本部での集合研修によるクルー(アルバイト)教育や衛生管理の強化といったQ・S・C・Aの磨き上げの徹底、メンバーズカード会員への入会促進などを実施したことにより業績は堅調に推移しております。しかしながら既存店の売上高対前年比につきましては、サッカーイベント等の影響による昨年度の好結果には及ばず99.8%となり、客数につきましては101.0%となりました。
これらの結果、当第1四半期累計期間の売上高は2,342百万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は199百万円(前年同期比2.1%増)、経常利益は198百万円(前年同期比1.8%増)、四半期純利益は116百万円(前年同期比0.1%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて75百万円増加し、4,770百万円となりました。
流動資産は前事業年度末に比べて78百万円増加し、2,095百万円となりました。これは主に原材料及び貯蔵品が増加したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べて3百万円減少し、2,675百万円となりました。これは主に長期繰延税金資産が減少したことによるものであります。
負債は前事業年度末に比べて63百万円増加し、2,005百万円となりました。これは主に未払法人税等が減少したものの、買掛金及び未払費用が増加したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べて11百万円増加し、2,765百万円となりました。これは主に配当金の支払により105百万円減少したものの、四半期純利益116百万円を計上したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。